2024/09/16
花野をゆけば(ヌスビトハギ)
盛り上がりうねる野萩やうすくれなひ
乱れ咲き畦にこぼるる盗人萩
楚々として荒草のなか盗人萩
こんな優しい色の優雅な花を、なんで盗人萩ち呼ぶのだろうと不思議に思っていた。 生い茂る雑草の中のひともとの盗人萩は、荒くれに囲まれた乙女のように見えた。
盗人萩という名前は、なんでも実の形からの連想らしい。
まるで泥棒が取りつくかのごとく果実がくっつくから。
果実の形が、つま先であるく盗人の足跡のようにみえるから。
などの説がある。
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タラの写真を整理しているうちに写真に興味をもち、カメラを持って歩くうちに俳句を作りたくなりました。
2024/09/16
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