タラちゃんとの２０年と俳句

2024/07/23

西脇散策　変わりゆく街並

栄えいし蔵の片かげ路地涼し


色褪せし閉店の幡かぜ暑し


変わりゆく街並どっしり青き嶺











来住家住宅の近くに、かつて播州織物の取引の中心だった商社の蔵が残っていた。 その蔵のすぐ近くにある大きな陶器店には、色あせた閉店セールの幡が何本も風に翻っていた。 播州織で繁栄していたころには、きっと高価な陶器がたくさん売れていたのだろう。 産業が下火になると、街はどんどんかわっていくのだろうか？ 町の人も行政もがんばっているのに。 無料の公開施設やコミュニティセンター、美術館などまちのあちこちに努力の跡がある。 織物や染色のまちで育った芸術家たちも協力しているのに、この人のすくなさは？

最近、掃除機を買い替えた。今まではダイソーだったが、アマゾンと楽天で1位だった三菱にしてみた。 価格はダイキンの半分くらいだったから期待していなかったのだが、軽くて吸引力も強い。 紙パックを買わなければならないが、手入れが簡単。日本家電は滅多に使わないような機能を付けて高価なために売れなかったそうだが、ひょっとして持ち直すかもしれないと希望的観測をいだいた。世の中は常に流動的。 今の停滞した流れが変わりますように。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　


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