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狩猟犬サツマビーグルのつぶやき: 2024年10月

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2024年10月

2024年10月30日 (水)

猟期前の猟犬事情!

毎年、10月中旬ごろから、我々サツマへの問い合わせが多くなります。

その多くは、仔犬ではなく「成犬は居ないか・・」と言う問い合わせです。

ご主人様は、「居ないかと言われると、犬は居るが出す犬は居ない」と返答されています。

話の中で、「シカを1時間ほど追える若犬でも良い・・」との事ですが、これにも同じ返答をされています。

また、ご主人様が「出すとしたら幾らで購入しますか」と逆質問しますと、20万~30万が殆どです。

猟期が始まる前に、良い犬を出す人なんか居ないですよ・・と忠告をしてあげています。

昨年も当ブログで紹介しましたが、我々が通っています猟場「神山町」で若いハンターがプロットハウンドとサツマ系ビーグルのミックス牡3才(?)をを連れ、猟場に先に来られていました。

本日は、ご参考までその時の様子を紹介しますので、猟期前の成犬購入が如何に無駄であるかをご覧ください・・。

この猟場は、我々のホームグランドで一年中訓練でシカを追い回している所で、可成りの猟芸が無いと捕獲には至らないと思います。

若いハンターから、「今犬を入れましたがシカは居なかったので帰ります・・」と言われましたので、ご主人様が「じゃ、この猟場に犬を入れても良いですか・・」と聞きますと「良いですが犬は何ですか・・と、猟車「デッキバン」の荷台に積んである輸送箱を覗き込み「ひょっとしてサツマビーグルですか」との問いかけにご主人様が「そうです」と返答しますと・・

「ひょっとして石井町のKさんですか」と問われ、「そうです」と返答されました。

若いハンターは、先輩猟師から「神山町は石井からKさんがサツマを一年中訓練しているので、並みの犬では歯が立たない」・・と言われていた様です。

ご主人様が、我々を車からハチを降し、首にGPSマーカーを装着し、林道に放犬しますと、若いハンターが「見学させてもらって良いですか」と問われましたので「良いですよ・・但し貴方の犬は置いといてください」とお願いし、共猟することに・・。

林道を100m余り行ったところで、高鼻でシカ臭をキャッチすると、林道下に急行し起こしから追い鳴きにかわり追跡が始まりました。

ハチがこちらにシカを回して来るまで若いハンターと話をしますと・・

犬は鹿児島から購入したようで、年齢は3才半でシカ等の大物猟に使っていたが猟を止めると言うことで譲ってもらった様です。

価格は35万だそうです。ご主人様が「成犬を買うのに現地に行き犬も猟芸も見ずに買ったのですか・・」と聞きますと、電話での話で相手の方を信用し購入した様です。

成犬を買う場合は、必ず現地に行き犬と猟芸を確認してからでないと、後で後悔することも少なくないです。

その後、若いハンターと何度か共猟しましたが、シカを起こしても2分ほどで追跡を止め戻って来る始末でした!

そして、若いハンターが先方に「全く仕事ができないので返品したい・・」と連絡すると、「現地を確認しなかった方が悪い・・」等々を延々と言われ、返品や返金には全く応じてくれなかった様です。


この様に、猟期前の成犬購入は必ず現地を訪れ、持主、犬、猟芸等を確認してから購入しないと大金をどぶに捨てる様なことになり兼ねません!

鹿児島には、昔から「犬馬喰」と言われる犬ブローカーがおり、猟期前になると各集落を回り、成犬を安く買い集め、狩猟雑誌等の紹介欄に出して販売していた様です。

サツマのオーナー様からも、過去に鹿児島から酷い犬を高価で買ったが失敗した・・等々の話しは数多くお聞きしていました!。

50年ほど前は、狩猟ブームでサツマ系ビーグルの需要も多く、犬ブローカーも可成り儲けたようで、現在も一部残って違法販売を続けている様ですので注意が必要です。

ご主人様も3名ほど鹿児島の犬ブローカーを知っていますが、何れにしても現地確認を嫌いますが、もし購入したい場合は「現地確認」の有無を必ず聞いた上で交渉されることをお薦めします。

以上、ご参考になれば幸甚です。。。


下の写真は、昨猟期捕獲したツキノワグマの大物です。

ハンターは、大角鹿でお馴染みの栃木のT氏であります。

第1回サツマ写真大会の「山入部門(猪・熊)には、残念ながら犬が一緒に写っていないので対象外になりました。

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では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年10月28日 (月)

散歩中に白毛の鹿を発見!

四国徳島は、今朝も朝から雨が降っていました!

・・で、ご主人様は運動不足で太るばかり!

これでは猟場は歩けないと、雨が止んだ午後2時から前山公園経由➡旧童学寺トンネルの往復5kmのゆるい上り坂の散歩コースに行っておりました。

今日は、帰宅するなり奥様に『これ見て!』とスマホで撮た写真を見せています・・。

奥様も・・『 うわー 』と驚きの声を上げながら、興味津々で写真を見ておられました。


本日は、ご主人様が散歩中に発見した珍しい動物を紹介します。

写真は、スマホで撮り、拡大してありますので少しボケて見えますが、ご了承下さい。


先ずは、1枚目の写真をご覧ください!

何か分かりますか???

20241028_1518162

そうなんです・・雌ジカが座って、こちらを見ています。

何が珍しいか???

よく見てください!、背中の毛色が白いシカなんてす。

以前から、前山の散歩コースで「白いシカ」を見たと聞いていましたが、ご主人様が実際に見たのは今日が初めてです。


次の写真は、上のシカが立ちった様子です


シカは、ご主人様を見て、ゆっくりと起き上がりました!

20241028_1520153

立ちると良く分かるのですが、白い毛が背中を覆っており、茶色は頭と左側の後肢のみです。

所謂、白と茶のブチ(まだら)です・・。

以前から前山の散歩コースには3頭の白茶のプチのシカが居ると聞いていました。

散歩されている方に、「あそこに白いシカが居ますよ!」と教えて上げますと、そのお婆ちゃんは直ぐにスマホを取り出し何と白茶のブチの親子ジカの写真をご主人様に見せてくれた様です!・・( とても綺麗に撮れていた様です )

しかし、今日見た白茶のブチとは毛色が違っていました!・・

散歩コースの前山一帯で繁殖を繰り返し、茶色に白が入る「ブチ」の遺伝子が継承されている様です・・。

突然変異のアルビノで白いシカ、クマ、タヌキ、カラス等が居ますが、「ブチ」の遺伝子を持つシカは学問的にも大変珍しく貴重な個体ではないかと考えられます。

本当に、白い部分の毛は真っ白で、とても美しかった様です・・。

これからも、この珍しい毛色のシカが、今後も前山で生き残って欲しいと願って止みません!



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2024年10月27日 (日)

ケガが心配!

本日、ドジャースは4-2でヤンキースに勝利し、WS2連勝となりました!

しかし、大谷選手は7回に四球を選び出塁し、その後2盗を試みましたがタッチアウトになりました。

滑り込んだ際に、左肩を痛めた様で暫くは立ち上がれずに表情を曇らせると、トレーナーと監督が向かいましたが苦悶の表情を見せたままトレーナーに支えられる様にしてベンチ裏に下がって行きました。

下の写真は、スライディングした後で苦悶の表情を見せる大谷選手。

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試合終了約2分後には私服に着替えて球場を後にした様です。

ロバーツ監督は、左肩の亜脱臼だったと説明しましたが、筋力や可動域などに大きな問題はなく軽症である可能性が高いと強調し、今後精密検査を受ける見込みだと説明しています。

そして、明日までにMRIの精密検査を受けることを明かし、チームの一時離脱を示唆する一方でシリーズ中の戦列復帰の可能性については「戻ってくることを期待している」と否定しませんでした。

今日は、ヤンキースの本拠地、ニューヨークへの移動日であり、どうするのか心配です・・。

試合には出れなくても、チームに合流し、WSをチーム一丸となって戦って欲しいと願っています。

大谷選手がベンチに居るだけで、チームの士気が上がる事は明白であると確信しています。

明日の精密検査の結果が心配ですが、どうか軽傷であってほしいと願って止みません!



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年10月26日 (土)

感動した!!!

本日より、MLBドジャースとヤンキースのワールドシリーズが始まりました!

試合は、日本時間で9時8分から開始。。。

今朝は雨でしたので、奥様もご主人様と一緒に試合をTV観戦・・

試合は中盤までは、両チームのピッチャーの投げ合いから得点できませんでした。

試合が動いたのは5回裏にドジャースが1点を先取してリード。

ところが6回表にヤンキースが2ランホームランで勝ち越し。

そして、8回裏に大谷選手が豪快な2ベースを打ちますと野手のミスから3塁まで進塁。

次のベッツ選手が外野フライを打って、大谷選手が生還し、2-2の同点。

その後試合は、延長戦に入り、10回の表にヤンキースが1点を取り、3-2とリード。

その裏、ドジャースは2アウト1・2塁からベッツが敬遠で歩かされ満塁となり、バッターはフリーマン選手・・

ヤンキースのピッチャーが投げた初球を強振すると、ボールはライトスタンド中段に突き刺さる逆転満塁サヨナラホームラン!!!

母屋からは、大きな歓声が聞こえて来ました・・ヽ(^o^)丿

ご主人様は、負けたと思っていただけに感動も一塩だったと思います。


下の写真は、フリーマン選手の逆転満塁サヨナラホームランの様子です。

試合は、ドジャースが6-3で勝利・・( 後3勝でWCチャンピオンです )



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明日もドジャースタジアムで、日本時間9時8分から第2戦が行われます。

明日、ドジャースは山本選手が先発します・・( 頑張れ! )

明日も母屋から大きな歓声が聞けることを祈っています。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2024年10月25日 (金)

猟場下見!

今猟期も、後20日余りで解禁となりました。

そこで、今朝はジャッキーとマイを連れ、猟場の下見に行っておりました!

どうせ行くならと、昔よく通ったノウサギ猟場にシカが入っていないかをチェックすることに・・。

同時に、ノウサギ糞の確認も・・・


下の写真は、林道に放犬した直後の様子です。

写真の左がマイ、右がジャッキーです。

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マイは、昨猟期、大きな牝イノシシにファイトした際に抱き抱えられ、その後はその時の恐怖心からり山入りすると尻尾を垂らしご主人様の周辺から離れようとしませんでした!・・(≧◇≦)

マイは、父親のヤマトに似たのかイノシシに興味を持ち、シカには無関心を装っていました!

今朝、マイは6ヵ月振りの山入ですので、イノシシの恐怖心が無くなっているかを見届ける為に連れて行った様です。

ところが、上の写真の様にマイは尻尾を立て、ジャッキーと一緒に行動しています・・( ヤレヤレ! )

間もなく、ジャッキーが林道下から吹き上げて来るシカ臭をキャッチし急いで下りて行きますと、直ぐに「ウォンウォン」とジャッキー独特の追い鳴きが始まりました・・。

しかし、マイはシカには興味がないのか、暫くするとご主人様の下に戻って来て、周辺を捜索しています。

ジャッキーが追跡している間にノウサギの生息確認(糞)を行います・・


下の写真は、以前はよく手入れが行き届いた茶畑です。

しかし、今は荒れ放題でした・・(~_~メ)

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この茶畑は、老夫婦がやっていましたが、もう何年も来てない様です・・。

この猟場は、ノウサギを獲っても1週間すれば代わりが入っていると言う好猟場でした!

ご主人様は、昔の記憶を辿りつつ、ノウサギ糞を探しますが下草が多くで見つかりません!

マイは、何かの臭いに反応し周辺を捜索しています・・ノウサギであれば良いのですが・・。

そして、1カ所に留まり何かを食べいます・・( イノシシの糞でした )

やはり、イノシシに興味がある様です・・( 困ったものです )

このままでは、何時かはイノシシにやられますので、ご主人様は福岡に行っていますリリーと同じ様にイノシシ猟は台牝生活を終えてからするか思案をされています。

・・・・・・・・・・・・・

ジャッキーも約30ほどの追跡で、へばったのか大きな口を開け「ハーハー」言いながら戻って来ました!

この猟場も、残念ながらシカ猟場になってしまっています・・。

ノウサギを復活するために、今猟期はこの猟場のシカを獲る様です。

シカは、何処に行っても居ますし、豚熱で姿を消していたイノシシも復活の兆しが見えます。

今猟の大物猟は、犬さえ良ければ可成り期待が持てそうです・・

・・が、反面キジやヤマドリ等の鳥類やノウサギ等の小型獣は余り期待が持てそうも有りません!

しかし、これだけシカが多いと、アメビーのクロとトラ君がシカ猟犬にならないかと、心配しながらの猟期になりそうです。

今の処、クロはシカにはあまり興味がないのか10分余り追いまと、車の下に帰って来ますが・・

ノウサギが全く居ないとなると、シカ猟犬になり兼ねません!

その為にも、幾ら大きな角を持つ大ジカがマチ(射場)飛んで来ても、ご主人様は絶対に撃たないと決心されています。

それは、自分が一生懸命追っていたシカが倒れていると、これぞとばかりに噛みつきますので、それに味を占めるともうノウサギはやらなくなるからです。

シカ猟は、我々サツマで十分です・・



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年10月23日 (水)

第1回全国サツマ写真大会 山入部門(猪・熊)!

前回に続き、山入部門のイノシシ・クマ猟について、その審査結果を発表させて頂きます。

流石に、我々サツマでのイノシシ・クマ猟は少ない様でした。

やはり、系統によってイノシシやクマに対する興味が異なるのか、はたまた猟をやらないのかは定かではありません!・・。


それでは、山入部門における「イノシシ・クマ」猟の審査結果を紹介します。

イノシシやクマの捕獲写真のみで愛犬が写ってない並びにピンボケ写真等は審査対象から除外させて頂きました。

尚、全犬共に素晴らしい猟果であり順位は付け難く、よって全てレザーブ賞とさせて頂きました。


入賞犬は、以下の通りです。

レザーブ賞 ・・犬名=ランボー号、所有者=山梨F氏、血統構成=父:ハチ×母:リリー①、牝、イノシシ・シカ猟犬

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レザーブ賞・・犬名=ヒリュウ号、所有者=兵庫O氏、血統構成=父:ハチ×母:リリー②、牡、イノシシ・シカ猟犬

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レザーブ賞・・犬名=ハクオー号、所有者=香川N氏、血統構成=父:ハチ×母:リリー②、牡、イノシシ猟犬

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レザーブ賞・・犬名=ドン号、所有者=兵庫K氏、血統構成=父:ナツ×母:リリー、牡、イノシシ・シカ猟犬

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レザーブ賞・・犬名=リリー号、所有者=福岡A氏、血統構成=父:ギン×母:ベル、牝、イノシシ猟犬

下の写真は、台牝生活を終え我家から里親先のA氏の下に行き、最初に捕獲したイノシシです。

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レザーブ賞・・犬名=エル号、所有者=秋田T氏、血統構成=父:ハク×母:マレ、牝、クマ猟犬

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【 総評 】

現在、全国に179頭の純血サツマビーグルが飼育されています。

その80%は狩猟犬として、主に獣猟犬として使用されています。

また、獣猟犬として殆どがシカ猟として使用されていますが、イノシシ猟、クマ猟、ノウサギ猟等にも使用されています。

発祥地「鹿児島」では、主にノウサギ猟に使用されていましたが、サツマが全国に普及されたことから多種の獣猟に使用される様になっています。

中でも、イノシシ猟やクマ猟は地域性が見られます。

兵庫ではイノシシ猟の使用が多く、また秋田ではクマ猟に使用されています。

大物猟師はプライドが高いせいか、獲物が大きく無いと中々写メを送って頂けません!(汗)

と言うことで、入賞した全犬の獲物は100kg近い大物ばかりで、順位を付けることは出来ませんでした!

我々サツマは、本来が追跡犬ですのでシカ猟やノウサギ猟に使用されるのが一般的です。

イノシシ猟に使用しますと、ケガが付き物でですが、入賞犬は主人が現場に到着するまで寝屋の10m余り手前で鳴いている様で、行き成り寝屋に突っ込まない賢い猟芸の持主が多く、ケガをすることは少ない様です。

系統的に見て見ますと、母系に「リリー」と「マレ」の血が入っている犬に多い様です。

我家で居た時も、リリーとマレは我々みんなと異なりシカよりもイノシシに興味があり、ご主人様も台牝として活躍を期待しておりましたのでケガをしないかハラハラしながら猟をされていました。

ウリボウ等の小物は咥えてギーギーと良く言わせていた様です・・。

この2頭は、大ケガを何度もしましたがイノシシを諦めようとはしませんでしたので、台牝生活の3年間は山入はさせませんでした。

お陰で、3~4回も繁殖を行うことができ、素晴らしい仔犬達を後世に残してくれました。

現在、マレは高知のF氏の下で、リリーは福岡のA氏の下で大事にされ、幸せな生活を送っています。


< 付記 >

写真大会は、当初、品評部門、山入部門、ユーモア部門の3部門で行う予定でしたが、ユーモア部門に該当する写真が少なく、この度は審査対象から除外すことにさせて頂きましたのでご了承の程お願いします。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年10月22日 (火)

猛暑対策の寒冷紗撤去!

本日、午後より運動場の屋根下に設置していました猛暑対策の寒冷紗を撤去してくれました。

今後1週間は雨模様の天気予報なので、寒冷紗が乾いている内に撤去した様です・・。


下の写真は、寒冷紗を撤去した運動場の様子です・・

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撤去作業は、奥様にも手伝って頂きました!

寒冷紗を設置していますと、日中でも薄暗く、木陰に居る様でとても涼しかったです。

ですが、最近の様に涼しくなりますと、寒冷紗を設置していますと約5℃ほど場内温度が下がりますので、朝方は寒く感じていました。

ところが、撤去してもらいますと、運動場内にバッと光が差し込み、眩しい位に明るくなり、みんな驚きました!

寒冷紗のお陰で、猛暑も何とか元気に乗り切ることができ、我々みんな本当に感謝しております。

尚、11月に入り北西風の冷たい風が運動場に吹き込んで来ますと、今度は寒風対策として犬舎並びに運動場のフェンスにビニールシートを張ってくれます。

一年を通して、ご主人様には大変お世話になり、感謝に堪えません!

このお礼は、今猟期の仕事でお返ししたいと思っています・・。


下の写真は、寒冷紗を設置している運動場内の様子です。

日中でも薄暗いです。

( 写真はイメージです )
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2024年10月21日 (月)

最近犬舎周辺にカラスが集結!?

最近、我家周辺には今まで見たこともない数のカラスが集結しています。

狙いは、各民家が庭に植えてある柿を狙っての事です・・(≧◇≦)

何と!、一週間ほどで約20本ほどの柿が全て食べつくされてしまいました!。

今年は、柿は裏年で実も少なく、ご近所の方は1個も食べない内にカラスに盗られたと、諦め顔です・・(≧◇≦)

我家周辺は、狩猟法や銃刀法で規定されています住宅集合地区(半径200mに民家が10軒存在)に相当し、銃器での捕獲はできません。

柿を食い荒らした後は、冬野菜のブロッコリー等を植え付けた苗を抜いて遊んでいます。

また、あるものは水田の落穂が芽を出しているのをクチバシで器用に抜き、下のモミを食べています。


下の写真は、犬舎運動場前の稲を刈り取った後の水田に集まってるカラスの集団です。

( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
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カラスがこれだけ多く集結し、早朝からカーカー鳴かれますと、安眠妨害にもなり兼ねません・・(~_~メ)

また、住宅の屋根や庭等に沢山の糞をしますので、「感染病の病原菌をバラまかれはしないか?・・」と、ご近所のお年寄り達も大変心配されています。

本来なら、今頃は大河「吉野川」の河川敷の牧草地に撒かれる牛糞を食べにやって来るのですが、今年は牧草の刈取りが遅れ伸び放題になっていることから、餌場を探して集団で移動しているのではないかと思います。

カラスも生きるのに一生懸命と思いますので、可愛そうな気もしない訳ではありませんが・・。

兎に角、早く何処かへ飛んで行ってほしいと願って止みません!



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2024年10月18日 (金)

第1回全国サツマ写真大会 山入部門(鹿)!

前回の「品評部門」は、一般愛犬家からも大変興味持ってご覧頂きました!

今回は、いよいよ山入部門(狩猟)の結果を発表させて頂きます。

尚、100kg級のイノシシやシカの写真は沢山送って頂いていますが、愛犬が写っていないものは対象から除外させて頂きました。

理由は、サツマで獲ったと言う確証が持てないと言う方も少なく無いと判断したのが主因です。

順位は、色々と思案しましたが、捕獲した獲物(シカ)の大きさ並びにその場における愛犬の雰囲気(達成感など)等々を総合的に判断し決めました。

獲物は、オーナー様にとっては愛犬との一生の思い出になります・・ので、審査は慎重の上に慎重を喫して行いましたので何卒ご了承の程お願いします。

( 添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )


それでは、山入部門の結果を発表させて頂きます。

審査は、「シカ」と「イノシシ」の2つに分けて行いました。

尚、結果はブログ容量の関係から、本日は最も応募多かった「シカ」部門について発表ざせて頂きます。

優勝・・犬名=ナナ号、所有者=栃木T氏、血統構成=父:タロー×母:スズ、牝、シカ猟犬

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第2位・・犬名=レオン号、所有者大阪H氏=、血統構成=父ハチ:×母:リリー①、牡、シカ猟犬

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雌第3位・・犬名=ソラⅡ号、所有者=福岡氏、血統構成=父:シロー×母:リリー①、牝、シカ猟犬

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レザーブ賞・・犬名=チヨ号、所有者=大分T氏、血統構成=父:アサ×母:ソラⅡ、牡、シカ猟犬

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レザーブ賞・・犬名=モネ号、所有者=長野H氏、血統構成=父:アサ×母:ソラ①、牝、シカ猟犬

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レザーブ賞・・犬名=レイア号、所有者=愛媛T氏、血統構成=父:ナツ×母:フク①、牝、シカ猟犬

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レザーブ賞・・犬名=ダイ号、所有者=京都K氏、血統構成=父アサ:×母:マレ①、牡、シカ猟犬

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【 後記 】

優勝した栃木T氏のナナ号は、今は滋賀のI氏の下で飼育されているシロー号と兄妹犬です。

また、我家のナツはナナの直仔(父:ハク)です。

ナナはシローと共に鹿児島サツマ師匠M氏が作出した牝犬で、名ハンターT氏の下で訓練された秀逸犬です。

写真のシカは、シカ牧場のエゾシカが逃げ出しニホンジカと交配し、その子孫と言われております。

写真のシカは同じ猟場で捕獲した100kg超級の大物ですが、過去には140kgの巨大な大物も捕獲されています・・。

ご主人様は、この栃木の一部地域で生息していますシカを『 大角鹿 』と呼び、他のシカと差別化しています。

誰が見ても文句なしの優勝と思います・・。

尚、優勝以外は甲乙付けがたく、全て素晴らしいサツマのシカ猟であることを付記しておきます。

次回はサツマの『イノシシ』猟における猟果を発表させて頂きます・・( ご期待下さい )



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2024年10月17日 (木)

新犬舎を建築中!

本日は、鹿児島のサツマ師匠M氏のお孫さんH君より、犬舎新築中の写メが届きましたので紹介します。

実は、今年の台風10号で既設犬舎が大被害を受けたことから、新しい犬舎を仕事の合間に建設している様です。

孫のH君は、若いですが土木会社を経営されていますので、犬舎建設はお手のものですが、仕事が忙しくて中々時間が取れない様です。


下の写真は、8割ほど出来上がって新犬舎の様子です。

後は、入り口扉の設置のみとなっています。

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いやいや・・とても大きく立派な犬舎で、ご主人様も驚いておられます・・。

この犬舎の前に、広い運動場も作ると聞いております。

H君は、爺ちゃんが残してくれたサツマビーグルをご主人様が四国徳島で保存してくれましたが、今後は鹿児島の地で自ら保存して行きます・・と、何とも頼もしい後継者です。

犬舎が出来ますと、後は第一種動物取扱業の認可登録を行い、保存(繁殖)活動となります・・。

認証取得には、幾つかの困難もあると思いますが、頑張って欲しいと願っています。

今後一番の難関が、登録申請に必要な動物取扱責任者の選任です。

先ずは、動物愛護管理法で規定されている愛玩動物飼養管理士等の資格を取得し、その後ブリーダーやペット店で6ヵ月~1年間務めオーナー様から「実績証明書」を発行してもらう必要があります。

即ち、我家「四国プリンス犬舎」に常勤であれは6ヵ月、非常勤であれば1年以上勤務し、ご主人様が「実績証明書」を発行しますと動物取扱責任者になれ、登録申請することが可能となります。

H君が我家の近くであれば良かったのですが、こればかりは何ともなりません!

最近は、この「実績証明書」が取れないことから、ブリーダーやペット店を諦める方も少なくありません!



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2024年10月16日 (水)

妊娠確認!

我家のソラは、ジャッキーと交配し、本日30日目になりました!

そこで、ご主人様が腹部触診でピンポン玉位の胎児を確認しました。

ジャッキーも種牡として、最初のハードルを越えましたので、ご主人様も一安心です。


父:ジャッキー×母:ソラの繁殖計画は、以下の通りです。

●交配日=9月17日
●出産予定日=11月17日
●仔犬引渡予定日=1月11日~

久し振りの繁殖で、長らく待って頂いております予約オーナー様の為にも、無事出産し成長して欲しいと願っています。


下の写真は、種牡のジャッキーです。

体躯は、体高53cm、体重23kgでバランス良く、シカ猟犬として活躍しています。

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下の写真は、台牝のソラです。

見ての通り、大きな頭部から大きく長く垂れた絞り耳を持ち、体高50cm、体重19kgのガッチリとした素晴らしい体躯をしています。

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ソラの繁殖は、3回目となり、今回をもって台牝活動は終了とします。

過去の仔犬達はソラ譲りの堂々たる美しい体躯の持主が多く、典型的なサツマビーグルの特長も良く継承しており、コンパニオンドックとして飼われているオーナー様からは「利口で賢く美しい・・」とのお便りも頂いております。

狩猟犬としても、両親共に生後6ヵ月頃より猟欲が発現しており、ご主人様はこの度生まれる仔犬達にも大変期待されております。

どうか、11月17日の出産予定日は無事安産であって欲しいと願って止みません!


< 追記 >
我家「四国プリンス犬舎」の仔犬は、完全予約制です。
尚、この度生まれる仔犬達も全て予約済です。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年10月15日 (火)

狩猟前射撃!

ご主人様は、一昨日、地区猟友会員全員参加の狩猟前射撃に行っておりました!

会員も高齢化が進み、銃猟をする方は13人と、ご主人様が狩猟を始めた51年前は89人も居たのですが激減しています。

中でも80代が5人となっており、後5年もするとこの方達も猟を止めていると思います。

しかし、当地石井地区は徳島県内で唯一の人口増加が見られる町となっていることから、家を購入した30代の若いハンター3名が会員となっています。


さて、前置きはこの位にして、本日の話しに戻します。

本日の射撃場は、我家から15分ほど行った徳島市内の一ノ宮射撃場です。

9時集合でしたが、お年寄りは早起きなことから8時30分に行きますと、既に大部分の会員が来ていました。

順次、手続きと、弾を購入し、射撃場に向かいます。

射撃は、スキート射撃、トラップ射撃、ライフル射撃に分かれて実施。。。

ご主人様は、トラップ射撃を行いました。


下の写真は、トラップの射撃場です。

20241013_0824222c


通常は、12番上下2連トラップ銃で行うのですが、ご主人様は20番上下スキート銃で行っています。

スキート銃は、弾の開きが早い上に20番で弾数が少ないと言うハンディがあります・・( だから面白い!/笑 )

・・ので、速く撃たないと、中っても威力がなくなりクレーは割れません!

ゲームは、5つの撃台を1ヶ所5発づつ射ち、次の射台に移動し5発を撃つを繰り返し行い、全部で25発撃ちます。

当射撃場は、エアライフルのゼロイン(スコープ調整)では来場していますが、散弾銃でのクレー射撃は毎年今回の狩猟前射撃のみです。

・・と言うことで、全然練習もしないで行き成りのクレー射撃ですが、25発撃って15発前後のクレーを割っている様です。


下の写真は、ご主人様のトラップ射撃の様子です。

写真は、射撃場の女子社員が撮ってくれた様です。

20241013_0917242c

写真は、1番射台です・・

本日は、風が強く、クレーが上下に揺れ中々上手く中らなかった様です!

昨年は15発命中しましたが、この度は9発命中だった様です・・( 風は最高の言い訳ですよね/汗 )

高齢の猟友会員さんの成績は、5発前後の命中だった様です。

他の射撃はどうなったか定かではありませんが、狩猟前に鉄砲を撃っておくことは事故防止に良いと思います。

銃猟者の多くは犬ナシのカモ射ちが殆どで、ご主人様の様に我々サツマを連れシカ猟をする方は誰もいません!

大物猟の殆どがワナ猟で、猟銃は止め差しに使っているのが現状です。

残すところ、約1ヵ月で令和6年度の狩猟が解禁されます。

本年度は、キジ・カモ等の鳥猟は余り期待出来ませんが、イノシシ・シカの獣猟は可成り期待が持てると思います。

・・で、我家はと言うと、猟期前半は20年ぶりのアメビーでのノウサギ猟にご主人様はとても楽しみにされています。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年10月12日 (土)

第1回全国サツマビーグル写真大会結果発表 品評部門(優勝~第5位)!

前回に続き、品評部門の『優勝~5位』について紹介させて頂きます。

( 添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )

優勝・・犬名=ロク号、所有者=茨城M氏、血統構成=父:ナツ×母:リリー①、牡、警察犬訓練中

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第2位・・犬名=ハクオー号、所有者=香川I氏、血統構成=父:ハク:×母:エリー①、牡、シカ猟犬

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第3位・・犬名=ダイ号、所有者=京都K氏、血統構成=父アサ:×母:マレ①、牡、シカ猟犬

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第4位・・犬名=リョウ号、所有者福岡I氏=、血統構成=父アサ:×母:マレ②、牡、シカ猟犬

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第5位・・犬名=レオン号、所有者大阪H氏=、血統構成=父ハチ:×母:リリー①、牡、シカ猟犬

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【 総評 】

優勝した茨木/ロク号は、写真を見てもお分かりの様に、素晴らしい体躯と、身体全体にみなぎる気迫に圧倒される秀逸犬です。現在は警察犬として訓練中です。

第2位の香川/ハクオー号は、バランスの良い体躯の持主であり、何と言ってもカラー(毛色)のタン色(茶色)が濃く、とても美しい秀逸犬です。

第3位の京都/ダイ号は、体高59cm、体重28kgと言う堂々たる美しい体躯の大型犬です。見た感じは重そうに感じますが山入しますととてもスピーディな捜索の上、美しい追い鳴きでシカを追跡する秀逸犬です。

第4位の福岡/リョウ号は、筋肉質でバランスが良い素晴らしい体躯の持主であり、シカを美しい追い鳴きで長時間する秀逸犬です。

第5位の大阪/レオン号は、タロー系の特性であります骨太でガッチリとした体躯の持主であり、雪中のシカ猟でもスタミナ抜群で多くの猟果をもたらす秀逸犬です。

写真だけで順位を付けるのは本当に難しく、全ての入賞犬に言えることは純血サツマビーグルの資質(特徴)を十分に継承しており、50年前の品評会における入賞犬に準ずる秀逸犬と言えます。

入賞犬は、牡犬が9頭で牝犬は1頭となり、体躯は系統の特長が良く出ていました。

全般的に見て、ハク系(ハク・ナツ)が5頭、ギン系(アサ)が3頭、タロー系(シロー、ハチ)が2頭となりました。

本来は、日本の中央に当たる愛知県等で体高品評会をしたかったのですが、サツマ保存会員様の高齢化や準備等が大変なことから、写真での品評会となりました。

今後の開催については、会員様のご意見をお待ちしております。

次回は『 山入部門(狩猟) 』の入賞犬を紹介させて頂きます・・。



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2024年10月10日 (木)

第1回全国サツマビーグル写真大会結果発表 品評部門(レザーブ賞)!

約1年間の写真募集の締め切り(9月30日)が終えましたので、入賞犬10頭を発表させて頂きます。

想定通り、サツマ飼育者は高齢者が多く、高価なスマホを持っているにも拘わらず、写真の撮り方、メールの仕方、インターネットの仕方・・等々を知らずに電話だけに使用されているケースが少なくありません。

そこで、過去に我家(サツマ保存会事務局)に送っ頂いた写真も選考の対象にさせて頂きました。

サツマの保存普及活動を始めて、早くも14年が経ちましたので、既にオーナー様や当該犬が亡くなっている場合もありますが、良いサツマを一堂に介して送って頂てた写真を見ていますと、とても思い出深く懐かしかったです。

写真選考は、品評部門、山入部門、ユニーク部門の3部門に分けて審査しました。


本日は、品評部門の審査結果を発表をさせて頂きます。

尚、審査段階で尻尾を保定しているもの並びに垂れているものは素晴らしい体躯であってもサツマ特有の気迫が分かりませんので、対象外とさせて頂きました。

審査は、以前にも了承頂きました様にサツマ保存会の会長が厳正公平な審査の上、苦渋の判断の上て決定しました。

尚、入賞犬10頭は、ブログ容量の関係上より、2回にけて発表させて頂きます。

本日は、レザーブ賞の5頭を紹介させて頂きます・・( 順不同 )


レザーブ賞の5頭は、以下の通りです。

レザーブ賞・・犬名=サツマⅠ号、所有者=宮崎K氏、血統構成=父ハク:×母:エリー①、牡、ノウサギ猟犬

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レザーブ賞・・犬名=チヨ号、所有者=大分T氏、血統構成=父:アサ×母:ソラⅡ、牡、シカ猟犬

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レザーブ賞・・犬名=シイタケ号、所有者=愛知K氏、血統構成=父:ナツ×母:リリー①、牝、スポーツドック

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レザーブ賞・・犬名=セブン号、所有者=福岡E氏、血統構成=父:シロー×母:マリー②、牡、シカ猟犬

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レザーブ賞・・犬名=ラッキー号、所有者=大分S氏、血統構成=父ナツ:×母:フク②、牡、コンパニオンドック

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【 後記 】

応募期間内の写真数が少なかったことから、既に我家に送って頂いた過去の写真も対象にして、品漂部門の審査を行いました。

尚、ご主人様が事務局兼サツマ保存会会長の任に当たっていることから、我家「四国プリンス犬舎」の犬は審査対象から除外しました。

その結果、10頭の純血サツマビーグルが入賞しました・・。

あくまでも「写真」での品評会ですので、写真の撮り方次第で大きく変わると思われますが、写真を見ても分かります様に、入賞犬はサツマ特有の大きく長く垂れた絞り耳、体躯、気迫・・等々にとても優れていました。

尚、入賞から外れましたが、素晴らしい体躯を有する秀逸なサツマが数多居たことを付け加えておきます。

次回は、いよいよ品評部門の『 優勝犬~第5位 』を紹介させて頂きます!・・( ご期待下さい! )



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2024年10月 8日 (火)

トラの訓練日記 ノウサギ猟犬の訓練開始!

最近、我々の飼育管理を終えるとアメビー・トラ君を連れ猟場に慣れさすことを目的に、山入しています。

もう、すっかり猟場には慣れ、ご主人様を振り返りながら50m前を行ったり来たり、元気に走り回る様になっています。

ご主人様も、朝の外気温が20℃前後と涼しくなりましたので、そろそろ父親のクロを先導犬としてノウサギ猟犬の訓練をしても良いと考えておられました。


そして、いよいよ父親クロを先導犬としてトラ君のノウサギ猟犬の訓練を始め3日目の様子を紹介します。

下の写真は、放犬前の様子です・・。

クロと一緒で大喜び・・写真はピンボケばかりでやっとマシな写真が撮りました(汗)。

写真手前が父親のクロ、後方がトラ君です・・。

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行き成りでは、付いて行けないと、暫くはクロをリードで繋いで訓練猟場の農道を歩きます。

そして、トラ君がトイレを済ませ落ち着いた所で、クロを放しました!。

暫くすると、昨夜行動したノウサギの足臭を見つけ、尻尾を横にビュンビュンと振りながら、時折『 アオーン 』とクロ独特の美しい前鳴きが始まります。

トラ君は、クロの鳴き声に興奮し、分からまいまま後に付いて行きます・・( ご主人様もニンマリ! )

当地のノウサギはトリックが複雑なのか、流石のクロも中々起こせません( ノウサギの寝屋が見つかりません )。

しかし、トラ君の藪入り訓練には好都合です・・。

そして、小笹の中に入ると前鳴きも力強く大きくなり、ノウサギの寝屋が近いことが分かります。

ご主人様が居る農道からは、約50mほど離れています。

GPS受信機でトラ君の様子を確認しますと、しっかりとクロの後方に付いています・・( 良いぞ! )

すると、『 ガォーン 』と、とても大きな起こし鳴きの後、美しいボーラー(声を延ばす鳴き方)での追い鳴きが始まりました・・

早朝の静寂した猟場(旧ミカン畑)に追い鳴きが響き渡ります・・

ご主人様は、このビーグリング(ビーグルの追い鳴きを楽しむこと)をしみじみと楽しみながら追跡(追い鳴き)を見守ります。

さて、トラ君はとGPS受信機で確認しますと、早くも段々畑の3m余りの下り法面で立ち往生しています。

これからが、トラ君の狩猟センスの見所です。

センスが良ければ、急な法面を避け、下り口を探してクロの後を追っていくはずです・・。

しかし、大分遅れたので大きな期待は出来ないことはご主人様も重々ご存知です。

クロは、流れる様な美しい追い鳴きでノウサギを追っています・・。

約30分ほどで、ノウサギは一度ご主人様が居る農道に逃げて来ましたが、一旦立ち止まりクロの追い鳴きを聞いています。

声が近付いて来ますと、農道をピョンピョンとゆっくりご主人様の方に向って来ます。

この時、固まって動かずにじっとしていると、ノウサギは余り目が良くないのか可成り近くまでやって来る様です。

猟期中ですと、ここで鉄砲が『 ズドーン 』となり、一巻の終わりとなります。

やがてノウサギは、ご主人様を見つけ、元の寝屋に向って直角に横っ飛びして逃げて行きます・・。

ノウサギ猟は、ここからが見ものとなります・・( ここで犬の追跡力が良く分かります )

※ フィールドトライアルでは、ここで勝敗が決まります。

即ち、クロは追跡しているノウサギの軌道が一瞬消えますが、一旦はその場をオーバーランしますが直ぐに元に戻り逃げた場所を探せば「優秀」と言えます。

優秀な犬程オーバーランの距離が短く、逆に100m余りもやってしまいますと、繋ぎ(臭腺を発見して追い鳴きを続けること)は出来ず、追跡はここで終了となります。

訓練初歩の若犬に良く見られる現象です。

仮に、成犬になってもこれを続けますとノウサギ猟犬としては失格となります・・(>_<)

さて、クロがやって来ました!・・( 興味津々で見守ります )

クロは、アオーン・アオーンと美しい追い鳴きをしながら、ご主人様の方にやって来ます。

そして、ご主人様の所まで来てUターンし、横跳びした場所を必死に探しています・・

すると、繋ぎ鳴きの『ガオーン』と大声を張り上げ、追い鳴きが再開しました!・・( 流石トラアル優勝犬 ) 

そして、この先は今追っているノウサギの寝屋があった場所です。

トラ君もこの近くで居るはずなので「どうするのか」見ものです。

・・で、GPS受信機で確認すると・・

何と!、、、トラ君は急な法面を下りずに、自分の臭腺を辿って放犬した車の方に向っています。

先導犬から逸れると、大抵のアメビーは「オオ~~ン」と寂し鳴きをして主人に助けを求めます。

・・が、トラ君は鳴きもせず、自分の軌道を辿ってを放犬した車の下に戻るとは・・天性のセンスですで褒めてやりたいです。

・・・・・・・・・・・

ご主人様も一旦車の下にもどり、トラ君を連れクロが追い鳴きしている場所に向かいます。

クロは、約90分ほど追跡したところで、ご主人様に回収され、本日の訓練を終えました。

トラ君も、猟場散歩をしっかりして山慣れしていたので、思った以上の成果が見られた様です。

今後が、とても楽しみになって来ました・・( ご主人様もニンマリです/笑 )



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2024年10月 7日 (月)

サツマの交配(種牡)について!

最近、交配に付いての問い合わせが相次いでありましたのでお答えさせて頂きます。

我家で交配を受付しておりますのは、日本狩猟犬サツマビーグル保存会(略:サツマ保存会)の会員所有の純血サツマビーグルに限定しております。

尚、我家で繁殖されたサツマビーグルのオーナー様は、サツマ保存会員となります。


本日、お話しさせ頂きますのは、上記以外のサツマビーグルについての交配であります。

我家は、純血サツマビーグルの保存普及活動に取り組んでいる関係上、過去の由来が定かでない犬(サツマ系ビーグル)の交配はお断りさせて頂いております。

また、地犬(日本犬)や他の洋犬(プロット、ブルーチック、ビーグル等)の交配の問い合わせもありますが、サツマは鳴きがあり戻りが良い・・等々の安易な理由で繁殖を考えておられる方が少なくありません!

これらの繁殖犬は、初代(F1)は良い仕事をする犬もいますが、残念ながら当該犬の仔犬を取ろうと繁殖しても、遺伝継承は難しいと考えます。一例として、メンデルの遺伝の法則を頭に入れて考えれば一一目瞭然であります。

我家「四国プリンス犬舎」は、獲物を獲りたいが為の雑種作りには一切応じることはありませんので、ご了承の程お願いします。

生まれて来る仔犬の将来を考える時、雑種は作るべきでは無いと考えております。

最近は、我家で作出された系統のサツマビーグルと偽り、仔犬のネット販売サイトでサツマビーグルと称して販売されています。

・・で、我家の仔犬予約をすると1年余り待たないといけないことからネット販売されている仔犬を購入された方がいました。

見たところはサツマ系ビーグルにアメビーを交配しており、仔犬の時の毛色がサツマによく似ていても大きくなるにつれ、我家で保存しています純血サツマビーグルとは程遠い体躯となり、購入されたオーナー様も大変後悔されております。

ご主人様が、良く言われる事に、予約の際に『1年余り待って頂けますか?・・』とお聞きしますと『1年もですか』と言われる方には逆に『 仔犬は一旦飼うと15年前後は生きるのに1年くらい待っても遅くはないのでは?』と申し上げています。


話が少しそれましたが、我家では上記しました理由から、サツマ保存会員様以外の交配は一切受け付けておりませんので、何卒宜しくご承諾の程お願いします。

尚、交配の種牡は全国に居ますので、繁殖を考えておられるオーナー様はご相談ください!。

お持ちの牝犬とは系統が異なる牡犬を紹介させて頂きます。


下の写真は、我家のジャッキー君です。

ジャッキー君は、サツマ師匠M氏指導の下、お孫さんH君が繁殖したトム系の牡犬です。

( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
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2023年1月12日生まれで、1才8ヵ月になります。既にシカ猟犬として完成しており、先月我家のソラと初めて交配し、種牡としてスタートしました。

現在、体高53cm、体重26kg、均整の取れた素晴らしい若武者になっています。

外見は、よく発達した頭部、大きく長く垂れた絞り耳、骨太体型で均整もとれており、殆ど欠点が無い秀逸犬と思います。

一見、重い感じを受けますが、発祥地「鹿児島」で最も良いサツマビーグルと言われている『 重くて軽し 』に匹敵しております。

即ち、「重くて」とはバッセットタイプで美しく、「軽し」とは猟場で軽快な狩り込みから獲物を起こし、スピード豊かな追い鳴き(追跡)をすることを言います。

また、ジャッキー君は本格的な山入訓練を開始すると、5回目にシカを起こし追い鳴きをすると言う「猟欲発現」も早く、昨猟期は少なくても1時間余り追跡していましたので、今猟期がとても楽しみです。

ソラもジャッキーも骨太でガッチリした体躯ですので、大きく長く垂れた絞り耳とあいまって素晴らしい仔犬が出来ると期待も大きいです。

但し、体型や猟芸が優れているとは言え、イコール素晴らしい種牡になるとは限りません!・・。

ヒート(発情)している牝犬に上手く受け入れてもらえる資質が無いと交配は上手く行きません。

また、稀に「子なし」と言って無精子の場合もあります・・(-_-;)

ご主人様も過去に上記の様な上手く種牡になれなかった秀逸犬を何頭も経験されており、果たしてジャッキー君が素晴らしい種牡に成れるか否かについては、今後を見守って行きたいと思います。



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2024年10月 5日 (土)

犬舎前山から雄鹿の初鳴きが聞こえて来た!

暑い暑いと思っていましたが、最近の朝夕はめっきり涼しくなりました。

また、日の出は遅くなり、逆に日の暮れは早くなりましたよね!・・( 秋モード突入です )

我々も、涼しくなると山入がしたくなります。

今朝も犬舎前山で雄ジカの『 ピィーユー ピィユー 』と鳴く声が初めて聞こえて来ました!

「 鳴くキジは撃たれる 」と言われますが、鳴くシカも同様ですよね!・・( 居場所を教えている様なもの/汗 )

(  写真はイメージです )
2008nasio2
 
後1ヵ月余りで、令和6年度の狩猟も解禁されます・・

サツマ保存会員様も、今猟期に向けた山入訓練も始めたと思います。

しかし、我家はアメビー・トラ君のノウサギ猟訓練で忙しく、我々サツマはどうやらぶっつけ本番の猟期になる予感がします(汗)

でも、ご主人様はアメビーでのノウサギ猟が約20年ぶりとあって、何とか今猟期が始まるまでにトラ君が父親クロと一緒にウサギが追える様になって欲しいと頑張っておられますので、我々みんなも期待を持って見守っています。

今猟期、アメビーでのノウサギ猟は11月15日か翌年2月15日まで(3ヵ月間)、我々サツマのイノシシ・シカ猟は3月31日まで延長(4.5ヵ月)されます。

今猟期、イノシシは豚熱からの復活が顕著の他、シカにおいても可成り増えている様で、とても期待が持てます。

しかし、ご主人様はノウサギ猟に注力される様ですので、シカやイノシシが邪魔しないか心配です・・。

そこで、ノウサギ猟場にシカが入っている(又は入った)場合は、我々サツマの出番となります。

何方にしても、我々みんなは日頃ご主人様に大変お世話になっていますので、仕事でしっかりと恩返しをしたいと思っています。



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2024年10月 4日 (金)

ハンティングモノポッド!

今日は、エアーライフル猟に欠かせないモノポッド(狩猟用一脚)についてお話しします。

ハンティングモノポッドは、一脚、二脚、三脚と3種類があります。

どれを選ぶかは、撃つ場所によって決めます。

猟場は、足元が悪いために一脚が二脚が一般的に用いられます。

で、三脚はと言いますとゼロイン(スコープ調整)や平坦な地面の場合に使用されます。

下の写真は、ご主人様のモノポッドです。

写真の左側がモノポッド、右がエアーライフルです。

( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
20240730_0644562c

ご主人様は、一脚を使用しています。

理由は、一脚はどの様な猟場地形にも対応できるからです。

安定度から申し上げますと、三脚 ➡ 二脚 ➡ 一脚の順となります。

エアーライフル猟は、50m余りの遠射が多くなりますので、モノポッド(一脚)は欠かせません。

射撃する場合は、モノポッド先端のY字の所に銃身を乗せ獲物を狙います。

この場合、上下の揺れが無くなりますので、後は左右を固定し、発射します。

50m余り先の獲物は、スコープで狙いを付けますが、倍率が高くなるにつれブレが発生しますので、それを出来る限り少なくするのがモノボッドなのです。


但し、スコープ調整(ゼロイン)がしっかり出来ていることが条件です。

ゼロインとは、スコープの十字に獲物又は的を合わせ、引き金を引くと中ることを言います。

ご主人様の場合、ゼロインは50mの距離で行っており、的の中心(1円玉)に集弾する様に調整しています。

調整は、上下と左右のダイアルを回して行います。

因みに、猟場での標的射撃は違法となりますので、当然としてゼロインは射撃場で行います。

猟場は、風の影響も大きくなりますので、射撃場の様にには行きません!

獲物を狙う場合は、先ず距離(目測)がとても重要になります。

ゼロインを50mで行っている場合は、その距離によって狙いは上下する必要があります。

そして、次に風の影響を考慮し狙いを修正する必要があります。

以上の条件を瞬時に判断しなければ、折角の獲物は飛んで行っていなくなります。

エアライフル猟は、とにかく奥が深いので、失敗しながら慣れて行くしか上達方法は無いと言われています・・。

たかがエアライフル、されどエアライフル・・



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2024年10月 2日 (水)

福岡ミーシャ 雄ジカ初ゲット!

本日は、亡き京都ダイ号直仔のミーシャ君のオーナー様で福岡のM氏より写メが届きましたので紹介します。

ミーシャ君はブログ初登場ですので血統構成からお話しさせて頂きます。

父親は故ダイ×母親はマリーで、2023年10月21日生の牡犬です。

繁殖は、ご主人様指導の下、京都のK氏が行ないました!

父親ダイは、先月原因不明の病気で急死しました・・。

オーナー様K氏は、猟犬を飼うのは初めてで、狩猟のイロハはダイから全て教わったと聞いております。

ダイの飼育と山入訓練は、ご主人様指導の下で行い、幸い自宅の裏山が猟場とあって仔犬時ら散歩はシカが多く生息する林道で行っていた事もあり、生後6ヵ月頃より初鳴き(猟欲発現)が始まり、1ヵ月余りで1時間余り追跡できるまでに成長しました。


さて、前置きはこの位にして本日の話しに戻します。

先日、M氏より電話でミーシャ君が初めて有害駆除で大きな雄ジカを獲らせてくれました・・と、興奮気味に電話を頂きました。

とても嬉しそうでした・・(^.^)

父親のダイが亡くなったので、オーナー様の京都K氏は可成り落ち込んでいますので、是非ブログに投稿し元気になって欲しので当日の写真があれば送って下さいとお願いしていました。

すると、直ぐに下の捕獲写真を送って頂きました・・

80kgもある大きな雄ジカの様です。

( 添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
Kimg20240928_075915703c

ミーシャ君は、可成り大きいサツマですが、雄ジカの前では小さく見えます。

尚、添付写真のコメントは下の様にとても短かったので、電話でお聞きしました。

今日は一人で山に入って、ミーシャがすぐに吠え始め、私も少し山に入ったところで斜面からオス鹿が降りてきて、捕獲しました。
ものの20分くらいの出来事でした。

当日は、単独シカ猟での有害駆除だった様です・・。

M氏も京都ダイのオーナー様K氏同様に、猟犬を飼うのは初めてでしたので、分からないことがあれば直ぐにご主人様に電話連絡されていましたので、ミーシャ君の事は良く知っていました。

M氏は時間さえあれば、ミーシャ君を連れシカの多い猟場に行っていました!

生後6ヵ月頃から猟欲も発現し、初鳴きもしていましたので、後は出来る限り山入する様にご主人様に言われていました!

今回の捕獲は、運が80%と言ったところでしょうか?

しかし、30分余り追跡出来れば、シカの生息数が多い猟場では十分捕獲は可能です・・。

ミーシャ君は、未だ生後10ヵ月の幼犬ですので焦ることはありませんが、シカを捕獲し噛ましてやる毎に自信も付き、今猟期の解禁までには立派なシカ猟犬になることも夢ではありません!

尚、ミーシャ君は先日ブログで紹介した大阪のタイ君と同腹の兄弟犬です。

両犬共に、父親の名シカ猟犬「故ダイ号」の遺伝を良く継承した素晴らしいサツマビーグルに成長しており、今後は更なる成長が期待されます。

天国のダイ号も、我が子の成長に喜んでいると思います・・


下の写真は、猟場に行く際の車内の様子です。

しっかりとマナー教育をしているせいか、助手席で大人しく乗っています・・(^.^)

素晴らしい頭部の持主で、このタイプは非常に珍しいです。

ミーシャ君も大阪タイ君も父親ダイ号に似て、斑点が殆ど無く、タン(茶色)が濃い美しいカラーをしています。

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大阪タイ君も福岡ミーシャ君も、将来は姿芸両全の素晴らしいサツマビーグルに成長すると確信しています。

・・で、将来はシカ猟犬としてだけではなく、サツマビーグルの保存普及にも大いに活躍して欲しいと願っております。

< 追記 >
福岡ミーシャ君のオーナー様は「ナイフ職人」と言う大変珍しい職業です。興味がある方は『 マッカリーナイフ 』で検索しご覧ください。オーナー様の要望に沿った特注ナイフも製作されております。尚、上記の雄ジカ捕獲時の血抜きナイフも自作品と思います。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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本日も最後までお付き合い下さり、ありがとうございました!

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