シカによって踏み荒らされた水田!
今朝、ご主人様は我々の飼育管理を終えると、何時もの様に犬舎前山麓を見て回りました!
すると、犬舎前の水田の一番上で稲が倒れていました。
下はその写真です。
( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
水田の周囲にはイノシシ防護柵が設置されています・・。
ご主人様は、防護柵の周囲を見回りましたが壊れていませんでした!
先日、ご近所の方がシカを見たと言う話を聞きましたので、シカの仕業か???
よくよく見ますと、シカの足跡がびっしりとありました。
踏み荒らされた範囲は、ほぼ全体に渡っていますのでシカの仕業に間違いないと思います。
早速、ワナ猟をしている駆除班員に連絡し、括りワナの設置を依頼・・。
昨年度からは、水田がイノシシに代わりシカの被害が急増しています。
シカに対してイノシシの防護柵は約90cmと低く、得意のジャンプで軽々と飛び超え水田に入り悪さをます。
兎に角、2~3頭でやって来ては水田の中を走り回り、穂が出たばかりの稲を踏みつけますので、コンバインで刈るのは難しい様です。
仕方なく、刈れない処は手刈りで行った後、トラックターで引き込むらしいです・・。
イノシシの防護柵が効果なしとなると、農家の方も成すすべもなく困惑されてると思います。
ましてや、今さらシカ防護ネットを張ってまで稲作を続けても、借金が増えるばかり・・
もう、稲作を諦めるしかない・・とのこと。
又もや、農作放棄地が増え、シカの生息範囲は広がるばかりです・・(>_<)
シカが入り込んでいるのは、農作放棄地に隣接している水田ばかり・・。
農作放棄地の雑草を刈れば被害は幾らか軽減できるのですが、高齢者ばかりですので中々そこまで手が回らないのが実状です。
シルバーに依頼し雑草を刈ってもらうことも出来ますが、一反当たり3万円もかかり、それも1回ではなく定期的にやるとなりますと年金生活の兼業農家にとっては死活問題にもなり兼ねません・・。
農家の方は、町役場にシカの被害届を出して駆除依頼をされますが、そうするとご主人様等有害駆除班に要請が来ます。
・・が、駆除班員(ハンター)とて80才前後の高齢者ばかりですので、猛暑日が続く中での駆除活動は非常に困難を極めているのが現状です。
この問題は、全国的な関心事となっており、当局には農業従事者が未だ居る今こそ、抜本的な施策をお願いしたいと思います。
離農者が多くなってから(耕作放棄地が増えてから)では、何の意味も無くなってしまいます・・。
では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~
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