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狩猟犬サツマビーグルのつぶやき: 2024年2月

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2024年2月

2024年2月28日 (水)

サツマ塾 何故サツマは絶滅の危機に陥ったか!?

今朝、ご主人様は午前5時からMLBドジャース大谷選手のOP戦初出場と言うことで、朝早くからTV観戦をしていました。

結果、大谷選手は3打席目に2HRを打ち、好スタートを切りました・・( 拍手! )

いよいよ、3月20日からは今シーズンが開幕します。

3年前からは、我々との山入より、大谷選手の試合をTV観戦する方が好きな様で、これからワクワクする楽しい毎日が11月まで続きます。

いいなぁ~~~( 我々もごろ寝を楽しもう! )

と言うことで、今日の山入はお休みでした・・(>_<)


さて、本日から数回に渡り、電話・メールでの問い合わせ、サツマ保存会員様、ブログ拝読者様等からのご質問に『サツマ塾』と題してお答え(お話し)させて頂きたいと思います。

尚、我々サツマビーグルに関するご質問があれば、メールでお問い合わせください!。


さて、第1回目の本日は「
何故サツマは絶滅の危機に陥ったか!?」と言うことについてお話しさせて頂きます。

サツマは、昭和50年前後ら狩猟雑誌「全猟」「狩猟界」「狩猟の世界」等に紹介される様になり、全国に広がって行きました。

当時は、狩猟ブームも手伝って、サツマの需要も多く、その結果鹿児島には犬ブローカーの様な者が現れ、農家の副業とて繁殖させた犬(サツマ)を安く買い取り売りさばいた結果、劣悪なサツマが全国に広がり飼育される様になりました。

その当時、狩猟雑誌の紹介欄には、「在来ビーグル」「サツマ」「薩摩ビーグル」「九州ビーグル」等と記載され、現在の様に統一されていませんでした。

当時は、輸入され始めた獣猟犬(ビーグル、プロット、ブルーチック、ウォーカー等)はその数も少なく高価であったことから、少々体型や猟芸等に難があったサツマもその値段から、凄い勢いで繁殖され販売されました。

その結果、先人達により犬種固定された純血サツマは激減し、劣悪な犬でもサツマ系等と称して全国に普及して行きました。

当時サツマのブローカーは、大変な大金を手に入れた様ですが、そのしっぺい返しとして劣悪なサツマは体型も猟芸も悪かったことら、段々と売れなくなって行きました。

すると、今度は手にした大金を基に輸入犬(ビーグル、プロット、ブルーチック等)を購入し、以前の様に農家の副業として繁殖を委託し、又もや全国に売りさばいた様です。

しかし、当時は輸入数も少なく、素人繁殖で極近親繁殖(親子・兄妹等)により、瞬く間に体型や猟芸が悪化し、売れなくなった様です。

すると、ハウンド(牡)を沢山のサツマ(牝)に交配し、サツマ系等と称し格安で販売した為に、全国に雑種が氾濫して行きました。

中には、仕事を良くした犬も居たようですが、繁殖しますと雑種ですので体型や猟芸はバラバラになった様ですが、遺伝学的に見ましても当然と言えます。

何時の時代でも、悪徳ブリーダー(ブローカー/犬屋)が居るもので、犬種の普及に貢献はしたもの「儲かれば良い」と品質を顧みず劣化させた張本人でもあります。

昭和55年頃から、ビーグル、ブルーチック、プロット、ウォーカー等のハウンド類を繁殖するブリーダーが、次々と新しい犬を輸入し、狩猟誌に紹介されると、その価格の手ごろ間から全国のハンター達も純血種を購入する機運が高まり、その猟芸等も優れていたことから、全国に居たサツマ系雑種の犬達がドンドンと飼われなくなって行きました。

そして、何時の間にかこれらサツマは、一部のハンターが使用する程度まで減少し、絶滅の危機を迎えました。


犬の繁殖で金儲けしようとすれば、上記した様な試練が待ち構えていることをブリーダーは知るべきであり、絶対にしてはならない事であります。

ご主人様も、兼ねがね『 繁殖犬はあくまで後世に残す良い犬でなければならないし、ましてや金儲けの道具には絶対使ってはならない! 』との決意で、我々の保存普及活動に取り組んでおられます。

ハンター(獣猟)達がサツマに見切りをつけ、新しく輸入されたハウンドを使用する様になっているにも拘わらず、最後まで純血サツマの保存に打ち込んで来られた「サツマ犬舎」の舎主東氏とその仲間達でした・・。

しかし、16年程前に東氏が亡くなりますと、保存されていました50頭余りの純血サツマも鹿児島県内の他、全国に譲渡されて行った様です。

奥様に聞きましても、譲渡先は分からないと言うことでした・・(~_~メ)

もし、東氏が約40年間、私財を投じて純血サツマを保存していなければ、現在のサツマビーグルは存在して居なかったと断言できます。


写真は、出水系のバセットタイプのサツマです(昭和40年頃)。

現在のサツマによく似ていますが、前足が曲がっており、このバセットタイプはご主人様が鉄砲を始めた昭和48年頃に徳島にも居たようで、良く響く大きな声でノウサギを追っていた様ですが、追跡スピードはとても遅く、追跡も数十分ほどしか追えなかった様です。

( 写真はイメージです )
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これでは、飼う人が居なくなるのは当たり前で、この頃からアメビーも比較的安くなり(仔犬1頭がご主人様の月給1ヵ月分)、段々と普及して行きました。

そして、昭和55年頃はサツマに打って変わり、ノウサギ猟にアメリカンビーグルが全国に普及し、全猟各地でローカルトライアルクラブ主催の競技会も開催されるようになり、狩猟以外にも一年中楽しめるトライアルに夢中になるハンターも爆発的に増えて行きました。

その様な経過を辿り、ノウサギ猟でもサツマを飼う人が激減し、絶滅の危機が加速されて行きました。

ご主人様もアメリカンビーグルで狩猟とトライアルを楽しんでおられましたが、鹿児島で約100年と言う長い歳月を掛け先人達が残してくれた純血サツマビーグルの絶滅危機を訴えるべく、現在は閉鎖しておりますがご主人様が管理・運営されていましたアメリカンビーグルのホームページ『 狩猟系ビーグルの館 』を通じて、純血サツマビーグルの保存を訴えましたが誰として手を挙げる人は居ませんでした。

そこで、世界に誇れる日本固有の獣猟犬「サツマ・ビーグル」を後世に残すべく、サツマの調査研究を行い2004年に本犬の由来やエピソードをまとめた『 サツマビーグルのルーツ 』を公開しました。

現在の「サツマビーグル」と言う名称は、サツマ犬舎の東氏が狩猟誌の紹介欄で記載されていました「サツマ・ビーグル」の間にあった「・」をご主人様が取って公開したことから、現在では一般的な犬種名として使用される様になっております。


ご主人様は、この先人達が残してくれた日本固有の獣猟犬を誰もが保存活動をしないのならばと定年退職を機に一念発起し、約40年間と言う長きに渡り保存して来ましたブーギー系アメリカンビーグルは、同系を愛好する全国のビーグラーに飼育を託し、自らは純血サツマビーグルの保存普及活動に取り組んで行くことを決意されました。

そして、サツマ発祥の地「鹿児島」で最後まで純血サツマビーグルを保存し続けた「サツマ犬舎」の故東氏宅を訪問し、ご仏壇にお参りさせて頂き、奥様にサツマの保存の決意をお話されましたところ、とても喜んで頂いた様です。

その時、奥様から紹介頂いたのが東氏の片腕として純血サツマの保存活動をサポートして来られた、現在ご主人様が「鹿児島のサツマ師匠」と仰ぐM氏であります。

M氏にお会いするまでの間、ご主人様は鹿児島のビーグルトライアル仲間等を通じて純血サツマを探しましたが、雑種が多く一時は保存活動も諦めようとも考えたこともあったと聞いております。

ところが、M氏とお会いしてからと言うものは、自ら飼育(保存)している純血サツマの他、ハク、エス、タロー、ギンと次々と素晴らしい純血犬が見つかり、それを基礎犬として保存活動に取り組んで来た結果、現在(2/1現在)では全国34道府県で179頭が飼育されるまでに普及することが出来ております。

このことは、今は亡き「サツマ犬舎」舎主の東(ヒガシ)氏も、あの世で喜んでくれていると思います。

下の写真は、東氏が最後に繁殖された純血サツマビーグルです( 写真の提供者は東氏の奥様 )





では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2024年2月26日 (月)

大分チヨ君 鹿捕獲二桁突破!

本日は、大分に行っておりますチヨ君のシカ猟の写メが届きましたので紹介します。

チヨ君は、初鳴きで追跡4時間と言う快挙を披露した兵庫のエリちゃんとは同腹の兄妹犬です。

この2頭の兄妹犬には、我々みんなも驚きを隠せません・・

以前は、本当なのか?と不信感を持ったりもしましたが、もう今では実力を疑う者も無くなりました・・( 凄い! )


メールには写真と動画のみで、コメントがありませんでしたので、電話をして詳しい話をお聞きしました。

当日は、何時ものグループメンバー3名と共に、チヨ君を連れ山入した様です。

チヨ君は、放犬するると、暫くして起こし鳴きから追跡を始めた様です。

そして、追跡1時間余りで、シカを谷川に追い詰め、T氏が現場に行くまで20分余り鳴き続けていた様です。

T氏は、すぐさま止を撃ちますが、チヨ君は川を挟んで凄いファイトは収まりません。

下の写真は、その時のチヨ君の様子です。

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そして、スマホで撮った動画が下のものです。

動画を見る!


チヨ君は、川を挟み噛み噛みが出来ないのが悔しいのか、シカを睨みつけながら、大きな声で鳴いています。

迫力満点ですよね!!!

何と、この日2頭獲った為に、今猟期捕獲したシカは11頭となり、単犬で二桁越えとなった様です。

未だ、生後8ヵ月の幼犬仕事とは到底信じがたい大活躍ですよね!

ご主人様はT氏に『 チヨ君の様な素晴らしい資質を持ったサツマはブリーダーが持つもので、ハンターにはもったいない・・』なんて言っておりますが、冗談でもなく本気で思っている筋が見え隠れします(笑)

チヨ君が2才頃になれば、我家に一時里帰りし、種牡として使わせてもらう様です。

大阪のレオン君(タロー系)とチヨ君(ギン系)は、今後同系の種牡としても活躍して欲しいと願っております。



さて、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年2月24日 (土)

兵庫ボス君 一度に鹿2頭を嚙み倒す!

四国徳島は、2月16日から連続の雨模様でしたが、今朝は久し振りの晴れ。。。

そこで、ご主人様はハチを連れ山入しておりましたが、又してもシカは尾根越えしたため、早速回収に向かいます。

猟場は、とても寒く、剣山山景の頂上付近は積雪で真っ白でした。

ハチもすんなりと回収し、早々に帰宅しました!


さて、前置きはこの位にして、本日の話しに戻します。

昨日の大阪レオン君のし追い倒しのブログを見て、兵庫に行っておりますドン(呼称:ボス)のK氏からも写メが届きましたので紹介します。

ボス君は、日曜日に山入(狩猟)する以外はK氏が所有する広大な田畑(3ha=約10000坪)からシカやイノシシからの被害を防止する仕事をしております。

現在、K氏は田畑の他、キャンピング場、ドックラン等、多目的な農場経営をされております。

 

先ずは、コメントご覧ください!!!

ご無沙汰してます

ポツン兵庫の上月です。

キャンプ場に併設しているドッグラン(1500㎡余り=約500坪)に親子鹿が入っていたのでボスを放すと小鹿を7分で噛み倒し、親鹿は18分で噛み倒しました。

最初は、後ろから追い、次に並走しながら首を噛んだり股を噛だりしていると倒れ、立ち上がっては逃げるを繰り返すと走れなくなります。

今まで何回か噛み倒していますが、倒れる瞬間は見た事がなく初めての経験をしました。

18ヶ月になり、立派な猟犬(22kg)に成長しています。

鼻白は少し残っています。


次いで、添付写真をご覧ください!!!

写真①・・約500坪もある広いドックランにシカの親子が侵入してきたので、ボス君が追っかけている様子です。

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写真②・・ボス君が母親ジカを追い詰めた様子です。

 20240220_143345

写真③・・ボス君が母親ジカを嚙み倒し咥えている様子です。

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【 後記 】

K氏のお宅は、先祖代々より山の頂上を田畑に開墾し、農林業を営んでおられます。

広大な敷地には、猪鹿の防止柵を張り巡らしていますが、ちょっとした柵の不具合から侵入し、農作物を食害します。

・・で、ボス君は小さい時から農作業に付いて行き、柵内に入って来たシカ等を追い払いながら、訓練らしい訓練は一切せずに狩猟犬としての仕事をマスターしました。

そして、今日まで広大な田畑に設置されています防止柵に侵入してくるシカ等の野生動物から農作物を守っております。

ボス君は、猟犬としてだけでなく、K氏の農場経営のパートナーとしても頑張っています・・( 凄い! )

現在まで数多くのシカを嚙み倒していますが、K氏はボス君が実際にシカを嚙み倒すのは初めて目撃された様です。

シカを嚙み倒す(追い倒す)には、シカに負けない俊敏な動き、スピード、持久力等がないとまず不可能です。

また、ボス君はシカだけではなく、イノシシもやりますので、兎に角「凄い」の一言です・・( 拍手! )


さて、話しは変わりますが、K氏宅は山の頂上に広がった広大な田畑と山林に囲まれた自然豊かな場所にあります。

ご主人様は、日曜日の午後8時から放送されています『 ポツンと一軒家 』に出て来ないか?・・と、今か今かと待っておられます。

K氏にそのことを申し上げますと、氏も待っておられる様でした(笑)

この様な、自然豊かな環境下で我々サツマを飼育しますと、朝夕の散歩だけで別に訓練をしなくても自然とシカを追う様になると思います。

本当に、ボス君が羨ましいです・・。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2024年2月23日 (金)

大阪レオン君 鹿追い倒し!

大阪のレオン君は、京都に遠征狩猟をしております。

本日から3連休と言うことで、レオン君とオーナー様H氏のグループも山入していると思っていました!

恐らく今朝は、雨模様だったと思いますが、H氏グルーブの猟欲は決してレオン君やピース君に負けてない様ですね!(笑)

我家の老ハンターは、勿論、小雨が降っていますので山入はお休みしています・・( 猟欲ないなぁ )


では、H氏が送ってくれました写メを紹介します。

今日は、撃ち手がシカの群れを撃ち損じたので、何と!それならばとレオン君が小鹿を追い倒し噛み止めたと言うことです・・。


先ずは、添付写真からご覧ください!!!


下の写真は、レオン君が小鹿を追い倒し、激しく噛んでいる様子です。

小鹿は、何カ所もレオン君に噛まれ皮がむけていましたので、写真はその箇所をぼかし修正しています。

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次いで、コメントをご覧ください!!!

添付写真は、今朝の猟果です。

朝一番、レオン君とピース君を放しました。

2頭は、放した途端! ワンワン鳴きながら斜面を上って行きます。

しかし、何時もと鳴きが違い、鋭く鳴いてるなと思っていました。

すると、バーンバーンバーン!『 4頭たったけど外した!、滑って転んだだけやー! 』『 レオンとピースが着いとるから気をつけて! 』・・

暫くすると、無線機に「メェーメェー」と言う鳴き声が入って来ました。

現場に勢子長が行くと、小鹿に馬乗りになったレオン君と、その周りをクルクルと旋回しているピース君を発見。

獲物を見ると、レオン君にハムハムされた後だけで、どこにも弾痕なし。

とうやら、群れから離れた小鹿をレオン君が追い倒し噛み止めした様です。

勢子長が現場に着いた時には、レ楊君が小鹿をクチャクチャにしていました。

ピース君は、レオン君の気迫が凄過ぎて小鹿に近寄れなかった様です。


【 後記 】

京都も、イノシシとシカに限り、3月15日まで猟期が延長されている様です。

例年ですと、大雪が降っていましたが、今年は少ない様です。

その代わりと言えば、休日となると良く雨が降った様に思います。

土日の出猟ですので、後6回となりますので、雨が降らないことを祈念しております。

どうか、残りの猟期も安全第一で、素晴らしいシカ猟を楽しんで欲しいと願っております。



さて、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2024年2月22日 (木)

有害駆除で受け取った捕獲報償金は課税対象になるのか!?

四国徳島は、本日も雨でした。本当に良く降るものですよね!。当然山入もお休みです。

そこで、本日はブログのタイトルについてお話ししたいと思います。


先ず、お話しの前に、一昨日、ご主人様も確定申告に行っておりました。

受付は、9:00~16:00までとなってお、会場は徳島市内なので、交通渋滞がありますので、我々の世話は何時もより早く終え、会場に・・。

そして、受付を済ませますと、面会時間は午後1時30分~午後2時と言うことで、一旦帰宅し再度会場に行かれました・・( ご苦労様です/汗 )。

会場には、沢山の方が待っておられ、待つこと約1時間、やっとご主人様が呼ばれ、パソコンで作成した確定申請の提出書類を確認してもらいます・・。

結果、「 問題なし 」と言うことで、書類は受理されました!・・( ヤレヤレです! )

尚、ご主人様が本日行った確定申告は、タイトルの捕獲報償金ではなく、毎年行っているものです。

下の写真が確定申告の会場です。

「アスティとくしま」と言う、とても大きな施設です。
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さて、前置きはこの位にして本日の話しに戻します。

本日は、有害駆除で受け取った捕獲報償金は課税対象となるのか?、また確定申告が必要か否かについてお話ししたい思います。
( 下記の記事は、ネット検索で調べたものを基に作成しております )


有害駆除で受け取った捕獲報償金は課税対象になるのでしょうか?

結論は、「 なる です。

一昨年、次のようなニュースがありました。

( 出典:読売新聞オンライン 2022年11月17日 )
野生のシカやイノシシを捕獲する滋賀県長浜、米原両市内のハンター約30人が昨年、大阪国税局の税務調査を受け、捕獲に応じて国などから支給される報償金で得た所得計約1億7000万円の申告漏れを指摘されていたことがわかった。(略)関係者によると、約30人は2020年までの5年間で、長浜市などから年に数十万~500万円超の報償金を得ていたにもかかわらず、所得の申告を怠ったり、過少に申告したりしていた。無申告加算税などを含む追徴税額は計約600万円で、いずれも修正申告を済ませたとみられる。

害獣駆除で受け取る捕獲報償金は、事業所得ないし雑所得として課税対象になることに注意が必要です。


会社勤めで確定申告の必要がなかった人たちの中にも、副業で収入を得ているという人が増えてきました。思いがけない臨時収入が転がり込んでくるということもあるでしょう。そのようなときに悩ましいのが「確定申告をするのかどうか」ではないでしょうか。
 
結論から言いますと、「勤め先から支払われる給与以外の所得が年間20万円を超える」のなら確定申告はしなければなりません。「所得」とは、収入から必要経費を差し引いて残った金額のことです。
 
有害駆除で受け取った捕獲報償金は、「雑所得」として計算されるのが一般的です。報酬目的でやっている場合はそれなりに経費をかけているはずですので、その分を報酬から差し引くことが可能です。
 
仮に、イノシシを捕獲して得た報酬の年間総額が「20万円」、経費が「5万円」だとすると、「20万円-5万円」=「15万円」が雑所得です。もし給与所得以外の年間所得が、イノシシ捕獲から得た「15万円」だけなら確定申告をする必要ないということになります。
 
●経費になるのは?

所得税が課税される「所得」とは、収入(この場合は報償金)から、必要経費(それを得るために必要な出費)などを差し引いた金額をいいます。経費を確実に計上することで、納税額を抑えることが可能です。害獣駆除(狩猟業)特有の経費としては、例えば次のようなものが考えられるでしょう。

・狩猟用品(ベスト、作業着、長靴、手袋、わななど)の購入費
・備品工具(ナイフ、ロープ、スコップなど)の購入費
・銃(銃本体、弾丸、火薬、雷管など)の購入費
・射撃のトレーニング費用

所得の計算では、収入から差し引ける経費を見逃さずに計算しましょう。所得の種類によっては、一時所得のように特別控除があるものもありますので、収入がどの所得なのかを正確に判断することも大切です。それでも給与所得以外の所得の合計が年間20万円を超えてしまったときは、確定申告をしなければなりません。

※ 収入から差し引ける経費は、全て領収書等が必要ですので、大切に保管しておきましょう!
 
尚、確定申告をすることで、副業をしていることが会社に知られてしまう可能性がありますので、副業を禁止されている人は注意が必要です。

本日は、有害駆除で受け取った捕獲報償金を例に、確定申告が必要な場合についてお話しさせて頂きました。副業している人は、給与以外に20万円以上稼ぐと確定申告が必要になると考えておきましょう。
 
仮にイノシシ1頭が1万円とすると、年間20匹の捕獲で確定申告が必要となります。稼いでいるのに確定申告を忘れると、脱税と判断される可能性があります。あとから通知がきて慌てることがないように、日頃から収入の管理をしておきましょう。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年2月20日 (火)

狩猟通信⑯ 大阪レオン・ピースの兄弟犬が大活躍!

今朝、ご主人様はジャッキー君を連れ山入していましたが、本日も起こしと同時に尾根に向って一目散にシカは逃げて行きました。

ジャッキー君は、放犬すると高鼻の駆け足で前進し、臭いをキャッチするとピタッと停止し、臭いの方向を確認すると電光石火の如く飛んで行き、起こしから追跡(追い鳴き)に移り、一直線に尾根逃げするシカは相手にせずご主人様の下に戻って来ます。

ご主人様は、単独シカ猟には持って来いのジャッキー君の仕事ぶりに、獲れなくてもご満悦の様です・・(^^♪


さて、前置きはこの辺にして、本日の話しに戻します。

本日の話は、少し前のものとなります・・。

当ブログでは、もうすっかりお馴染みの大阪に行っておりますレオン君のオーナー様H氏より、シカ猟の写メを頂いておりましたので紹介します・


先ずは、コメントからご覧ください!

本日のシカ猟の報告です。

朝から、レオン君とピース君の2頭で山に入りました。

午前中は、四国と同じで、尾根を越えて逃げられましたが、2頭とも、山入りした場所に帰って来ました。


昼からは、同じく2頭での山入りです。車から降ろしたとたんに、高鼻、香り鳴きしてました。

離した途端、レオン君が鹿につきました。勢子長の石田君に言わせると、6頭の群れについたとのこと。ピース君は、違うオスジカについてたとの事。

3頭はぐれ、二番弟子のK君の前出て来て、先頭の、おっかさんをバーン、三発!。そして止め一発、バーン!。

彼は、今猟期の初獲物でした。すぐにレオン君が追いつき、ハムハム。

楽しい猟をさせてもらいました。レオン君、ピース君ありがとう!!!


下の写真は、今猟期初ゲットのK君、お手柄のレオン君と捕獲した雌ジカです。

K君・・・おめでとうございます!!!・・(^_^)/

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【 後記 】

レオン君とピース君は、我家で生まれた兄弟です。

父親は、追跡名手のハチですので、流石に起こしから独特の追い鳴きで2時間は追跡する様です。

2犬は、戻りも非常に良く、犬探しはしたことは無い様で、真のシカ猟犬として完成しています。

H氏は人柄も良く、氏の下には若いシカ猟の弟子志願者もあり、若いグループで楽しい狩猟をされている様で、レオン・ピース兄妹も頑張りがいもありますよね!。羨ましい限りです。


今年、レオン君は、京都T氏所有の牝犬「エマちゃん」と繁殖することが決まっております。

エマちゃんも未だ1才半ですが、捜索、起こし、追い鳴き、追跡、戻り・・と、単独シカ猟犬として完成している秀逸犬です。

今から、仔犬の誕生が待ち遠しいとは、ご主人様の弁です。そして我家にも台牝候補として牝仔犬を譲ってもらう様です。

猟期も後半戦に入りますと、シカも学習しており、可成りの追跡力が無いと、中々捕獲には至りませんが、レオン・ピースの兄弟犬は山入りすれば捕獲している様で、素晴らしいの一言です。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年2月18日 (日)

アメビー・アカ君 里親先の広島で初山入・初鹿ゲット!

本日は、とても嬉しいニュースが午前中に届きましたので紹介します。

それは、アメビー・アカ君の初めてのシカ猟です・・。

先週の土曜日に現オーナー様O氏が奥様とご一緒にて、アカ君を迎えに来て下さいました。

奥様もご主人様に案内され犬舎・運動場に入ると、直ぐにアカ君と意気投合・・(^^♪

この様子を見て、ご主人様も我々もアカ君は素晴らしいご家族の下に行くことに、とても安堵しました。


アカ君は、とてもフレンドリーとは言え、1週間は朝夕の散歩でコミュニケーションを図て下さいとO氏にお願いをしておきました。

そして、本日は日曜日です。

O氏グループメンバーとの初めてシカ猟を行った様です。

アカ君はメンバーさん達とは初対面となりましたが、直ぐ皆さんに解け込んで行った様です。

さして、いよいよアカ君のシカ猟が始まりました・・。

メンバーがマチに着いた所でアカ君を放犬するや、約3分でシカを起こし、大きな声で追跡(追い鳴き)し、僅か10分余りで勢子が若い雄ジカを止めた様です。


先ずは、アカ君の初鹿ゲットの写真からご覧ください!

アカ君は、自らノウサギ猟犬よりシカ猟犬を選択し、今朝、素晴らしいシカ猟犬としてデビューを果たしました!

おめでとうございます・・( 拍手! )

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次いで、シカ猟中の休憩中に送ってくれましたコメントをご覧ください!

先日は、アカを譲って頂きありがとうございました。

今日、猟に使ってみました。

言われてしました通り、約3分で鹿を起こしました。

未だ、鹿を噛んだ事がないとお聞きしたので早いとは思いましたが、廻って来た鹿を勢子撃ちしました。

山へ入れて約10分で終了しましたので、追い鳴きを十分楽しむことは出来ませんでしたが、大きな声で追い鳴きしながら捕獲した鹿の所にやって来ました。

アカ君は、これから先が楽しみです。

素晴らしいアカ君を譲って頂き、改めて感謝とお礼を申し上げます。

先ずは、アカ君がシカをゲットしたご連絡まで・・・

今後共、宜しくご指導の程お願いします。


【 後記 】

O氏はご主人様がアカ君のことを心配されていると思い、シカ猟中にも拘わりませずメールを送って頂きました。

お心遣いに感謝致します。

アカ君が、持っている実力を発揮してくれたならば、O氏グループのメンバーにも快く受け入れてもらえると確信しておりました。

・・が、未だ2才になったばかりの若犬ですので、先の事は読めませんので、ご主人様もO氏より写メを送ってもらい、とても安堵されております。

早速、アカ君を育てた岡山のM氏に、アカ君の活躍を連絡しました処、とても安堵されると同時に大変喜んでおられました。

M氏は、アカ君を所用や雨の日以外は連日山入し訓練されましたので、喜びも嘸かし特別な思いで受け止められたと推察します。

M氏曰く『 アカ君がノウサギ猟犬であったならば、トライアルでは敵なし・・ 』と申されていました。

兎に角、我家のご主人様も、アカ君の起こしの速さ、大きな声の追い鳴きで流れる様な追跡には、ビーグル飼育歴40年を振り返っても5本の指に入る追跡力と絶賛されています。

本日は、アカ君が本格的にシカ猟犬として、幸先よいデビューを果たしました。

今後のアカ君の活躍を我々みんな心より応援しております!・・( 写メ楽しみに待っています! )

O氏ご家族並びにグループの皆様に愛され、ケガをしない様に頑張って欲しいと願っております。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年2月17日 (土)

猟場から猪鹿が消えた!

本日、ご主人様は久し振りにハチを連れ、山入しておりました!

猟場は、標高差300m余りの乱場です・・。

ブログでよく登場します通称:ハチの猟場です。

山が深く、途中に沢が3つあり、また尾根の反対側は岩場の絶壁と言う追跡には難しい猟場です。

6年前から、毎年、ハチで10頭余り獲っており、ハチにとっては庭のような所です。

ご主人様も、知り尽くした猟場で、シカの逃げ方で雄雌の識別の他、マチの設定もバッチリです。

今猟期も、シカ猟見習いハンター(鳥撃ち)が、3頭捕獲しております。

また、この場所でマチに掛からずも、何時シカを起こして2~3時間は見事な追跡を披露してくれている所です。


本日も8時30分に猟場に到着。

本日は土曜日・・当然の様にシカ猟見習い生も駐車場所で待機していました(笑)

シカをよく撃ち外すのでハチにとても嫌われており、以前ハチの輸送箱に「おはよう」と挨拶すると、何と!何時もは飛び出してくる輸送箱から一切出ようとしませんでした(笑)

このことがあってからは、挨拶なしで標高約700mの8合目のマチに先回りする様にしています。

もう3年もシカ撃ちをしていますので練習生と言うの如何なものかと思いますが、クレー射撃は上手ですが、あの大きなシカが当たらないので、未だに弟子ではなく、練習生と呼んでいます(笑)。


さて、何時もの様にハチを車から降し、首にGPSマーカーを装着し、林道に放犬。

ハチも久しぶりの山入と言うことで、動きも活発で、知った猟場とばかり、駆け足でドンドンと猟場を狩り込んで行きます。

Dsc_00583_20240217180901

・・が、本日は何時もの寝屋に差し掛かるも起こし鳴きは聞こえません!

ならばと、ハチは捜索コースを変えて狩り込んで行きます。

・・・・・・・・・・

ハチを放犬して、約60分間も起こし鳴きが無いと言うのは、はじめでの出来事です・・。

練習生に連絡し「今日はおかしい???」と話しますと、練習生も初めての出来事で驚いている様です。

今日は、どうもシカが居ない「空山」になっている様ですので、ハチを呼び戻します・・

何と!、獲物が居ないのか、ハチはご主人様の20番スラッグ弾空ケース『 ピッピッピー 』と強く吹いて「戻れ!コール」をしますと、すんなりとご主人様の下に戻って来ましたので、本日はこれまでと・・練習生にも連絡し、帰宅・・。

・・・・・・・・・・

それにしても、ハチと山入し、獲物が起きなかったのは初めての出来事で、ご主人様も練習生も一同驚きを隠せなかった様です。

イノシシの痕跡も無く、シカもこの状況では、猟期が3月31日まで延長されていても、何の意味もありません!

これでは、マイちゃんの訓練もままなりませんよね!・・(>_<)

さぁ・・これからどうするか???



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

 

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2024年2月16日 (金)

長野モネ 幸運にも猟期終了日に猪初ゲット!

今朝は、小雨模様でしたが、ご主人様はワカを連れ山入しておりました。

しかし、猟場に着くなり本降りとなり、一旦車に戻り待機していましたが、一向に止まない様なので帰って来ました!

今猟期は終了しましたが、当地徳島県は猪と鹿に限り、3月31日まで延長されています。


さて、本日は久し振りに長野に行っておりますモネのオーナー様H氏より写メが届きましたので紹介します。

尚、長野県も猪と鹿に限り、3月15日まで延長されていますが、捕獲は「ワナ」限定となっていますので、モネの今猟期は2月15日で終了となりました。

何と!、今猟期終了日にモネは幸運にもイノシシを初ゲットした様です・・( 拍手! )


先ずは、添付写真からご覧ください!。

モネは国内最大級の大型犬ですので、成獣のイノシシがウリボウの様に見えますよね!(笑)

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次いで、コメントをご覧ください!

ご無沙汰しています。

こちら長野は今シーズン一度大雪が降りそれ以外雪の少ない猟期でした。

本日15日で狩猟の期間も終わりました。

サンデーハンターで、また能登半島地震の災害復旧支援の為、出猟日も少なかったです。

が、シシの痕跡のある猟場で3日目にやっと獲る事ができました。

シシのスピードと同等のモネのスピードで、仲間で一番の射撃名手の師匠が止めてくれました。

第2ラウンドも、モネの早い起こしから高速追跡で、あっという間にタツマに鹿を追い込み捕獲出来ました。


下の写真は、猟場に放犬され高鼻で獣臭をキャッチしている所です。

この後、素早い起こしから高速追跡で、アッとゆう間にシカを捕獲した様です。

Photo_20240216191501 


最終日に、この様な猟果があり、終り良ければ全て良しと言うことで、素晴らしい狩猟シーズンを終えることが出来ました。

今猟期初めてモネがシシもやることが分かり、また一段とサツマビーグルの優秀さに再認識させられました。

この様な素晴らしいサツマビーグル『モネ』を作出し、譲渡して頂きましことに感謝とお礼を申し上げます。


【 後記 】

モネちゃんは、体高60cm、体重28kgと言うジャンボ娘です。

我家のワカとは同腹の姉妹犬です。

ワカも現在、体高58cm、体重25kgありますが、モネちゃんは未だ一回り大きいです(笑)

モネちゃんは、雪中のシカ猟では、その高速追跡で何頭も追い倒している秀逸犬です。

そして、猟期最終日にイノシシを初ゲットした様で、大物万能犬に開花した様です・・。

兎も角、今猟期はケガもなく、良い仕事をした様ですので、拍手を送りたいと思います。



ては、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2024年2月15日 (木)

2023年度猟期も本日で終了(総括)!

本日は、2月15日と言うことで、2023年度の猟期も本日で終了しました!

先日、始まった様に思う猟期も、早や3ヵ月が過ぎてしまいました!・・( 月日が経つのは早い! )

皆さんの猟果は、如何でしたか???

当地徳島は、豚熱の影響で猟場からイノシシが姿を消し、我々サツマを飼育してから初めてゼロとなりました。

また、シカも前年度と比べますと、可成り少なくなり、我々猟犬が追いますと一目散に尾根越えとなり、ご主人様の様な単独猟をしているハンターの猟果は言うまでもなく激減しました。

今猟期の我家は、仕込みのジャッキー君とマイちゃんの2頭が居ましたので、我々成犬達の山入は昨年度の3分の1ほどでした。

これは仕方がありませんよね!

しかし、ジャッキー君が単独シカ猟犬としてデビューを果たしましたので、ヨシとしましょう!!!

但し、マイちゃんは未だり猟欲発現とまでは行っておりませんが、捜索範囲も100m余りまで足が延びる様になっていますので、初鳴きが楽しみになっております。

以上の様に、今猟期は過去10年間で見ても、猟果はダントツに少なくなりました。

只、当地徳島県は、イノシシとシカに限り、3月31日まで猟期が延長されていますので、挽回したいところです・・。

しかし、日中の気温も上がりますので、追跡犬の我々サツマビーグルにとっては辛い残りシーズンとなります。

また、捕獲した雌ジカのお腹には胎児が入っていますので、ご主人様は雄ジカしか捕獲しません・・。

隣町の猟場も、4月1日からは有害駆除が始まりますので、我々の訓練も控えないと賞金稼ぎのハンターから目の敵にされ兼ねません!

イノシシもシカもこれだけ少なくなっているのに、我が町も隣町も有害駆除を実施します・・(>_<)

何のための有害駆除なのか、当局もしっかりと現状調査した上で判断すべきと考えます。

シカは兎も角、イノシシにおいては豚熱で激減しており、駆除をする必要性は全く無いと考えます。

また、4月から7月の間は、イノシシやシカ等の野生動物の繁殖期(出産・子育て)に入りますので、有害駆除も考えなけれはなりません。

今や、当局(市町村役場)と猟友会がズブズブの関係で、毎年同じことを慣例的に繰り返しています。

イノシシやシカはゼロになれば良いとでも思っているのだろうか???

これでは、自然界の生物多様性は崩壊してしまいます・・。

有害駆除も地域全域ではなく、被害が顕著な地域周辺を期限付きで行う時期が来ていると思います。


我家は、全国のサツマ保存会の事務局も兼ねていますので、会員様より多くの情報が集まって来ますが、今猟期は一部地域では豚熱からイノシシが復活している様ですが、10年前からすると本年度も少なく、今後の復活が待たれます。

また、シカは地域差が大きく、獲っても獲っても増え続ける地域もあれば、以前と比べ大きく減少している地域もある様です。

これらの減少原因は、計画性のない有害駆除や管理捕獲での獲り過ぎが上げられます。

国からの補助金、県からの補助金、市町村からの補助金と・・平均してイノシシやシカは1頭当たり18000前後の捕獲報償金が出ている様です。


イノシシやシカの捕獲数を見ますと、ここ5年余りは狩猟期間中より、猟期が終わった後の有害駆除等で捕獲している数が多い県が増えています。

これは勿論、捕獲報償金目当てのハンターが多くなったことを表しているとも言えます。

この様な数字を見ても分かる様に、当局がイノシシやシカをお金を掛けずに捕獲しょうと単純に猟期を延長しても、延長してない時と捕獲数は増えるどころか減っている・・そして一年を通してみますと一定数が捕獲されると言うのが現状の様です。

これは、当局と捕獲報償金目当てのハンターの凌ぎあいを見ている様で、今の処はハンターに軍配が上がっている様です。

当局は、捕獲数ばかり気にし、農林業の被害防止策等はそっちのけ・・、本当にどうなっているのでしょうね!

まぁ、余りグチっても仕方がなく、寂しくもなりますのでこの辺で止めておきます(笑)


下は、すっかりシカ猟犬として実力を付けているジャッキー君です。

最近、ジャッキー君は起こしが鋭く早くなり、中々写真も撮れなくなっています(笑)

何故か、この時はジャッキー君を呼ぶと振り向いてくれましたので、上手く撮れました。

また、身体も随分大きくなりました!・・( 体高53cm、体重24kg )

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さて、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年2月13日 (火)

狩猟通信⑮ 愛媛レイア頑張るも猟果はイマイチ!?

本日、ご主人様は所用があり、山入はお休みです。

山入の順番からですと、本日はハチちゃんの番でした・・。

ハッちゃんは、前回も雨で飛ばされましたので、ストレスも溜まっていると思います(笑)。

我家の今猟期の目標は、ジャッキー・マイを何とかしてシカ猟犬にすることを優先していますので、我々成犬達は山入のチャンスは少ないと諦めています・・。今の処、ジャッキー君は単独シカ猟犬としてデビューしていますが、後はマイちゃんの初鳴きを待つのみとなっております。


さて、本日の話しに戻します。

本日は、久しぶりに愛媛に行っておりますレイアちゃんのオーナー様T氏より、写メが届きましたので紹介します。

T氏グループも猟期前半は良かったのですが、年明けからはレイアちゃんの頑張りもマチに掛からなかったり、撃っても外すことが繰り返され猟果はイマイチでしたが、久しぶりにT氏が牝シカを止めた様です。


それでは、先ずは詳しいレポートをご覧ください!

ご無沙汰しております。 

フクの復調。何よりです。本当によかったです。 

レイア(21♀13キロ)2度目の近況報告をさせて頂きます。 

今猟期は順調に獲れていたのですが、昨年末の銃の不調以降、レイアも毎回起こすのに不思議な位に上手く噛み合わずトホホな状況が続いていました。 

不調続きの中、ようやく捕獲し、久しぶりに写真が撮れましたので報告させて頂きます。 

写真の出来がよくないことお笑い下さい。

写真も射撃も上手くなりません。
 

今回は、囲みの外から追い返しが始まってからの話になります。 

私が居たのは寝屋のある崖下のヤバい場所でした。

ここで撃つと、獲物の回収は厳しいので移動を急ぎますが、レイアの鳴き声はドンドン近づいて来ます。

仕方なく覚悟を決め、待ちの体制に入ると、じきに獲物(よく肥えたメス鹿)が現れました。 

木の陰から飛び出た所で3発撃ち掛け、何とか止められました。

倒れた獲物は木で止まリ、谷に落ちずにいたのでホットしてると、2頭目が通過。程なくレイアが到着。その差3040mでしょうか。

群の追跡の場合、最後尾の鹿を追う事が多いので、2頭目を追ってるのだろうと見ていると、木に引っ掛かっていた1頭目に向かうじゃないですか。

今回、レイアが追っていたのは倒した雌鹿でした。

すると、ほとんど動いていなかった雌鹿もレイアが来ると、最後のもがきで動くではありませんか。

ついてない時はこんなものかも知れません。

結局、谷までの急斜面を約100mも転げ落ちて行きました。

写真を撮った後は、泣きの回収となりました。

鹿ではなく、厄が落ちれば良いのにと思った次第です。 

今猟期も残り少なくなって来ましたが、サツマ保存会員様の素晴らしい愛犬のご活躍や成長具合を楽しみにしております。

最近、大分のチヨ君や兵庫のエリちゃんの活躍がブログに紹介されていますが、素晴らしいですね!

毎日のブログ更新は、嘸かし大変だろうとお察ししますが、唯一の楽しみにされているハンター等も多いと思いますので、今後と宜しくお願いします。

今猟期、もう一回くらいはお便りを送れるようにレイア共々頑張ります。

今後共、宜しくご指導の程お願いします。

以上が、レポートでした。

T氏は何時も詳しい内容を記載して頂いており、感謝に堪えません


下は、添付されていました写真です。

約100mの急斜面から転げ落ちた雌鹿の回収にレイアちゃんを連れて行き、噛み噛みさせるT氏の猟犬訓練には頭が下がります。

レイアも長時間、他の群れ鹿には目もくれず1頭の雌鹿を追い切ったことは、とても意義があります。

この仕事ができる様になれば、追跡犬として一流犬と言えます。

( 写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )
20240213

 レイアは、父親のナツそっくりの美しい白毛で、何か神秘的な光を放っている様に見えますよね!・・( 凄い! )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~

 

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2024年2月11日 (日)

オーナー通信 兵庫エリ「初鳴き」で追跡4時間の快挙!

本日は、兵庫に行っておりますエリちゃんのオーナー様D氏より写メが届きましたので紹介します。

先ず、エリちゃんは当ブログ初登場ですので血統からお話しします。

父親はアサ、母親はソラⅡで、2023年6月21日生の牝犬です(生後8ヵ月)

繁殖者は、福岡県のA氏であります。

お産は、陣痛が弱く自然分娩は無理との判断で帝王切開で行い、更に母親の乳の出が悪かったのでA氏ご家族3人が交代で人口哺育をされた仔犬です。


次いで、添付写真をご覧ください!

8ヵ月とは思えない堂々とした体躯に成長しています。

つい先日、「初鳴き」をし、約4時間に渡りシカを追跡(追い鳴き)したと、D氏が電話の向こうで興奮して話されていましたので、写真を送って下さいとお願いしますと、自らの評価(コメント)も書いて送って下さいました。

D氏も猟歴50年になりますが、『 エリの様な凄い犬は見たことも聞いたこともない 』とおっしゃっています。

Photo_20240209160201


次に、評価コメントをご覧ください!

この犬を私なりに評価いたしますとスリーS犬であります。

スリーS犬・・
①スマート =細身のチーターのような体形
②スピード =起こし始めのスピードの速さは凄い
③スピーディ=スピーディな起こし追跡レンジの広さ

各犬の個性を引き出してやるのが主人の仕事

私も猟歴50年目になりますがやはり犬を持ってこそ成長の楽しさがわかるもの。

いくつになっても楽しいことはやめられません。男のロマンですね!

これからもご指導よろしくお願いいたします。

Photo_20240209160202


【 後記 】


エリちゃんは、オーナー様D氏の評価並びに写真で拝見した体型を総合的に判断(評価)しますと、サツマ発祥の地「鹿児島」の品評会で最も優れている体型は『 重くて軽し 』の格言通りのサツマビーグルの様ですね!。

体型は、父親のアサに似て背が高く、反面顔は母親のソラに似て頭が大きくしわの多い土佐犬の様な顔付で、すごみがありますよね!

猟芸で、起こしが早く、スピード豊かな捜索並びに追跡は父親のアサに似ています。

アサも初めての山入訓練で、タヌキを起こし、高速追跡でタヌキを木上げする見事な猟芸を披露し、ご主人様を驚かせました。

アサの追跡速度は12km/hと、とてつもない早いため、過去に牝ジカを9回追い倒しています!


以上の様に、エリちゃんは、両親の良いとこ取りをした秀逸犬と思います。

それにしても、初鳴きと言えば通常は良くて1分程度の追い鳴きですが、約4時間も追跡するなんて我家の追跡名手「ハチ」も顔負けですよね!

ご主人様もD氏同様に猟歴50年になりますが、単犬での山入訓練で初めて獲物を起こして4時間余りも追跡(追い鳴き)したと言うことは見たことも聞いたことも無いと申されています。

エリちゃんの遺伝子は、必ずや我々サツマの猟芸向上に大きく貢献してくれるものと期待(確信)しています。

今後は、イノシシに切られない様に十分気を付け、出来れば早く素晴らしい遺伝子を後世に残すべく仔犬を取って欲しいと願っております。

エリちゃんを繁殖し、人工保育で育てた福岡のA氏ご家族の皆様は、嘸かしこのブログをご覧になり改めて「育て甲斐があった」と、当時の苦労話に花が咲くものと推察します。

正に、作出者(繁殖者)冥利に尽きると思います・・。

今後は、兵庫D氏の下でシカ猟犬として益々磨きを掛け、押しも押されずの名シカ猟犬になって欲しいと願っております。

くれぐれも、不慮の事故や山入での事故に注意して欲しいと願って止みません!。


< 追記 >
当ブログをご覧になって、先ず初鳴きで4時間の追跡とは信じ硬いと思います・・。
しかし、当ブログでお馴染みで、生後6ヵ月でシカを初捕獲した大分のチヨ君とは同腹の兄妹犬ですので、それもアリかなと考えます。
それにしても、エリちゃんもチヨ君も凄いですよね!・・( 繁殖者の福岡A氏も嘸かし驚かれていると思います )
また、昨日はチヨ君のオーナー様で大分のT氏から電話があり、『 単犬で11頭目のシカを捕獲しました! 』と、嬉しそうに話されていたのが思い浮かびます。



さて、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~



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2024年2月10日 (土)

アメビー・アカ君の旅立ち!

1月13日、ご主人様と奥様は我家のルイちゃんとアカ君を交換するため岡山のM氏宅にお邪魔し、アカ君は我家にやって来ました。

早くも、あの日から約1ヵ月が経ちました!・・( 月日が経つのは本当に早いですよね! )

以前にもブログで詳しく紹介させて頂きましたが、アカ君はノウサギを追跡中にシカと出会うとそちらを追ってしまい、ノウサギ猟は愚かトライアルにも出れなくなっていました。

前オーナー様M氏もアカ君の追跡力が惜しいと、何とかノウサギ猟犬にしたいと訓練に励んで来られましたが、アカ君は益々シカが好きになりとうとうM氏も手放すことを決断されました。

その後、ご主人様とM氏が相談し、ルイちゃんはM氏の下で繁殖させ、その後ノウサギ猟犬として訓練する・・、そしてアカ君は新しいオーナー様の下に里親として譲渡することが決まりました。

この間、ご主人様もアカ君の実力テストの意味で3回山入させましたが、何れも起こしが早く3時間余り素晴らしい追い鳴きで追跡し、その実力に驚かれると同時に、流石にブーギー系アメリカンビーグルの追跡だ!と、納得されました。

ご主人様は、アメビーは我々サツマの様に戻りが良くないので、里親先はグループでシカ猟をされている方に絞り、本日アカ君を迎えに来られました広島のO氏(サツマ保存会員様)に快く譲渡を決定されました。

O氏宅には、リュウ×エスの子供(牝)が行っており、今年で9才になります。


さて、前置きはこのくらいして、本日の話しに戻します。

O氏は、広島を9時に出発し、我家には13:30に到着されました!

O氏が9年前にサツマの牝仔犬(リュウ×エス)を迎えに我家にお出で下さった時は55才でしたが、今は64才になっておられました。

・・が、10才は若く見える男前、本日は美人の奥様も一緒にお出で下さりました。


先ず、簡単なご挨拶の後、犬舎・運動場に案内しました。

奥様から、綺麗な犬舎(運動場)で、ワンコ達も幸せですね!・・とお褒めを頂きました。

奥様は、お世辞抜きの綺麗な方ですが、アカ君を見るなり「可愛い・・」と、近寄っては頭をナデナデされ、とても犬好きと言うことが良く分かりました。ご主人様も我々みんなも安堵しました。

我々もみんな1頭づつ紹介してくれました・・。

・・が、嬉しくて大声で鳴きましたのでご主人様に叱られましたが、O氏や奥様にナデナデしてもらい、みんな直ぐに大人しくなりました(笑)。


その後、ご主人様とO氏ご夫妻がアカ君を連れ、お別れの意味で犬舎周辺のプチ散歩に行かれました。

下の写真は、散歩に行く前に我家の家門前で撮ったO氏とアカ君です。

アカ君、すっかりO氏に懐いています(笑)

20240210

散歩の最中に、ご主人様がアカ君の猟芸を説明したり、O氏からはグループや猟場をお聞きした様です・・。

お別れの際、O氏にアカ君の血統書と登録犬譲受渡報告書を手渡した後、アカ君は広島に向け旅立って行きました!。


【 後記 】

アメビーは我々サツマと違い、フレンドリーな性格なので、O氏宅で1週間もすれば山入も可能と思います。

O氏グループの皆さん達にも可愛がってもらい、山入した際は自らのシカ猟犬としての実力を遺憾なく発揮して欲しいと願っています。

どうか、我家から遠く離れた広島の地ですが、O氏ご家族と共に元気に楽しく暮らして欲しいと思います。

我々みんな、アカ君のシカ猟犬としての活躍を祈念しております。

シカを獲ったら、写メを送って下さいね・・( お待ちしております )


<追記>
アカ君の前オーナー様M氏より、O氏にアカ君のことをくれぐれも宜しくお願いしますとお伝え下さいと・・朝早くからご主人様に連絡がありました。
また、O氏に携帯電話番号を教えてください・・そして、アカ君の事で何か聞きたいことがありましたら、何時でも連絡して下さいとの伝言も頂いております。
O氏ご夫妻が帰られた後、アカ君が心配でたまらない岡山のM氏に電話し安心して頂きました。M氏曰く『 犬は日頃主人が仕事で居ないことから、家族が世話することになるので、奥様が犬好きだと世話が行き届き一番良い・・』と言って、安堵されておられました。
アカ君の新天地は広島で、以前住んでいましたM氏宅の岡山とは隣県ですので、今後お二人が連携し合いブーギー系アメリカンビーグルの系統保存に取り組んで頂ければ幸甚です。



さて、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年2月 8日 (木)

フクは元気になりました!

今朝、ご主人様はジャッキー君を連れ山入しておりました。

相変わらずジャッキー君の起こしはとても早いですし、追い鳴きも独特の良く響く太い声で追跡します。

・・が、本日も一直線に尾根を越え、マチには掛かりませんでした・・(>_<)

しかし、こればかりはジャッキー君のせいでも無し、シカの学習能力が長けているのでどうしょうもありません!。


さて、当ブログをご覧頂いております拝読者様から、「その後のフクの様子を教えてください・・」等のメールを頂いておりますので、本日はフクの最近の様子を紹介します。


先ず、今朝の運動場でのフクの写真からご覧ください!

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フクは、難産から子宮を全摘した際に感染症を併発し、一時はもうダメとも言われたこともありましたが、現在はとても元気になっております。

フクのことをご存じでない方もお出でると思いますので、以下簡単にお話しさせて頂きます。

フクは12月2日に出産が始まりましたが、胎児が通常の2倍(700g)もあり、産道で詰まる難産で、2匹は死産、生きた仔犬は1頭でした。

フクの腹を触診しますと、未だ4匹残っており産道前で胎児が詰まっていますので、近くの動物病院で陣痛誘発剤を投与してもらいました。

・・が、2日経っても産まれないので我家の指定動物病院「リューネ動物病院」を受診しますと、胎児が大き過ぎて自然分娩は無理との判断で帝王切開をすることにしましたが、腹を開けると子宮がパンパンに膨れ上がっており、既に胎児は死んでおり子宮摘出をしないとフクの命が危ないとの事から、子宮の全摘を行いました。

しかし、子宮摘出の際に感染症を併発し40℃近い発熱で生死をさまよいました。

・・が、抗生剤と解熱剤の投与で何とか一命をとりとめましたが、全く食欲もなく衰弱し、1匹いた仔犬も死んでしまいました。

ご主人様は、何とか食事を摂らせようと、色々と試した結果、奥様が提案された茹でた鳥のささみと粉ミルクは何とか食べてくれましたが、これだけでは衰弱した体力は回復しない・・、後はフクの生命力に掛けるしかないまで追い込まれました。

そして、その後暫くは暖房用ヒーターが入った繁殖ケージで飼育し、上記メューのみを与えていましたが、ある日食べ終わってもフクがワンワンと鳴くのでご主人様が行きますと、昨日の様子と違い目に輝きが見えたことから、ドックフードにネコの缶詰をトッピングして与えますと、何とペロッと食べました・・。

その後は、徐々にフードを増量してもペロッと食べる様になり、大分心配は無くなりました。

しかし、感染症は少し油断しますと再発しますので、朝夕の2回、体温測定を毎日行いました。

・・・・・・・・・・・

我々と一緒の食事を摂り、一日中運動場で過ごす様になったのは1月半ばからです。

現在は、我家のお湯割りフードもモリモリ食べ、あっと言う間に完食する程、食欲も旺盛です。

今、当時を振り返りますと・・今の元気は一も二にもフクの生命力が成せた奇跡と思います。

未だ、感染症の際の炎症痕が足に残り毛が抜けていますが、それも可成り良くなっています。

現在、体重は11kgで少し痩せていますが、ベストの13kgまでは後少しです。

※ フクは、国内最小のサツマビーグルです・・( 体高43cm、体重13kg )

これからは、段々と暖かくなりますので、運動場での日向ぼっこはフクの体調維持には好都合です。

当ブログの拝読者様にはご心配を頂き、心より感謝とお礼を申し上げます。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年2月 6日 (火)

アメビー・アカ君の里親 苦渋の決断!

今朝、ご主人様はジャッキー君を連れ、山入しておりました。

今朝は、風が強く、ジャッキー君得意の高鼻が使えず、逆に風に邪魔され右往左往し、可成りの距離を捜索しましたが中々シカの起こしには繋がりませんでした。

また、ご主人様も寒風に吹き晒され、まるで猟場での「罰ゲーム」状態・・(≧◇≦)

こうなると、早くジャッキー君を呼び寄せ、帰宅するのが一番と・・早々に帰って来ました(笑)


さて、前置きはこの位にして本日の話しに戻します。

アメビーのアカ君の様なハウンド類は、稀に戻って来る犬も居る様ですが、殆どは我々サツマの様に放犬された車の下に戻って来ることはなく、回収が必要です。

・・ですので、ご主人様の様に単独猟をされる老ハンターには、幾ら起こしも早く追跡が上手でも、万一マチに掛からず長時間追跡した場合には回収が困難となります。

獲れれば何も問題は無いのですが、今猟期の様にシカの生息数も少なく、逃げ方も一直線に尾根越えとなりますと、回収に手間取るのは目に見えております。

アカ君も1月に満2才になったばかり・・、ノウサギ猟犬であったなら絶対に手放すことはないのですが・・。

だって、ご主人様のハンターとしての夢は、最後はアメビーの美しい追い鳴きを聞きながらノウサギ猟をやってみたい・・なのです。

アカ君は、既にシカ猟犬として完成していますので、我家に残しても山入のチャンスも少なく、シカ猟犬としての生涯を考えますと、5名ほどのグループでシカ猟を行っている方達の下で暮らすのが一番の幸せとの結論に達しました。

アカ君のブログ記事をご覧になり、5名のハンターに大変興味を持って頂き、見学に来られる熱心な方もおられました・・。

さて、誰にアカ君の里親先になってもらうか?、再度5名の方に色々とご相談がてらお話しをさせて頂き、下記の条件に合致された方に決めさせて頂きました。

🔴条件・・
①5名ほどでグルーブシカ猟をしている。
②アメリカンビーグルの飼育経験があり、猟をしたことがある。
③年齢が65歳以下である。
④家族みんなが猟犬飼育に理解がある。
⑤一軒家である。
⑥ワクチン接種、フィラリア・マダニ駆除剤投与等の飼育管理がしっかりしている。
🔴最後に・・
ブーギー系アメリカンビーグルの保存に協力を頂ける。

尚、大金でアカ君を手に入れようとする方も居ましたが、よく聞いてみますと捕獲報償金目当てと思われました・・。

我家のご主人様は、決してお金で動く様な方ではありませんので、この様に方は連絡を頂いた時点でやんわりとお断りさせて頂いております。

ご主人様は、仔犬譲渡も成犬の里親も譲渡先情報をできる限り収集し、お金ではなく我々が幸せになれるオーナー様を選んでくれております。

ご主人様曰く『 金儲けなら 猟犬のブリーダー何て絶対にしない! 』・・と、常々言っておられます(笑)。


以上の事から、アカ君の里親先が決まりましたので紹介させて頂きます。

決まりました里親先は、我々サツマビーグルの保存普及活動を始めた時から大変お世話になっている広島県のO氏であります。

氏の下には「リュウ×エス」の牝犬が行っております。

以前から、ビーグルトライアル等でご主人様を良く知っておられ、何時もブログを拝読して頂いており、ブーギー系アメリカンビーグルのアカ君の投稿記事をご覧になるなり、一早く問い合わせを頂き、長電話をされていました。

昨夜、O氏に「里親先として譲渡させて頂きます」と電話連絡をしますと、大変喜んで頂きました。

我家から行っていますサツマ牝も8才になり、次の犬が欲しいと思っておられた様で、ブーギー系アメリカンビーグルでシカ猟が出来るなんて、夢の様です・・と、子供の様に声を弾ませながら喜んでおられた様です。

お年も64才と若く、今後は我々同様にブーギー系アメリカンビーグルの保存活動にも協力を惜しまない旨の決意もお聞き出来ました。

アカ君は、未だ満2才になったばかりの若犬ですので、当分の間は犬の心配も無くなりました!・・と、安堵されております。

ご主人様も、アカ君の実力テストの意味で単犬で3回山入させましたが、シカ猟での起こし、追い鳴き、追跡共に申し分なく、グループ猟であれば捕獲率も上がり回収も容易と考えられ、即戦力として申し分ないと申されております。

アカ君もご主人様により素晴らしいオーナー様を見つけてもらい、今後は広島でO氏グループの方達のシカ猟猟犬として頑張って欲しいと願っております。

お迎えは、2月10日(土)ですので、それまでの間はご主人様と徳島でのシカ猟を楽しんで欲しいと思います。

短い期間でしたが、我々と違い赤毛のアカ君の事は一生忘れることはないと思います。


下の写真は、運動場でのアカ君の様子です。

Dsc_00712_20240204160301




では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年2月 4日 (日)

狩猟通信⑭ 栃木ヤマ君が鹿初ゲット!

本日は、栃木に行っておりますヤマ君のオーナー様T氏より嬉しい写メを送って頂きましたので紹介します。

先ず、ヤマ君はブログ初登場ですので血統から紹介します。

父:ナツ×母:リリー、2022.6.21日生、牡犬。

国内初となる珍しい毛色『 メンカブリ 』です。

尚、T氏の下にはご主人様の愛車ハーレーも譲渡されており、大事に乗って頂いております。


さて、前置きはこの位にして、本日の話しに戻します。

ヤマ君の兄妹は10頭居ますが、みんな全国でシカ猟犬として活躍していますが、ヤマ君からは中々嬉しい便りはありませんでした。

未だ、生後1年半ですので、猟犬としての結果を求めるのはどうかと思いますが・・

オーナー様T氏も兄妹犬の活躍を見て、恐らく羨ましく思っていたとお察しします。

T氏は、現在気の合った3名のハンターとシカ猟を楽しまれています。


先ずは、ヤマ君が初めて獲ったシカ猟の写真からご覧ください。

Photo_20240201134902

ヤマ君は、早い起こしから独特の追い鳴きでシカを追跡する様です。

今年に入ってから、シカをやる様になりましたが、今までマチに掛からなかったり、撃っても外したりで・・ヤマ君には申し訳ない事ばかりでした・・との反省の弁が電話でありました(笑)。

この度の捕獲は、残念ながらT氏ではなかった様ですが、早く自ら撃ちたいだろうとお察しします・・(^.^)

T氏にとっては、この日の為にヤマ君を連れ山入訓練に励んで来られたことと思います。

本当に、おめでとうございます!

次回の山入からは、一皮むけたヤマ君の仕事が見られると思います。

これからは、仲間の方達の信頼を得る様な素晴らしいシカ猟犬に成長して欲しいと願っています。

ヤマ君のお嫁さん候補の仔犬も、本年度中には譲渡できると思います・・( 楽しみに待っていてくださいね! )



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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2024年2月 2日 (金)

狩猟用ブーギー系アメリカンビーグルの系譜!

今朝、ご主人様はマイちゃんを連れ山入しておりましたが、とても猟場は冷たく、約1時間余りで早々に飛んで帰って来ました!(笑)

老ハンターも本当に年を取ったものです(笑)・・( 猟欲が全く欠如しております/汗 )


先日のアカ君の記事は、全国のビーグラーからご主人様が未だブーギー系を所有していると言うことで、沢山の方から電話やメールを頂きました。皆さん年を取られましたが、お元気でした(笑)。

50年前にブーギー系が好まれて飼われたのは、その追跡力でありました。

ご主人様もブーギー系の追跡能力を残しながら、黒毛への改良固定を行い、現在に至っております。

問合せで最も多かったのが、我家「四国プリンス犬舎」のブギー系アメリカンビーグルの系譜を教えてくださいと言うことから、簡単に紹介したいと思います。

我家で系統繁殖(保存)して来ましたブーギー系も、現在は15代目に達しております。

初代から15代までの代表犬全てを紹介するにはブログ容量の関係で出来ません。

・・ので、黒毛に改良固定がほぼ完成しました10代目より、その雄姿を写真で紹介させて頂きます。

( 添付写真はクリックで拡大し、鮮明な画像がご覧頂けます )


🔴10代
●シコクプリンス・ブーギース・パット(牡)
10

🔴11代~13代
●写真後方左側:11代=シコクプリンス・ブーギース・アイ(牝)・・・( 父親:10代=パット )
●写真後方右側:12代=シコクプリンス・ブーギース・ダイナ(牡)・・( 母親:11代=アイ )
●写真手前 =:13代シコクプリンス・ブーギース・ドル(牡)・・・・( 父親:12代ダイナ )
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●13代=フィールドアノツ・ブーギース・ケリー(牡)・・( 母親:12代=キャンディ )
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●13代=フィールドアノツ・ブーギース・マックス(牡)・・( 父親:12代=ダイナ )
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🔴14代
●フィールドアノツ・ブーギース・アブァ(牝)・・( 父親:12代ダイナ )
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🔴15代
●フィールドアノツ・ブーギース・ルイ(牝)・・( 母親:14代=アブァ )
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●フィールドアノツ・ブーギース・ノア(牡)/呼名=アカ・・( 母親:14代=アブァ )

・アカの毛色(白オレンジ=赤毛)は、父親:13代=ケリーの母方12代=キャンディの母親:11代=ローラによるものか?
・ローラは、10代=パットと異系牝(白オレンジ色:濃い茶色)のアウトブリードで生まれた牝犬。
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🔴16代
交配計画・・父親=13代:ケリー×母親=15代:ルイ
・交配日=1月22日、出産予定日=3月23日



【 後記 】

我家「四国プリンス犬舎」で、最後まで居たのが写真「11代~13代」の3頭でした。

そして、我々サツマビーグルの保存普及活動に注力するために、アイは鹿児島、ダイナは三重県、ドルは福岡に行きましたが、もうみんな亡くなっております。

現在、ブーギー系は三重県のフィールドアノツ犬舎で繁殖された犬を中心に、岡山、広島、和歌山等で飼育(保存)されています。

下の写真が、我家のブーギー系アメリカンビールの初代「モンロー号(牝)」であります。

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モンロー号は、昭和52年(1977)生れで、今から実に47年前となります。

当時のブーギー系は、モンロー号の様な白黒タンが年を取るごとに赤毛に変る(焼ける)のが特徴でした。

写真は、6才くらいの時に撮影したもので、この毛色と15代アカ(血統書名=ノア)とよく似ています。

モンロー号から数えて6代目が、全猟主催第12回全国ビーグルトライアル決勝大会で成犬優勝と総合優勝も勝ち取り内閣総理大臣杯を受賞した「シコクプリンス・ブーギース・マリー」となります。

・・と言う様に、我家「四国プリンス犬舎」はブーギー系アメリカンビーグルを約45年に渡り系統繁殖(保存)を続けており国内最古の系統です。

上手く行けば、今年の3月末にはルイちゃんの仔犬(16代目)が誕生する予定です。

我家には、一胎仔の中から黒毛が濃く出た仔犬を残す予定で、この黒一枚が我家「四国プリンス犬舎」のブーギー系に近い遺伝子を持った仔犬と言えます。

交配方法には、①インブリード交配(近親繁殖)、②ラインブリード交配(同系繁殖)、アウトブリード交配(異系繁殖)の3つがあります。

我家は、ラインブリードで3代行った後4代目にアウトブリードし、血液の更新を行った後、インブリードを行う・・と言う交配を今日まで繰り返して来ております。

黒毛に改良固定した時は、インブリードで行いましたので、目的外の仔犬は全て淘汰すると言う厳しい繁殖を強いられました。

その結果、3代でほぼ黒毛が定着し、シコクプリンス系アメリカンビーグルとして全国に知られる様になりました。

現在のブーギー系に大きな影響を持ったのが、黒毛固定が完成した10代目のパット号です。

素晴らしい黒毛の体躯で、狩猟(ノウサギ猟)、トライアル(ビーグル猟野競技会=ゲームはノウサギ)で敵なしと言われた名犬でした。

現在のブーギー系の血統書には、必ずパット号の名前が出て来ます。

今後は、当時のパット号の様な素晴らしいシコクプリンス系アメリカンビーグルの復活を目指したいと考えています。



では、本日はこの辺で失礼します・・(@^^)/~~~


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