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西国三十三カ所 大和路day2 近鉄藤井寺駅から近鉄御所駅まで(竹内街道)(2022年11月2日)
今日はいい天気になりました。
私は長い距離を歩くときには、足の親指と小指にテープを巻き、足の裏にワセリンを塗ってから五本指のソックスを履きます。
昨日は東京から到着して、すぐに歩きだしたので準備をする余裕がありませんでした。
大雨の中、靴の中が湿った状態で歩いたため、両足の小指に肉刺ができてしまいました。
肉刺ができたのは久しぶりです。
処置用の安全ピンを持っているのですが、穴をあけてもすぐにまた水が溜まります。
足に不安を抱えたまま、テープを巻いて出発しました。
今日は竹内街道を通り奈良盆地のいちばん南東にある壺阪を目指して歩きます。
まず特別なお土産を買うため、少しだけ回り道をして、道明寺と道明寺神社にいきました。
道明寺は埴輪などを作っていた土師氏の氏寺です。
土師氏の子孫に菅原道真が出たため、天満宮になり、道真の号をとって道明寺と改名したそうです。
関西地方の桜餅を関東では道明寺餅と呼びます。
道明寺の近くには、元祖の道明寺餅を売る店があるのではと思ったのですが、見つかりません。
道明寺餅という名前は道明寺粉を使っているためについたので、元祖を名乗る和菓子店は無いようです。
道明寺粉の本当の名前は糒(ほしい)と言います。
もち米を天日でさらして、砕いたもので、昔は道明寺の特産品でした。
お寺の案内には、”ほしひ”と豊臣秀吉が書いたパッケージ入りの、当時と同じ道明寺粉を売っていると書いてあります。
晴天なので葛井寺では露店が立ち、境内でも忙しくしていました。
道明寺も営業を始めていると思い行ってみると、お掃除の人以外だれもいません。
静かで素晴らしい古刹なのですが、それにしても全く人気がありません。
一旦神社にお参りし、10時に再びお寺に戻りましたが、相変わらず無人のままで、納経所も閉まっています。
道明寺粉はあきらめて出発しました。
今から歩く竹内街道は昨日のケーキ屋さんの前で一瞬交差した街道です。
ケーキ屋さんの前の道を、東にまっすぐ延ばすと今日のコースになります。
推古天皇の時代に作られた日本最古の国道で、当時の「難波(大阪市)より京(飛鳥京)に至る」道です。
ここから先、竹内街道は二上山を目指し、飛鳥川に沿って西に向かいます。
二上山は大和豪族にとっては特別な山だったようです。
大和に多数ある古墳の石室は、二上山の山頂から切り出された石を使って作られています。
竹内街道の周辺には高い建物がないので、歩いている間、常に二上山が見えていました。
この辺りは食事をするところが少なく、道の駅にも付属のレストランがありません。
道の駅で食事できる所を尋ねると、”にじょうさんの登山口の所にドライブインがありますよ”と教えていただきました。
和歌や古文では二上山を”ふたがみやま”と呼んでいましたが、現在の読み方は”にじょうさん”です。
二上山は”ふたがみやま”だと思っていたので、最初はどこの事を言われているのか判りませんでした。
二上山は見た目通りの穏やかな山らしく、登山道入り口には小学生の遠足が来ていました。
実は朝から肉刺が痛く、全くペースがあがらず休んでばかりいます。
道沿いにダイソーがあったので、靴の中敷きの下に貼るジェルのパッドを買いました。
御所の辺りで暗くなってきたので、JR御所駅でこの日は終了にしました。
データ
2022年11月02日(水)
26.4km(概算) 8hr11min
0827 藤井寺駅発
0843 葛井寺
0920 道明寺着
0935 発
0940 道明寺神社
0947 道明寺(2度目)
0950 発(行ったり来たりしてます)
0956 道明寺駅
0958 玉手橋
このあとGPS不調のため、昼過ぎまでログがとれません。
距離は玉手橋より
3.0km 月読橋
(ここから道幅が狭くなります)
4.2km 仲村わいん工房
4.8km 上ノ太子駅
5.5km 緑の一里塚
6.9km 太子町竹内街道交流館
昼食を取ったレストハウスでGPSが復活します。
1315 二上山万葉の森レストハウス着
1348 発
1400 竹内峠二上山登山口(県境)付近
1440 芭蕉旧跡 綿弓塚休憩所
1447 発
1616 ダイソー蔦屋御所店着
1623 発
1638 JR御所駅
0736 阪神桜川駅発
阪神なんば線 普通 東生駒行き
0738 大阪難波着
0800 JR難波発
JR関西本線王寺行き
0807 天王寺着
0813 大阪阿部野橋着
0814 発
近鉄南大阪線準急河内長野行
0827 藤井寺着
1646 近鉄御所駅発
近鉄バス70系統大和高田駅行
1707 着
1718 大和高田駅
近鉄大阪線 急行上本町行
1747 鶴橋駅
1755 鶴橋駅
メトロ千日前線
1803 桜川着
スケジューリングで考えたこと
今日から2日間の行程で葛井寺から壷阪寺まで歩きます。
壷阪寺は高取山の中腹にあるのですが、高取山にある高取城は、日本最強として有名な山城です。
折角の機会なので、お城にも行ってみたいと思いました。
葛井寺から壺阪寺経由で高取城まで、グーグルマップによれば35kmです。
普通の道なら2日間で35kmは楽勝ですが、高取城は標高583mの高取山山頂にあります。
今日は足が痛いので適当に切り上げようかとも思いましたが、日本最強の山城を甘く見てはいけないと思いなおし、なるべく前に進むことにしました。
幸いにも、今日明日はルート上に約2kmごとに駅があります。
今日は行ける所まで行ってから電車に乗ろうと思いました。
私は長い距離を歩くときには、足の親指と小指にテープを巻き、足の裏にワセリンを塗ってから五本指のソックスを履きます。
昨日は東京から到着して、すぐに歩きだしたので準備をする余裕がありませんでした。
大雨の中、靴の中が湿った状態で歩いたため、両足の小指に肉刺ができてしまいました。
肉刺ができたのは久しぶりです。
処置用の安全ピンを持っているのですが、穴をあけてもすぐにまた水が溜まります。
足に不安を抱えたまま、テープを巻いて出発しました。
今日は竹内街道を通り奈良盆地のいちばん南東にある壺阪を目指して歩きます。
まず特別なお土産を買うため、少しだけ回り道をして、道明寺と道明寺神社にいきました。
道明寺は埴輪などを作っていた土師氏の氏寺です。
土師氏の子孫に菅原道真が出たため、天満宮になり、道真の号をとって道明寺と改名したそうです。
関西地方の桜餅を関東では道明寺餅と呼びます。
道明寺の近くには、元祖の道明寺餅を売る店があるのではと思ったのですが、見つかりません。
道明寺餅という名前は道明寺粉を使っているためについたので、元祖を名乗る和菓子店は無いようです。
道明寺粉の本当の名前は糒(ほしい)と言います。
もち米を天日でさらして、砕いたもので、昔は道明寺の特産品でした。
お寺の案内には、”ほしひ”と豊臣秀吉が書いたパッケージ入りの、当時と同じ道明寺粉を売っていると書いてあります。
晴天なので葛井寺では露店が立ち、境内でも忙しくしていました。
道明寺も営業を始めていると思い行ってみると、お掃除の人以外だれもいません。
静かで素晴らしい古刹なのですが、それにしても全く人気がありません。
一旦神社にお参りし、10時に再びお寺に戻りましたが、相変わらず無人のままで、納経所も閉まっています。
道明寺粉はあきらめて出発しました。
今から歩く竹内街道は昨日のケーキ屋さんの前で一瞬交差した街道です。
ケーキ屋さんの前の道を、東にまっすぐ延ばすと今日のコースになります。
推古天皇の時代に作られた日本最古の国道で、当時の「難波(大阪市)より京(飛鳥京)に至る」道です。
ここから先、竹内街道は二上山を目指し、飛鳥川に沿って西に向かいます。
二上山は大和豪族にとっては特別な山だったようです。
大和に多数ある古墳の石室は、二上山の山頂から切り出された石を使って作られています。
竹内街道の周辺には高い建物がないので、歩いている間、常に二上山が見えていました。
この辺りは食事をするところが少なく、道の駅にも付属のレストランがありません。
道の駅で食事できる所を尋ねると、”にじょうさんの登山口の所にドライブインがありますよ”と教えていただきました。
和歌や古文では二上山を”ふたがみやま”と呼んでいましたが、現在の読み方は”にじょうさん”です。
二上山は”ふたがみやま”だと思っていたので、最初はどこの事を言われているのか判りませんでした。
二上山は見た目通りの穏やかな山らしく、登山道入り口には小学生の遠足が来ていました。
実は朝から肉刺が痛く、全くペースがあがらず休んでばかりいます。
道沿いにダイソーがあったので、靴の中敷きの下に貼るジェルのパッドを買いました。
御所の辺りで暗くなってきたので、JR御所駅でこの日は終了にしました。
藤井寺駅 今日は良い 天気です |
葛井寺 | 境内には 露店がでて います |
藤棚が 沢山ある |
門前の道標 | 古市古墳群 の東側です |
仲姫命陵古墳 |
小さな無名 の古墳が 畑の裏や |
・・駐車場 の裏などに あります |
この辺りは 東高野街道 |
道明寺到着 | 本堂も納経 所も誰も 居ません |
道明寺糒 の展示 一本千円 |
道明寺天神 明治にお寺 と分離 |
正一位太政 大臣御祭神 |
埴輪製作の 土師氏の窯 を復元 |
飛鳥川に 分かれる 石川の橋 |
玉手橋 昭和3年製 有形文化財 |
足が痛い ので河川敷 を歩きます |
竹内街道に 入りました |
この辺り から二上山 が見えだす |
良い道に なったので 遍路シール |
電柱にも 竹内街道の 表示 |
この辺りは ワイン作り が盛ん.. |
らしいが 販売だけで 食事は無し |
竹内街道 |
上の太子駅 聖徳太子の 廟の近く |
竹内街道 コース説明 |
街道の道標 |
この辺りの 見どころの 説明 |
緑の一里塚 は観光用の 目印 |
街道 |
家の後ろに 二上山 |
道標の後ろ に二上山 |
池の後ろに 二上山 |
街道から 路地を 眺める |
道標 | 聖徳太子の 交通安全 |
文化財に なっている 住居 |
道の駅到着 飛鳥川を越 えて入る |
二上山万葉 の森レスト ハウス着 |
予想と違い 素晴らしい 定食でした |
二上山 登山口入口 |
二上山 解説 |
河内国と 大和国の 国境です |
今は大阪県 と奈良県の 県境です |
竹内峠の 説明板 |
ここから 奈良県側の 竹内街道 |
大阪側とは 全く違い 山の中です |
完全舗装路 ですが車は 通行不可 |
池 | お地蔵様 | 右側が国道 左側が 竹内街道 |
こんな細道 まで舗装 されてます |
芭蕉旧跡 綿弓塚は 句碑だけ |
隣の民家風 施設で足を 楽にします |
かなたに 明日向かう 山が見える |
JR御所駅 からは本数 が少ない |
バスで近鉄 大和高田に 移動します |
2022年11月02日(水)
26.4km(概算) 8hr11min
0827 藤井寺駅発
0843 葛井寺
0920 道明寺着
0935 発
0940 道明寺神社
0947 道明寺(2度目)
0950 発(行ったり来たりしてます)
0956 道明寺駅
0958 玉手橋
このあとGPS不調のため、昼過ぎまでログがとれません。
距離は玉手橋より
3.0km 月読橋
(ここから道幅が狭くなります)
4.2km 仲村わいん工房
4.8km 上ノ太子駅
5.5km 緑の一里塚
6.9km 太子町竹内街道交流館
昼食を取ったレストハウスでGPSが復活します。
1315 二上山万葉の森レストハウス着
1348 発
1400 竹内峠二上山登山口(県境)付近
1440 芭蕉旧跡 綿弓塚休憩所
1447 発
1616 ダイソー蔦屋御所店着
1623 発
1638 JR御所駅
0736 阪神桜川駅発
阪神なんば線 普通 東生駒行き
0738 大阪難波着
0800 JR難波発
JR関西本線王寺行き
0807 天王寺着
0813 大阪阿部野橋着
0814 発
近鉄南大阪線準急河内長野行
0827 藤井寺着
1646 近鉄御所駅発
近鉄バス70系統大和高田駅行
1707 着
1718 大和高田駅
近鉄大阪線 急行上本町行
1747 鶴橋駅
1755 鶴橋駅
メトロ千日前線
1803 桜川着
スケジューリングで考えたこと
今日から2日間の行程で葛井寺から壷阪寺まで歩きます。
壷阪寺は高取山の中腹にあるのですが、高取山にある高取城は、日本最強として有名な山城です。
折角の機会なので、お城にも行ってみたいと思いました。
葛井寺から壺阪寺経由で高取城まで、グーグルマップによれば35kmです。
普通の道なら2日間で35kmは楽勝ですが、高取城は標高583mの高取山山頂にあります。
今日は足が痛いので適当に切り上げようかとも思いましたが、日本最強の山城を甘く見てはいけないと思いなおし、なるべく前に進むことにしました。
幸いにも、今日明日はルート上に約2kmごとに駅があります。
今日は行ける所まで行ってから電車に乗ろうと思いました。
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