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歩き遍路日記(ズルはせずに全部歩いています) 西国三十三カ所 中山道 day1長命寺港から第三十一番 姨綺耶山 長命寺経由 JR東海道線 安土駅(びわ湖よし笛ロード)
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2024-09

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西国三十三カ所 中山道 day1長命寺港から第三十一番 姨綺耶山 長命寺経由 JR東海道線 安土駅(びわ湖よし笛ロード)

冬になりました。
お遍路の季節です。
正月明けの関西地方はずっと晴天が続くという予報がでています。
琵琶湖東岸の近江八幡からスタートして、岐阜県にある第三十三番札所まで歩く計画を立てました。

近江八幡のホテルの前に白い粒が沢山落ちています。
風が冷たいので、雹でも降ったのですか、とレセプションで尋ねました。
明日は大雪という予報が出ているので、お客様が滑らないように融雪剤を撒いています、と言われました。
ローカルの天気予報をみると、滋賀県北部の天気は関西地方とは違い、北陸と同じ予報がでていました。
天気予報では、北陸大地震の被災地でかなりの降雪が見込まれます、と言っています。

翌朝、外をみるとかなり雪が積もっていました。
第三十一番 姨綺耶山 長命寺は麓から808段の石段があります。
積雪で足元が見えないのではとても危険です。
おとなしくホテルで雪を眺めることにしました。
 
初日から予定が狂ってしまいました。
予報では、この大雪は今日だけですが、その後週末にもう一度大雪が降るそうです。
三十三番札所のある岐阜県の山の中は毎日真っ白の予報です。
今回は予定を短縮して、東海道線の垂井駅までにしました。

9回目中仙道
十時半ごろに突然雪が止み、太陽がでてきました。
急いで支度をして、バスで長命寺港に向かいます。

前回の最終日、琵琶湖西岸の近江今津から出航する船に乗り、竹生島にある第三十番 宝厳寺に行きました。
帰りは近江今津にはもどらず、琵琶湖を横断して反対側の長浜に上陸しました。

西国巡礼に人気があった時代には、現在は無くなってしまった、竹生島と長命寺港を結ぶ航路がありました。
松尾寺の先代の住職、松尾心空さんが作った「西国三十三所古道徒歩巡礼地図」にもこのルートが書いてあります。
今回は船で長命寺港に上陸したことにして、長命寺のバス停から歩いて数分の長命寺港からスタートします。

石段の登り口にシャッターが下りた蕎麦屋さんがあります。
ガイドブックに美味しいと書いてありますが、去年の暮れに閉店したそうです。

長命寺の石段の登り口から上を見上げると木々に雪が積っています。
登り口には全く雪はありませんでしたが、登り始めると石段に残っている雪が徐々に増えてきました。
本堂のすぐ下にある山門までくると、まだ本降りの雪が降っています。
たった高さ200mほどの山ですが、麓と山頂ではこれだけ違いました。
境内からは寒そうな琵琶湖が見えました。

石段が滑りそうなので、下りは自動車道を降りて来ました。
下に降りるにつれて、雪が小降りになり、長命寺バス停までもどると雪は止んでいました。

長命寺から安土に向かう道は幹線道路でも観光地でもない、静かな水路沿いの通りです。
お昼を過ぎましたが、道沿いにはコンビニもレストランもありません。
今日の終点、安土に着くまで何も食べられないでしょう。
しばらく行くと、最近ではあまり見かけなくなったユースホステルの看板がありました。
昔と変わらない三角形のマークの下に、カフェと食事の看板がでていました。

近江八幡ユースホステルとレストランの建物はどことなくお寺に似ている木造建築です。
元は蒲生群勧業館で有形文化財に指定されています。
偶然入ったレストランですが、この辺りでは有名な古民家再生レストランで、休日は大行列になることもあるそうです。

琵琶湖最大の内湖、西の湖に向かう水路にかかる堰には琵琶湖一周サイクリングコースの表示がありました。
西の湖周辺の水路は琵琶湖八景の一つで、春の景色が特に美しいのだそうです。
水路沿いに竹のようでもあり、笹のようにも見える枯れた植物が群生しています。
葦(アシ)かなと思ったら、”びわ湖よし笛ロード”と書かれた看板と案内図がありました。
ここは琵琶湖一周コースとは別のサイクリングコースのようです。
今見ている竹のような植物が、”ヨシ”ですね。

こんな雪の日に、ぬかるんだ岸部で、ヨシを刈り取っている人がいます。
横をみると刈り取ったヨシが束ねておいてありました。
乾燥して簾にするのでしょう。
よし笛ロードをすぎると、安土の市街地です。
コンビニのある普通の駅前の風景にもどりました。

ところで、葦(アシ)とヨシはどんな違いがあるのだろうと調べてみました。
何と驚いたことに同じものです。
wikipediaによると平安時代まではアシと呼ばれていたそうですが、それ以降はヨシと呼ばれていて、正式な和名もヨシです。
そして、葦と書いてヨシと読むのだそうです。

ホテル 窓 大雪
ホテルの前
は雪かきが
されてます
窓から外
を見ると
真っ白です
琵琶湖の
周りは
大雪注意報
午後から バス 港
午後から晴
の予報です
が本当か?
止んだので
バスに乗り
出発です
長命寺港
から再開
します
バス停 杖 6丁
バス停裏の
竹生島行き
航路の案内
歩いて参拝
する人用の
無料貸杖
これより観音
六丁の道標
約650m
31 左側 お地蔵様
三十一番
札所
長命寺
多数の参詣
者が居る時
は左側通行
石段脇の
お地蔵様
·すきま とりい 築地米
段が疎らに
敷いてあり
歩きにくい
最初の門 築地塀の
ような物
があります
聖徳太子 山門 石段
聖徳太子が
参拝した石
第二の山門 本降りの雪
が降って
います
塔 31 本堂横
石段を登り
本堂の横に
でました
第三十一番
姨綺耶山
長命寺本堂
本堂の横に
三重塔が
あります
本降り 2 琵琶湖
本降りの
雪が降って
います
積って
きました
寒そうな
琵琶湖が
見えます
車道側 下 閉店
車道側入口
には大きな
石柱がある
下まで降り
ると晴れ間
が見えます
閉店した
食堂以外に
お店はなし
石段 8丁 バス通り
石段の登り
口は雪が
ありません
少し歩くと
八丁の道標
があります
バスで通っ
て来た道
にでました
青空 やま びわいち
前方は青空
が出てます
振り返ると
お寺の辺り
は雪です
琵琶湖一周
自転車道路
コース表示
ハコテアコ
西の湖への
水路にある
河口堰
水郷の風景 近江八幡
ユース併用
の食堂
正面 ユース入口 れすとらn
お寺の様な
木造建築
こちら側は
ユースホス
テルの入口
食堂カフェ
の入り口の
メニュー
有形文化財 煮込みハンバーグ でざーと
有形文化財
のプレート
近江牛煮込
ハンバーグ
デザート
セット
水郷の村 水郷観光船 漁船
水郷の村 水郷観光の
船乗り場
漁船も
もやって
ありました
水路 たんぼ よし
細い水路が
あります
水路の脇は
広い
たんぼ
茶色い竹
とも笹とも
見えるよし
水鳥 水路 よしぶえロード
よしの茂み
は水鳥の餌
場です
水路の両側
によしが
生えてます
琵琶湖
よし笛ロー
ドの表示
案内図 2 2
よし笛
ロードの
案内図
左はたんぼ
右が西の湖
正面西の湖
右がたんぼ
よしかり たば 水郷
雪の残る
水路の脇で
よしを刈る
横には束
にしたよし
があります
一面によし
の茂げる
水郷の風景
よし のぶなが 安土駅
最後は一面
よしの横を
通りました
安土駅前の
織田信長像
JR安土駅
東海道線 ちゃんぽn 納経
東海道線で
近江八幡へ
一駅です
和風味の
近江
ちゃんぽん
第三十一番
姨綺耶山
長命寺

データ
2024年01月08日(月)
12.7 km 4hr35min

1110 長命寺バス停 
1115 長命寺石段入口
1130 石段終わり(808段243m)
1133 第三十一番 姨綺耶山 長命寺
1148 発
1211 自動車道戻る
1251 渡合堰
1259 Hako te Ako
1359 発
1406 円山城址
1440 びわ湖よし笛ロード入口
西の湖 ラムサール条約湿地
1532 びわ湖よし笛ロード出口
1546 JR東海道線 安土駅着

1045 近江八幡駅
近江鉄道・湖国バス 長命寺行
1110 長命寺

1620 安土駅発
JR東海道本線 快速 姫路行き 
1623 近江八幡駅着


スケジューリングで考えたこと
今回は近江八幡市がスタートです。
途中の札所に寄らず、最終目的地の三十三番札所のある谷汲まで直線で歩くと約80kmしかありません。
これなら一か所に荷物を置いて歩けると思い、近江八幡、大垣など交通の要所からの所要時間を調べました。
谷汲から大垣までのアクセスが悪く、近江八幡に戻るのは非現実的です。
大垣付近まで歩いてから、宿を変更するか、荷物を担いで最後の札所に向かうことにしました。

宿泊
コンフォートイン近江八幡
近江八幡駅から一番近いビジネスホテルです。
建物は少し古いですが、部屋が広くてコンセントが沢山あり、ベッドライトの位置も考えられていてとても使いやすいホテルでした。
朝6時半スタートの無料の朝食も、焼き立てパンとヨーグルト、コーヒーと簡単なおかずだけでしたが、これで十分です。
4,5種類ある焼き立てパンをとても美味しく頂きました。
機会があればまた泊まりたいホテルです。

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テーマ:歴史・文化にふれる旅 - ジャンル:旅行

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38G

Author:38G
運動が少し好きな普通のおじさんの歩き遍路日記です。

お遍路をしようと思い、スケジュールを立てる際、ネットにアップされている先輩方のブログがとても参考になりました。

私も後から来る人のためにデータを残そうと思いブログを始めました。

「ズルはしていません」というのはバスや電車でワープはしていませんから、ポイント間の所要時間や一日の歩行距離は大体あてになりますよ、という意味です。

長い文章は、お遍路に行きたくても行けない母親のために書いています。

歩き遍路って、札所のない所は何をしているんだろうか、毎日歩いていて飽きないだろうか、など疑問に思った方も、本文を読んでいただけると、疑問の答えの一部が見つかるかもしれません。

 

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