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歩き遍路日記(ズルはせずに全部歩いています) 2023年03月
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2023-03

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西国三十三カ所 京都day5 JR奈良線東福寺駅バス停から 第二十番 西山 善峯寺(京都市街地横断)

今日は時間内の京都横断ミッションです。
京都市街の東側、JR東福寺駅からスタートします。
最初のチェックポイントは、北に2km行ったところにある、第十七番札所、六波羅蜜寺です。
朝8時が開門なので、この時間に到着するようにホテルを出ようと思いました。

ついで京都市内にある二つの札所を廻り、京都市街を南西方向に横切ります。
フィニッシュ地点の第二十番 善峯寺は西側の山の中です。

善峯寺バス停発の最終バスは15時24分に出発します。
このバスを逃すと、7.1km先にあるバスの終点JR東日向まで歩くことになります。
最低でも1時間半はかかるので、今の時期は駅に着くころ真っ暗になります。
車のマナーが悪い京都で、歩道も街灯も無い田舎道です。
夜目の見えない私が、無事に駅まで歩けるとは思えません。
京都
実際は、7時50分にJR東福寺駅バス停をスタートしました。
三十三間堂や京都国立博物館が並ぶ通りを北上します。
出発直後は通学時間です。
信号のある横断歩道はもちろん、横断歩道のない四つ角にも、子供たちの安全確保をしてくれているボランティアの方たちが立っています。
ボランティアの制服は、東京の緑色とは違って水色です。

子供達が見ているので、車がいなくても、無視して渡ることはできません。
四つ角ごとにある横断歩道で毎回立ち止まるので、全然ペースが上がりません。
子供たちもボランティアの方たちも、白装束の私に挨拶してくれます。
四国のお遍路のようで、朝から良い気分ですが、今日は時間が押しています。
なんどかこれを繰り返すうち、通学路を選んだのが間違いということに気が付きました。
最初のチェックポイント、第十七番 補陀洛山 六波羅蜜寺には予定よりも20分遅れて到着しました。

この後、いくつも有名なお寺の脇を通りますが、今日は時間がありません。
今立ち寄らないと、忘れてしまいそうな所だけちょっと覗きました。

一か所目は摩利支天です。
上野のアメ横にも同じ天部を祀ったお寺があります。
開運、厄除けの守護神なので、道中の安全をお願いしました。
猪が眷属なので、境内には猪の石像がたくさんあります。

もう一か所は恵比寿神社です。
以前、正月の二十日恵比寿の時に来ましたが、人が大勢いてよく見ませんでした。
こちらの恵比寿様は高齢で耳が遠いので近くまで行って扉を叩くそうです。

寄り道を終え、9時ごろに四条大橋の手前で鴨川を渡りました。
このまま鴨川とほぼ平行に真っすぐ北上します。

次の札所第十九番 革堂 行願寺は、京都御所のすぐ南にあります。
16世紀以前は御所の西側、一条通りにあったそうで石柱には一条革堂と刻んであります。
札所でなければ通り過ぎてしまいそうな小さなお寺です。
誰も参拝客がいない境内では、猫が本堂の階段で寝ていました。
ここは三十三の札所中唯一の尼寺です。
納経帳に墨書きして下さった方は尼僧でした。
納経所に女性が座っているのは珍しくないのですが、なんとなく特別に有難い気がしました。

南西方向に1.5km歩き、六角烏丸にある第十八番 紫雲山 六角堂に着いたのは10時頃です。
大きくはありませんが、六角通りの由来となる有名なお寺です。
華道池坊発祥の地で、京都中心地の石、などいろいろ見どころがあります。
納経所のある売店も参拝客でにぎわっています。

さらに西に向かい、11時半ごろ京都の西の端、桂川を渡りました。
なんとなく先が見えてきて、お腹が空いてきました。
今歩いているのは交通量の多い国道9号線です。
ラーメン店もファミレスもなんでもありますが、一回座ると最低でも30分かかります。
山の中を歩いている時と同様に、歩きながらコンビニおにぎりを食べました。

13時頃ようやく、行く手に西山が見えてきました。
山の中腹に目的地らしい、瓦屋根の建物がならんでいます。

西山は竹の名産地らしく、竹細工屋さんがあります。
皆さん総出で、四角の枠の様な物を大量に作っています。
竹細工で四角い枠の様な物ってなんだろう、ざるそばのセイロだろうかと思いました。
帰宅して写真を見ると、”和蜂のハチミツ”という幟が立っています。
セイロの様な物は、蜂の巣箱だったのかもしれません。

学校ほどの広さのある、ものすごい豪邸があります。
調べてみると、なんと松方弘樹が住んでいた家でした。

目的地の第二十番 西山 善峯寺には14時に到着しました。
これなら最終バスの一本前に乗れそうです。
納経所の方から、”こちらの松は日本一の松ですよ”、と教えていただき、ゆっくり境内を歩く事にしました。
確かに、日本一の松だけではなく、他にも見どころが沢山ある素敵なお寺でした。
有名でないお寺だと思っていましたが、実は知らないのは私だけかもしれません。

学校 33元 博物館
学校も 三十三間堂
国立博物館
どこも開門
時刻前です
六波羅蜜寺 本堂 清盛塚
予定より36
分遅れで六
波羅を出発
十七番札所
六波羅蜜寺
本堂
清盛供養塔
墓では無く
後世の物
1 3 2
十七番
六はら堂
西国十七番
六波羅堂
洛陽十五番
は京都内の
観音巡礼
摩利支天 猪 2
摩利支天堂 摩利支天様
は猪に乗る
ので境内
には猪が
たくさん
います
えべっさん とびら 奉納
恵比寿神社
道中安全を
願います
耳が遠い
ので肩を
叩く場所
寺内大臣が
日露戦争の
戦利品奉納
鴨川 高瀬川 かきしぶ
東山から
京都中心へ
鴨川を渡り
高瀬川も
渡って
もうすぐ着
到着前の
二条には
柿渋専門店
入口 本堂 一条こうどう
第十九番
革堂行願寺
入口
革堂本堂 昔の所在地
の一条と
書かれる
石 本堂 華道発祥
十八番
六角堂
頂法寺
本堂正面は
六角には
見えない
池坊華道
発祥の地
へそ 自販機 裏
京都の中心
の証拠の
へそ石
上から見る
と六角形
らしい
裏から見る
と六角形に
見える
阪急 桂川 橋
阪急電車を
横切る2m
幅の踏切
京都の西側
桂川到着
残り10km
西大橋
桂川 天皇の杜 古墳
桂川 天皇の杜
古墳
中に入れる
前方後円墳
らしい
小畑川 団地 住宅地
さらに西へ
行くと
小畑川
この辺りは
新たに開発
された地域
らしく団地
や病院など
がある
畑 4km 大根
いよいよ
農地が登場
善峯寺まで
後4km
日本一の松
切干大根と
吊るし干し
大根
犬 山路スタート お寺が見える
田舎なので
犬が沢山
後2.6km
でこの辺り
から上り坂
前方の山の
中にお寺の
屋根が!
竹細工の店s 木皿
竹細工の店
は和蜂の蜜
も販売中
ざる蕎麦の
ざるの様な
物を作成中
在原業平
所縁の神社
善峯道 松方弘樹 善峯領
善峯道の
道標
松方弘樹
旧居
ここより
善峯領
常夜灯 路 バス停
巨大常夜灯
まだまだ
先は長い
しばらく
この感じ
が続く
バス停横の
入口からは
急な登り坂
善峯道 東門 山門
善峯道 東門の横は
車での参拝
用駐車場
山門
本堂 境内 鐘楼
西国二十番
西山善峯寺
本堂
境内 鐘楼
背景は
京都市内
京都市内 松 2
京都市内 日本一の松
長さ50m位
で写真に
入らない
大きさ
紅葉 2 3
バス 駅 六波羅蜜寺
3時24分
最終バスで
無事下山
JR向日町 第十七番
補陀洛山
六波羅蜜寺
六角堂 革堂 善峯寺
第十八番
紫雲山
六角堂
第十九番
霊麀山
革堂
第二十番
西山
善峯寺

データ
2022年12月05日(月)
22.5 km 6hr28min

0749 東福寺バス停発
0818 第十七番 補陀洛山 六波羅蜜寺
0836 発
0840 摩利支尊天 禅居庵
0844 京都ゑびす神社
0852 鴨川を渡る(団栗橋)
0920 第十九番 霊麀山 革堂 行願寺
0930 発
0958 第十八番 紫雲山 六角堂 頂法寺
1015 発
1130 桂川を渡る(五条通西大橋)
1134 ローソン 上桂御正町店
1139 発
1341 松方弘樹旧居
1358 善峯寺バス停
1410 第二十番 西山 善峯寺
1510 発


0742 九条車庫前バス停
京都市営バス207甲(祇園・四条大宮行)
0749 東福寺バス停

1524 善峯寺発
阪急バス 大原野線66系統 JR向日町行き
1600 JR向日町バス停着

1613 JR向日町発
JR京都線 普通 米原行き
1620 京都駅着


スケジューリングで考えたこと
今日の歩行距離は合計23kmで、制限時間は7時間半です。
私は歩く速さは平均時速4kmです。
札所の滞在時間はお寺の大きさや納経所の込み具合にもよりますが、平均して1か所20分です。
札所4か所で1時間20分とすると、歩行時間が6時間なので、合計7時間20分です。
時間内に歩けるとは思いますが、昼食はコンビニで調達して食べながら歩こうと思います。


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西国三十三カ所 京都day4 JR京都線 山科駅から元慶寺経由 第十六番 音羽山 清水寺(東山)

昨日一緒に飲んだ友人は、これから行く番外札所、元慶寺の近くに住んでいます。
今日は元慶寺にお参りしてから東山を越え、十五番札所の今熊野観音寺と十六番の清水寺にお参りする予定だと話しました。
すると、”札所の順番にこだわらんのやったら、最初に清水寺に行ってから、今熊野観音寺に行く方がええで~”と言われました。
清水寺を先に行くコースは地道が残っているうえに 、峠を越えたらすぐに清水寺だそうです。
案内できないけど、朝のうちにチョークでコースを書いておくから迷わないよ、と言われました。

西国三十三所は昔から決まった順番はなく、今の札所順も便宜的なものです。
今日は彼の作った十六番を先に回るコースで歩こうと思います。
実は明日も京都市内の二ヵ所を逆に回るつもりです。

JR山科駅を出発して、三条通りを西に向かいます。
山科は碁盤の目のような町ではないので、一条も二条もありませんが、三条通りがあります。
この通りをまっすぐ行くと京都の三条通りに続くそうです。
沿道の家々の軒先に紫色の奇妙なゴム風船が下っています。
三条通りだけにある”ご当地キャラ”で、山科なすをモチーフにした”もてなす君”というそうです。

”五条別れ道”という道標があります。
”右ハ三条通”左ハ五条橋・ひがしにし六条大佛・今ぐまきよ水道”と書かれています。
普通の道標のように見えますが、西国巡礼者用の道標を兼ねています。
京都にある無数のお寺のなかで、道標に書かれたお寺は札所の”今ぐま”と”きよ水”の二つだけです。
普通、巡礼用の道標は次に行くお寺の名前が書いてあります。
”五条別れ道”には、十五番今熊野観音寺と十六番清水寺が並んでいます。
全員が徒歩巡礼だった江戸時代は、逆に回る巡礼者が多かったのかもしれません。

元慶寺は西国巡礼を再興した花山法皇が出家をしたお寺なので番外の札所になっています。
最高権力者の天皇が出家をした場所とは思えないほど小さくて静かなお寺でした。

この先、友人が書いてくれた矢印に沿って歩いていきます。
大石道あたりから上り坂になってきました。
この峠を越えると清水寺でしょうか。
裏道から国道一号線の歩道に合流して、自動車専用の東山トンネルまで行くと、トンネルの外側に細い歩道があります。
そのまま歩いていくと明治期の素晴らしいトンネルがありました。
入口の扁額には「花山洞」とかいてあります。
出口の扁額は「方軌通門」です。
軌道なので以前は線路が敷かれていたのかと思いましたが、意味が違いました。
これは車が並行する、二車線の幅があるという意味でした。

もうすぐ第十六番 音羽山 清水寺です。
ちょっと寄り道だけど、その前に素敵なお寺があると、友人が矢印を書いてくれました。

素敵なお寺は東山から京都市内を見下ろす清閑寺です。
お寺の一角には二代の天皇陵がありました。
ここから見る京都は扇形をしています。

今歩いている道は、京都を一周するハイキングコースの一部のようです。
清水寺への案内板もありますが、山に入る道以外は脇道がないようで、誰も歩いていません。
そのまま歩いて行くと清水寺の裏口に出ました。
賑やかな表口とは違い、ごく普通の金属製のゲートの横に小さな出入口がありました。

裏口を入ると、出口に向かう下りの石段を挟んだ、反対側の山の中腹でした。
ここから清水の舞台が真正面に見えます。
舞台の方から人がゾロゾロと歩いてきます。

観光客の流れに逆らって歩いていくと、納経所があります。
”裏口から入ってきたので、お参りはこれからなんです”、と納経印を頂き、本堂でお参りをしました。
そのまま人の流れとは逆に歩いていると、いつの間にか外に出てしまいました。
本来の入口脇には切符の販売所があります。
裏道から来ました、と納経所で話しても切符の事は言われません。
裏道を知っている地元の人は無料なのかもしれません。

第十五番 新那智山 今熊野観音寺に向かう道も、京都一周トレイルの一部になっています。
お寺の前には神社の様な赤い太鼓橋が掛かっています。
もともと熊野権現と所縁があるお寺でしたが、熊野三山の信者だった後白河上皇が近くに熊野神社を作り、今の熊野という名前に変えたそうです。
今というのは12世紀のことです。

山科 民家 商店
JR山科駅
スタート
民家の二階
の窓から
もてなす君
商店の軒先
にも
もてなす君
五条別れ石 石やさん 当
五条わかれ 石屋さんの
看板
二階くらい
ある塔は
200万円
街道 元慶寺
東海道 動物病院の
レリーフ
番外札所
元慶寺入口
山門 本堂 境内
元慶寺山門 本堂 境内
大石道 矢印 行き止まり
大石道の
信号
友人が
書いた
案内の矢印
行き止まり
だが歩行者
は通れる道
路 2 東山トンネル
京都の町中
にもこんな
未舗装路が
何か所も
残っている
東山トンネ
ルの右側に
歩行者の道
入口 出口 清水へ
入口
花山洞
扁額
出口
方軌通門
扁額
天皇陵の
道標と清水
の案内板
左清閑寺
右山科醍醐
大津道
六条、高倉
天皇陵
清閑寺境内
ぼけ
京都市内が
扇型に
見える
扇の要に
あたる
京都の要石
木瓜
トレイル 裏道 裏口
東山の
ハイキング
コース案内
清水裏口へ
矢印の案内
清水裏口の
左側に徒歩
用のゲート
裏口から 本堂 奥之院
裏口から
入ってすぐ
本堂を見る
奥の院から
十六番札所
清水寺本堂
本堂から
奥の院を
見る
路 陵墓 トレイル
トレイル 鳥戸野陵
一条天皇妃
藤原定子墓
京都一周
トレイルの
案内
橋の下 上 入口
トレイルは
赤い橋の下
を抜けます
登って橋を
渡ると
十五番札所
今熊野
観音寺入口
本堂 大師堂 紅葉
本堂 大師堂 敷きもみじ
がんけいじ 清水 今熊野
花山法皇
落飾した
番外元慶寺
第十六番
清水寺
第十五番
今熊野
観音寺

データ
2022年12月04日(日)
9.3km 2hr46min

0827 JR山科駅発
0835 五条別れ道道標
0857 番外札所 元慶寺着
0908 発
0910 北花山、大石道入り口
0927 花山洞入り口
0930 清閑寺着
0938 発
0945 第十六番 音羽山 清水寺着
1003 発
1040 第十五番 新那智山 今熊野観音寺
1050 発
1114 JR東福寺駅着


0818 京都発
JR湖西線 普通 近江舞子行き
0824 山科着

1119 東福寺発
JR奈良線 みやこ路快速 京都行き
1121 京都着

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テーマ:寺巡り - ジャンル:旅行

西国三十三カ所 京都day3 京阪 石山寺駅から第十四番 三井寺経由 JR京都線 山科駅

醍醐越えが成功したので、友人と遅くまで飲んでしまいました。
おかげで朝から全くペースが上がりません。
10時を過ぎてようやく石山寺の駅に着きました。

地図で見ると、石山は琵琶湖の下側の狭い部分にあたります。
川幅は広いのですが、まだ湖ではなく、瀬田川の最下流のようです。
河岸には大学ボート部の艇庫が並んでいて、学生さんが練習をしています。

しばらく行くと瀬田の唐橋があります。
日本書紀にも書かれている日本三名橋の一つです。
一見木造の様な外観ですが、下からは鉄筋コンクリートの構造が見えます。
初めて来た場所ですが、幾度となく聞いたことのある名前の様に思えました。

唐橋は小島を挟んで大橋、小橋に分かれています。
小島を歩いていて、地名に馴染みがある理由がわかりました。
小島に琵琶湖の水位を測る鳥居川観測所があります。
瀬田の唐橋は、台風シーズンや梅雨時に、洪水予報のニュースでよく聞く地名でした。
ここでの水位の観測は明治7年から休みなく行われているそうです。
現在の水位計の横に明治33年から平成15年まで使われていた自記水位計が置いてありました。

膝が痛く、お酒が抜けません。
まだ1時間半、5kmしか歩いていないのですが、餃子の王将が見えたので早いお昼にしました。

食後に相変わらずグズグズ歩いていると、義仲寺という案内が目に入りました。
義仲とは木曽義仲のことでしょうか。
ごく普通の小さいお寺です。
木曽義仲のお墓だけでなく、松尾芭蕉のお墓もあります。
資料館には、芭蕉が持っている、曲がりくねった杖の本物が展示してありました。

旧国道一号線、東海道沿いに蹴鞠神社という石の道標があります。
神社の神紋は蹴鞠そのものです。
神様ではなく、蹴鞠が祀られているのでしょうか。
珍しいと思って眺めていると、自転車に乗った女性から、”写真を撮ってあげましょうか、一人だと撮れないでしょう”、と声を掛けられました。
道標と一緒にとっても何だか良くわからないので有り難くお断りして、どんな神社なのか聞いてみました。
球技が上手くなる神社でスポーツ選手がお参りに来るそうです。

調べてみると、蹴鞠の神社はこちらだけではなく、京都にもありました。
こちらは毬そのものではなく、蹴鞠の守護神とされる、精大明神(猿田彦命)をお祀りしています。
拝殿には蹴鞠を奉納している写真が飾ってありました。

ようやく第十四番 長等山 三井寺に到着しました。
素晴らしい宝物や建物が沢山あるお寺で、鐘が特に有名だそうです。
下調べをせずに出発したので、見どころが判りません。
紅葉以外は何も見ずにそのまま出てきてしまいました。

峠を越えて大津から京都に戻ります。
今日は小関峠を越えます。
琵琶湖から京都に水を送る琵琶湖疎水は、この峠道の真下を通っています。
ハイキングコースの途中には、疎水のトンネルに降りていくための縦穴がありました。

疎水の京都側出口には山形有朋が揮毫した扁額が掛かっています。
廓其有容(かくとしてそれいるることあり) :疏水をたたえて悠然と広がる大地は、すべてを受け容れる器を有している、と解説に書いてあります。
明治の元勲はこんな難しい単語を知っていたのでしょうか。
調べてみると、唐代の詩から取ったようです。
詩人の友人が仕事を辞めて故郷に帰るときに贈った詩の中の言葉でした。
友人の故郷は山の奥深くにあるのですが、それでも水も畑もあって、住むには十分な広さがあるという意味でした。
本来、疎水とは関係ないようです。

2 駅 瀬田川
陽が高く
昇ってよう
やく到着
石山寺駅
まで歩いて
も近いです
瀬田川
艇庫 2 ボート
岸辺に艇庫
が並んで
います
龍谷大学の
艇庫
ボートは
楽しそう
に見えます
小橋s 下から 大橋
瀬田の唐橋
小橋と小島
唐橋の下側 小島から
大橋を見る
水位観測所 旧 新
鳥居川
観測所の
説明板
明治33年
から使われ
た水位計
新型水位計
右下には
観測用の穴
油 瓦 お昼
油を売って
いて前に
進めません
瓦屋さん
鬼瓦の展示
餃子店で
休憩
義仲寺 説明 芭蕉の杖
義仲寺 義仲寺の
説明
松尾芭蕉の
義仲の墓 家
木曽義仲の
松尾芭蕉の
芭蕉が晩年
過ごした家
東海道 蹴鞠神社石柱
旧東海道 蹴鞠神社と
彫られた
石柱
提灯にも
蹴鞠の印
絵馬
拝殿の几帳
にも蹴鞠
奉納された
蹴鞠の様子
絵馬も蹴鞠
三井寺 石段 本殿
第14番札所
三井寺に
到着
本堂までは
長い石段
三井寺本堂
大津絵 台 紅葉
名物大津絵
が奉納
されている
琵琶湖を
見下ろす
観月舞台
紅葉が丁度
見頃
1 2 3
紅葉
小関越え バイク 説明
お寺から
すぐに峠
道に続く
車が通らず
バイクの人
が通る
小関越え
の説明板
分岐点 地道 2
ハイキング
コースの
説明板
分岐点から
は地道の
トレイル
第一竪坑 説明板 疎水西側
琵琶湖疎水
第一竪坑
説明板 琵琶湖疎水
第一疎水
西側出口
扁額 扁額説明 疎水
山形有朋が
書いた疎水
の扁額
廓其有容
の説明板
疎水
疎水 石柱 山科地蔵
疎水 山科地蔵
と六角堂は
小野篁が
作らせた
6体地蔵尊
の一つ
山科駅 ビール 三井寺
義士祭の
提灯が下る
JR山科駅
クラフト
ビ-ルBUN
GALOW
第十四番
三井寺
(園城寺)

データ
2022年12月03日(土)
20.0 km 7hr35min

1008 京阪石山坂本線 石山寺駅発
1020 瀬田唐橋着
1121 餃子の王将 膳所店着
1157 発
1206 義仲寺着
1207 発
1228 蹴鞠神社発
1233 発
1326 第十四番 長等山 三井寺(園城寺)
1345
1409 小関峠(204m)
1414 小関越えの道分岐点
1423 琵琶湖疎水第一竪坑
1436 琵琶湖疎水第一疎水西口
1503 山科地蔵
1514 JR山科駅着


0938 京都駅発
JR東海道本線 快速 米原行き
0952 石山着
1001 石山発
京阪石山坂本線 普通 石山寺行き
1004 石山寺着

1514 山科発
JR湖西線 普通 京都行き
1520 京都駅着


スケジューリングで考えたこと
夕方から宴会の予定だったので、早めに切り上げました。
最初は石山寺から京都西山の善峯寺まで3日の予定でした。
明日も午後から予定があるので、一日延ばして4日間で歩くことにしました。
明日からは京都市内の札所なので、納経所に行列ができているかもしれません。
大幅に遅れるようなら、予定をキャンセルするつもりです。

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プロフィール

38G

Author:38G
運動が少し好きな普通のおじさんの歩き遍路日記です。

お遍路をしようと思い、スケジュールを立てる際、ネットにアップされている先輩方のブログがとても参考になりました。

私も後から来る人のためにデータを残そうと思いブログを始めました。

「ズルはしていません」というのはバスや電車でワープはしていませんから、ポイント間の所要時間や一日の歩行距離は大体あてになりますよ、という意味です。

長い文章は、お遍路に行きたくても行けない母親のために書いています。

歩き遍路って、札所のない所は何をしているんだろうか、毎日歩いていて飽きないだろうか、など疑問に思った方も、本文を読んでいただけると、疑問の答えの一部が見つかるかもしれません。

 

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