報道関係各位
IPv6社会実装推進タスクフォース(旧IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース、 代表:江崎浩IPv6普及・高度化推進協議会専務理事/東京大学)のアクセス網ワーキンググループとIPv6普及・高度化推進協議会(会長:慶應義塾大学村井純教授)が東日本電信電話株式会社、 西日本電信電話株式会社をはじめとする通信事業者、 インターネットサービスプロバイダ各社と協力して計測している、 フレッツ光ネクストのIPv6普及率が、 2018年6月時点で50%を超え、2018年9月の計測時点で55%となりました。
また、2016年下期から順次対応が進められている株式会社NTTドコモ、 株式会社KDDI、 ソフトバンク株式会社の携帯電話事業者三社のスマートフォンにおけるIPv6対応率も2018年7月1日時点で17.1%に達しているとのことです。
このように接続サービスにおけるIPv6対応が着実に進んでおり、 今後はコンテンツサービスにおける対応の進展が期待されている中、 株式会社AbemaTVが提供するインターネットテレビ「AbemaTV」が2018年12月から2019年1月を目途にIPv6による動画配信を開始する予定とのことです。
日本におけるインターネット基盤が、 これまで主流であったIPv4からIPv6へ大きくシフトしている状況にあると言えますが、 一方で世界に目を向けるとインドにおけるIPv6の普及が大きく拡大しており、 全世界のIPv6ユーザの半数近くをインドが占めるという調査結果が出ています。
日本でも今後は、固定系、携帯系に続き、 公衆無線LANのIPv6対応についても本格的な議論が開始される予定です。 IPv6社会実装推進タスクフォースでは、 日本国内で誰もがIPv6を基調としたインターネットを利用して、 ビジネスやサービス、アプリケーションが展開されていくことを目指して、 引き続き活動を進めていきます。
○本件に関するお問い合わせ先
IPv6社会実装推進タスクフォース 広報ワーキンググループ
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