「広島地域のモデル退職金」調査結果
平成29年度調査結果
モデル退職金とは、学校を卒業したのち直ちに入社し、該当企業の退職金規定のもとで、普通の能力と成績で勤務した場合、どの程度の退職金が支給されるかを算出したものである。例えば「大学卒・勤続10年・32歳」というように学歴・勤続年数・年齢について設定条件(モデル条件)をあらかじめ定め、それに該当する者の退職金額を各設定条件ごとに単純算術平均し、その水準を確定する方法である。
調査対象:広島県内13商工会議所会員事業所 (3,282事業所)
調査方法:郵送によるアンケート方式
調査時期:平成29年8月1日~31日
調査項目:平成29年8月時点の学歴・年齢・勤続年数別モデル退職金
モデル退職金・全業種
(1)高校卒
28歳(勤続10年)の会社都合退職で100万5千円、自己都合退職で77万円となった。年齢を加えるにしたがって退職金額は増加し、38歳で会社都合退職が285万7千円、自己都合退職が241万2千円、48歳で会社都合退職が563万円、自己都合退職が505万6千円、定年退職では863万円なっている。
(2)高専・短大卒
30歳(勤続10年)の会社都合退職で107万7千円、自己都合退職で84万9千円、40歳で会社都合退職が302万1千円、自己都合退職が258万1千円、50歳で会社都合退職が595万円、自己都合退職が540万円、定年退職では878万7千円なっている。
(3)大学卒
32歳(勤続10年)の会社都合退職で123万3千円、自己都合退職で96万円となった。42歳で会社都合退職が341万9千円、自己都合退職が290万2千円、52歳で会社都合退職が664万9千円、自己都合退職が605万円、定年退職では940万円なっている。。
結果概要
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広島商工会議所 会員部 企画広報課
TEL (082)222−6631・FAX (082)222−6664