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高山祭の実物屋台を常設展示している施設は、高山祭屋台会館だけです。当館で高山祭をご覧ください。
一般に高山祭といわれるのは、春(4月14日、15日)と秋(10月9日、10日)の年二回あるように思われがちですが、春と秋では、お祭を行う神社も地域も屋台も全く違います。春は日枝神社、秋は桜山八幡宮の例祭です。
古くから飛騨の国は、大和朝廷ヘ、税のかわりに匠(たくみ)を毎年送り出しました。選ばれて都ヘ出た匠たち(毎年100人~130人)は、奈良の都の宮殿や、お寺の建築に従事してその腕をふるいました。
匠が都ヘ送られた期間はおよそ600年、延べにして7、8万人の飛騨人が一年間都で働いたことになります。この人たちを総じて「飛騨の匠」と呼んでいます。
飛騨の国には、今もこの匠たちの長い伝統と、培われた技術が脈々とうけつがれていますが、中でも江戸時代後期に、大輪の牡丹のように花開いたのが高山祭の屋台(国指定重要有形文化財)です。
高山祭屋台会館へお越しくだされば、いつでも本物の祭屋台をご覧になれます。
現在展示中の屋台の概要紹介
入替実施日:令和6年7月21日(日)
(屋台の展示入替は、3月下旬、7月下旬、11月中旬の年間3回予定で執り行っています)
鳳凰台(ほうおうたい)HOU-OU-TAI
創建年代は不詳、嘉永7年に378両をかけ大修理を行っている、その後、明治43年に再度大修理が行われ、総坪3万坪という金具(但し金具の1坪は約3cm四方をいう)と、7尺の欅の大材で彫られた谷越え獅子の波渡りは、高山の屋台彫刻中最大のものである。
金鳳台(きんぽうたい)KINPŌ-TAI
また欄間には彫刻の名手谷口与鹿(たにぐちよろく)の手による四季の花が描かれています。
宝珠台(ほうじゅたい)HŌJU-TAI
創建年代不詳、文政11年の大改修で、棟飾りに雌雄の大亀を載せた、この大亀は屋根を軽くするため和紙に漆をかけた一閑張りで出来ている。この屋台の台輪は、ケヤキ材の一枚板で高山の屋台の内で―番美しい。
神楽台(かぐらたい)KAGURA-TAI
飛騨国主金森重頼の実弟重勝より宝永五年大太鼓の寄進を受け、欄干付の車に大太鼓を載せ、祭礼に巡行したのが起源で、現在も屋台行列の先頭に立ち、大太鼓2人、締太鼓1人、笛2人が祭囃子をはやしながら曳いている。
御輿(みこし)MIKOSHI
日本一の大神輿と言われ、重さ2トン半、80人の肩のそろった担ぎ手が必要と言われています。精巧さにおいても日本一の御輿ですので是非ご覧ください。
- 開館時間
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- 通期(3月~11月)の開館時間 9時~17時
- 冬季(12月、1月、2月)の開館時間 9時~16時30分
大人 | 1,000円(税込) |
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小・中学生 | 500円(税込) |
障がい者 | 500円(税込) |
高校生 | 600円(税込) |
大人団体(20名以上) | 880円(税込) |
小・中学生(20名以上) | 450円(税込) |
駐車料金のご案内
普通車(1時間) | 300円(税込) |
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マイクロバス(1時間) | 400円(税込) |
大型バス(1時間) | 800円(税込) |
- 普通車駐車場 50台駐車可
- 大型車の駐車は駐車スペース5台の為要予約
- 大型駐車料金は屋台会館に入館の場合は無料