海外も3D表示可能に。空中写真は全国シームレスに。~地理院地図がますます便利になりました~
国土地理院のウェブ地図「地理院地図」で、海外の地形も3D表示できるようになりました。3Dプリンター用のデータのダウンロードもできますので、そのデータを使って立体模型も作成可能です。また、地理院地図の標高値表示機能で海外の標高値を確認できるようになりました。海外の標高データには、地球地図全球版標高第2版を利用しています。
さらに、空中写真について、国土地理院が保有する複数種類の写真を組み合わせ、シームレスに写真を閲覧いただけるようになりました。
さらに、空中写真について、国土地理院が保有する複数種類の写真を組み合わせ、シームレスに写真を閲覧いただけるようになりました。
3D表示
標高値表示
シームレス空中写真
地理院地図では複数種類の写真を提供していますが、いずれも単独では全国の範囲をカバーしておらず、それぞれ空白域が存在していました。
今回、これらの写真を組み合わせ、空白域を埋めることにより、シームレスな空中写真を閲覧できるようになりました。
表示例(富士山周辺)
今回、これらの写真を組み合わせ、空白域を埋めることにより、シームレスな空中写真を閲覧できるようになりました。
- 地理院地図での表示方法:「情報」→「情報追加/ベースマップ切替」→「情報リスト」→「空中写真・衛星画像」→「シームレス空中写真」をクリックします。
- 地理院地図Globeでの表示方法:「情報」→「表示できる情報」→「地図・空中写真」→「写真」→「シームレス空中写真」をクリックします。
表示例(富士山周辺)
シームレス空中写真で使用している写真情報(優先順位順)
- 最新(2007年~):電子国土基本図(オルソ画像)
- 東日本大震災後正射画像(2013年9月~2013年12月撮影、2012年10月~2013年5月撮影、2011年5月~2012年4月撮影)
- 簡易空中写真(2004年~)
- 国土画像情報(1988~1990年撮影、1984~1986年撮影、1979~1983年撮影、1974~1978年撮影)
写真の撮影年月は、「シームレス空中写真撮影期間(地理院地図)」より確認することができます。