宮城県の大学間連携による震災復興への貢献
学都仙台コンソーシアムでは「復興大学」事業として、「復興人材育成教育」「防災教育人材育成」「地域復興支援」「災害ボランティアステーション」の4つの事業を実施しています。
東日本大震災の発生以後、平成23年~27年まで文部科学省の事業として宮城県内の大学が連携して事業を行い、平成29年~令和2年 までは宮城県の補助金事業としてさらに多様な活動を展開してきました。
令和3年度からは4つの事業を宮城県内の各大学において活動を継続しています。
復興大学の各事業は宮城県内各大学にて活動を続けています。詳細は各大学HPをご覧ください。
復興人材育成教育事業
- 災害伝承、防災減災の学びに加え、SDGsの観点から持続可能な社会をテーマに学生から一般まで広く公開講座を実施
- 出前授業による、産業支援や地域活性など地域の次世代を担う人材の育成
- 東北工業大学
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未来のサスティナブルな地域づくりや災害伝承、防災減災をテーマに、学生から一般まで広く公開講座を行います。
- 石巻専修大学
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持続可能な開発目標(SDGs)を支援しながら、地域の人材育成を担当します。
防災教育人材育成事業
- 被災地の教育の復興、特に宮城県内の児童・生徒の学習指導や学校支援活動の実施
- 現職教員向けの震災復興・防災教育に関わる研修会等の実施
- 宮城教育大学
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地域復興支援事業
- 大学シーズを活用した地域づくり・地域産業支援・地場産業支援
- 東北工業大学
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持続的なコミュニティの育成や人材育成、伝統工芸を含めた地場産業支援やSDGsに根ざした地域づくりなど、課題解決に向け幅広く対応します。
- 石巻専修大学
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地域の産業には技術相談や研究助成で微力ながら地域に還元していくよう努めております。
災害ボランティアステーション事業
- 東日本大震災の被災地を中心に災害支援を含めたボランティアや交流活動を実施
- 他大学と連携し情報共有、次世代を担うボランティア人材の育成
- 東北学院大学
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被災地を中心に復旧/復興支援のボランティアを実施。また、他大学等と連携したボランティアネットワークを形成し、ボランティアに関わる情報共有を行うとともに、次世代を担うボランティア人材の育成を行います。
- 尚絅学院大学
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名取市閖上地区を中心にした被災地域との交流活動やボランティア学習会の実施。また、災害復興人材育成のための学習会を他大学と合同で実施します。