本校 校長からの御挨拶のページです。
「伊達ブランドの深化」をチーム一丸で! 北海道伊達高等養護学校長 吉 野 隆 宏
本校は、4月11日に第43回入学式を挙行し、46名の新入生を迎え入れ、全校生徒116名となりました。今年度43年目を迎え、新たなスタートとなります。
さて、今年度「伊達ブランドの深化」をスローガンとして、教職員一人一人が主体的・対話的に行動し、生徒が「卒業後、自立と社会参加をする」ことをイメージできる学習を展開していきます。そのためには、地域を知り、様々な地域の人的・物的資源を活用した教育活動を実施するなど、「地域に開かれた教育課程」の実現に力を入れていきます。将来地域で活躍するためには、学校生活も「学校完結型の学習」ではなく、「地域連携型の学習」に取り組み、この素晴らしい伊達で充実した生活を過ごし、それぞれの自立と社会生活に向けて成長することができるように、教職員が一つの「チーム」として協力し教育を推進していきます。今年度も「和=笑+話+輪」【わ(協働)は=わ(笑顔)わ(対話)わ(チーム)】を意識してまいります。
伊達高等養護学校は、園芸科、窯業科、農業科、木工科、工業科、家庭総合科の6学科を設置する職業科の特別支援学校です。将来の自立や社会参加に向けて、生徒は「たくさんのことに挑戦し、自分の可能性を大きく広げる」ように、日々、新しいことにチャレンジしています。今まで経験したことがない学習ですので、1度でうまくいかないこともありますが、安心して何度でも挑戦して自分を成長させてほしいと思います。そのためにも、校訓の「希望」「自立」」「前進」を実践し、自分を知り他者や社会を知り、自分の可能性を信じ、よりよくなりたいと思って、前に進んでほしいと思います。昨日より今日、今日より明日、一歩でも前に0.1歩でも前に進んで「やりがい、生きがい、学びがい」を感じてほしいと願っています。人としての成長は、人との関わりの中で育まれます。学校や寄宿舎はもちろんですが、地域の様々な方々と関わることで、コミュニケーションや人間関係の形成、社会性は大きく成長することが期待できます。伊達の貴重な文化「藍」の伝承や農福連携、地域貢献など、作業学習や職場実習、校外学習を通じて学習活動を充実したいと思いますので、本校の教育に御理解と御協力をどうぞよろしくお願いいたします。
生徒指導部より
保健・衛生委員会
【本校の熱中症対策について】
藍で繋がる伊達愛プロジェクト