北広島市酪農・肉用牛生産近代化計画書
掲載日:2016年7月6日
北広島市酪農・肉用牛生産近代化計画書
酪農・肉用牛生産の健全な発展と経営の安定を図るため、生産・流通の近代化や関連産業との連携を総合的に推進するための振興方策を定めています。平成28年(2016年)6月に策定しました。計画の概要
北広島市の酪農・肉用牛生産は、北海道全体に占める割合としてはそれほど大きくは無いが市の農業生産額の2割を占めており、地域農業の重要な位置を占めています。しかし、飼養農家数は高齢化や後継者不足等により減少しており、この傾向は今後も続くと予想されるため、地域の畜産生産基盤の強化と地域ぐるみの収益性の向上を目指す畜産クラスターの継続的な取り組みを推進します。
その上で、労働負担の軽減や規模拡大を図るとともに、地域の特性を活かした畜産物の高付加価値化によって酪農及び肉用牛経営の所得向上と地域の活性化を推進するために具体的な振興方策を定めたものです。
計画の位置づけ
- 「酪農及び肉用牛の振興に関する法律」に基づき策定しています。
- 国が酪肉近代化基本方針を策定後、都道府県が計画を策定し、市町村がそれを受けて計画を策定します。
- 計画期間を10年間とし、おおむね5年ごとに策定します。
計画の方針
- 畜産生産基盤の強化
- 畜産物の高付加価値化
- 酪農及び肉用牛経営の所得向上と地域の活性
- 粗飼料の品質向上
- 労働負担の軽減
主な飼育規模拡大の目標
乳牛総頭数 | 生乳生産量 | 肉用牛総頭数 | |
---|---|---|---|
平成25年度(現状) | 1,062頭 | 6,316トン | 396頭 |
平成37年度(目標値) | 1,292頭 | 6,460トン | 413頭 |
経営改善の目標
経営方式ごとに、経営概要・生産性指標の22項目で、平成37年度の目標を設定計画を見る
目次
- 酪農及び肉用牛生産の近代化に関する方針
- 生乳の生産数量の目標並びに乳牛及び肉用牛の飼養頭数の目標
(1) 生乳の生産数量及び乳牛の飼養頭数の目標
(2) 肉用牛の飼養頭数の目標 - 酪農経営又は肉用牛経営の改善の目標
(1) 酪農経営方式
(2) 肉用牛経営方式 - 乳牛及び肉用牛の飼養規模の拡大のための措置
(1) 乳牛(乳肉複合経営を含む)
(2) 肉用牛 - 飼料の自給率の向上に関する事項
(1) 飼料の自給率の向上
(2) 具体的措置 - 生乳の生産者の集乳施設の整備その他集乳の合理化のための措置又は肉用牛の共同出荷その他肉用牛の流通の合理化のための措置
(1) 集送乳の合理化
(2) 肉用牛の共同出荷その他肉用牛の流通の合理化のための措置 - その他酪農及び肉用牛生産の近代化を図るために必要な事項
(1) 担い手の育成と労働負担の軽減のための措置
(2) 畜産クラスターの推進方針
(3) その他必要な事項