春日市ゼロカーボンシティ宣言

ページ番号1010415  更新日 令和4年7月1日

春日市は、地球温暖化への対策を進め、より良い環境を後世に引き継ぐため、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを自治体として目指すため、「ゼロカーボンシティ」を宣言します。

春日市ゼロカーボンシティ宣言

春日市は、国の指定史跡などの多くの遺跡や伝統行事などが伝わる文化豊かなまちで、弥生時代には、日本で初めて世界史的に紹介された国、「奴国」(なこく)の中心地でした。

現在では、多くのため池や公園がある緑豊かな住宅都市となっており、住宅地の中に点在するため池を保全できるよう、全国でも先駆的な溜池保全条例を制定し、自然環境を守ってきました。

また、市民・地域・事業者・団体などの様々な地域社会の担い手が行政と一体となり、協働のまちづくりを進めながら、良好な住環境をつくってきました。

しかし、近年の地球温暖化を起因とした気候変動により、日本各地で気象災害が発生し、私たち春日市民の生活にも大きな影響を与えています。

地球温暖化は二酸化炭素などの温室効果ガスの増加が原因とされており、日本では2020年10月に、温室効果ガスの排出を実質ゼロにする2050年カーボンニュートラル宣言がなされ、脱炭素社会の実現を目指しています。

春日市は、地球温暖化への対策を進め、これまでつくり上げてきた良好な住環境を後世に引き継ぐため、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」を目指すことをここに宣言します。

令和4年7月1日
春日市長 井上 澄和(いのうえ すみかず)

ゼロカーボンシティとは

環境省では、「2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体」をゼロカーボンシティとしています。

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