*水元公園循環バス、運行再開
http://www.keiseibus.co.jp/manager/detail/Info00000341.html
去年の秋に一ヶ月ほど運行していた循環バス「ファミリーシャトル」が運行を再開するようです。
運行は3月1日〜11月30日の土日祝日のみで、9:00〜16:40 を20分間隔で運行するとのことです。
春は松浦の鐘あたりで桜がきれいでしょう。夏は水産試験場跡地でオニバスが見られますね。水元公園は広いので、水産試験場を見てからかわせみの里へ行こうとすると、道に迷ったかと不安になるほど歩かなくちゃならないけれど、一日乗車券(500円)を買ってこのバスに乗れば、隅から隅まで堪能できる、かも?
*『PLUTO豪華版(7)』出てますよ
PLUTO は手塚治虫の『鉄腕アトム』のエピソードを今っぽい感覚で翻案したものなんですが、実のところ主人公はアトムじゃないんですよね。連続して発生するロボット殺しや、どこだか国の戦後処理にかかわった人の暗殺事件を追っている、ロボット刑事のゲジヒトなんです。
ところが前の巻でゲジヒトまでもが謎のロボット殺しにやられてしまい、アトムも悲しい状態になってしまっているので、第7巻は主人公不在なんですよー。今回活躍するのは、アトムやゲジヒトと同じく高性能ロボットとしてロボット殺しのPLUTOに狙われているエプシロンです。しかし彼も……話の流れからして当然そうなるはずの結果に! そしてついにアトムが復活するのですが、なんか変、かも??
豪華版は1600円(税込・送料無料)、通常版は550円(税込・送料別)です。豪華版は版が大きくて、必ず付録がついてます。第7巻の付録はPLUTO設定資料集でした。限定品として出すはずだった豪華版も全部取り寄せがきく……のかな。いちおう取り寄せ可能になってるみたいですが。>PLUTO 既刊一覧
浦沢は、すごいと思う。今回付録についてた設定資料集にも書いてあることですが、彼は手塚の偉業を否定するためにマンガ書いてるんじゃないんですよね。むしろ、自分がやってるあれもこれも、手塚治虫が過去にしてたことだと言ってる。
手塚治虫は昔の漫画家だから、今読むと表現法が古くさかったりいろいろするんですが、描こうとしていた世界はとても今っぽい感覚のものが多くて、むしろ今じゃなきゃ理解できないことも多々あるんです。
たとえば、ロボットというのは機械なので、古いもの、新しいものが同じ世界に存在してなきゃいけない。家の中を見回しても、古いテレビ、新しいパソコン、新しいけど機能を限定された安物のCDプレイヤーとか、いろんなタイプのものがある。
それがもし、意志をもったロボットだったらどうなのか。アトムなんかは最新のテクノロジーを湯水のように使って作られた新しいロボットだけど、機械が自走してるだけみたいな古いロボットも沢山いなくちゃいけない。そういう世界には、なんらかのドラマがあるはずなんですが、手塚はあきらかに、その部分に何かを感じてマンガを書いてた気がする。でも、わりとサラッと流していて、その乾いた感じにかえって現実感があったりもするんですが、浦沢はそこをきちっと吸い上げて、浦沢らしいやり方で、切なさを描いてる。とても上手だと思う。手塚は物語を空から見てる感じで、浦沢のは登場人物の肩越しに見ている感じ、なのかなあ。
これも対談集に書いてあったけれど、手塚治虫が生きてたら、こういうのを読むと地団駄踏んで悔しがると思うんだよね。対外的にはべた褒めするかもしれないし、あるいは頭からこんなもんはダメだと否定するかもしれないけれど、どちらにせよ「自分ならもっと面白いものを描ける」と言って、新しいマンガを書き始めると思う。生きてたら今年で81歳、そうとう年繰ってるけど、まだマンガ書いててもおかしくない年齢だから、面白かっただろうね……まあ、手塚治虫が生きてたら浦沢はPLUTOなんか書いてないと思うけど。
とにかく、いいですよ『PLUTO』。6月に発売予定の次巻で最終回だそうです。
*おやつ:三郷インター最中(もなか)
三郷市には「東洋一」と言われた立派なインターチェンジがあります。空撮を見ると、これぞインターチェンジ、インターチェンジとはこうあるべきである、と思うような立派な形をしているインターチェンジなんです。子供の頃に絵本や図鑑で見たインターチェンジのイメージそのものです。>googleの航空写真
そんなインターチェンジ完成の喜びが伝わってくるような地元銘菓が、これ。
まあ、ただの最中じゃんって言えばそれまでなんですが、わたしゃこれを見つけた時、かなり嬉しかったですよ。だって、最中にインターチェンジが刻印されてるんですよ。どんだけインターチェンジが好きなんだよって思うでしょう。
考えてみれば、子供の頃に絵本やテレビでインターチェンジの空撮を見ると、明るい未来とかを想像して、地球をまわれ、七回半まわれーとか歌っちゃってたもんです。三十年以上さかのぼってから未来を想像すると、あの立派なインターチェンジみたいなものが頭に浮かぶんですよね。その明るい未来のシンボルが郷土に出来たぞーという喜びが、最中に込められているのだと思われます。
ただ、せっかくのインターチェンジ部分に変な跡がつく仕様がちょっと残念。ここがどうにかなるとよりいっそう美味しそうでいいと思うんだけど。
三郷インター最中は、三郷市の和菓子屋さんで買えますが、製造元は篠田製菓というお店です。中川沿いの道を上ってったところにあります。
◎三郷商工会:篠田製菓
http://www.3310.biz/scr/eco_kensaku_02.php?id=85&p=2
◎当ブログ内の関連記事
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=276
こういう感動的な地元銘菓は他にないものかしら。その日のおやつ用なのでバラで買えるとナイス。箱だと多すぎて無駄になってしまうー。
*中国茶は高ければいいってもんじゃないかも
横浜中華街で普洱茶と正山小種のちょっと高級なのを買ったと前に書きました。普洱茶は文句なく美味しいです。行きがかり上注文した茶刀が大活躍しています。
◎関連記事
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=585
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=586
http://www.chinjuh.mydns.jp/cgi-bin/blog_wdp/diary.cgi?no=596
ところがね、正山小種(チェンシャンシャオチョン→ラプサンスーチョン)は、安いほうが美味しいかもって思う(笑)
正山小種は茶葉を燻製して香りを付けたものなんですが、お店の人が言うには燻製用のチップが違うらしいんです。安い方は松材を多く使っているので香りがきつく、高いほうは(何で燻製しているかは言ってなかったけど)香りがやわらかく、茶葉も等級が高いので甘みを感じると。
たしかにその通りで、お茶そのものには丸みがあって美味しいと思うんですが、わたしゃ安い正山小種の強烈な香りのほうが好きかもしれないなー。まあ、このへんは好き好きだと思うんです。ヤニっぽい香りがするのでダメな人は絶対ダメでしょうし。
正山小種が牛乳と合うっていうのもお店の人に習ったんですが、香りの強い正山小種を牛乳で煮出したのはほんとに美味しい。意外と洋菓子に合うんです。特にチーズケーキに似合うと思う。お茶は値段じゃないねー。自分で飲んで美味しいと思うものが一番。
中華街がもっと近ければねえ。お台場の小香港はすっかりダメになっているし、池袋中華街化は地元でもとから商売してる人とうまくいかなくて頓挫しているみたいだし(そうだろうなと、ちょっと思うw)。やっぱり通販か?
通販でもいっこうにかまわないんだけど、お茶屋さんは送料(無料の規定)がキビシイんですよねえ。3000円以上とかならどうにかなるんですが、1万円以上って言われると、そんなに買わないよってなっちゃうんだよねえ。
*玄米
通販といえば、こないだ「楽天の店で売ってる玄米がまともだったらポイントで買うんだけど」とか言ってたんですが、そろそろ米が切れるので思い切って注文してみました。
昨日注文して、今朝届いてしまった。さっそく今夜炊いてみます。まともだったら全額ポイントでウハウハだ。ああ、次のゲームのネタを考えよう(笑)
# ちなみに、一ヶ月くらい玄米食を続けたら体重が 2kg 減りました。食べる量は減らしてないし、土日には外食もしています。食物繊維が増えて消化吸収が抑えられてるせいなので、食べてないのと同じ効果ってことでしょう。白米にしたらあっという間に元通りですな。胃腸が弱く消化不良を起こしやすい人は下痢をすると思うのでやめたほうがいいと思います。
[追記]
20年産新米 埼玉県春日部生まれ 農薬少なめミルキークイーン1等玄米5kg
税込・送料込 2604 円
注文する時にたのめば精米も無料でしてくれるそうです。
コメント欄にも書きましたが味はまったく問題なかったです。米粒が心持ち小さいかな、という気はしましたが、気のせいレベルかもしれません。炊いたらふっくらもっちりして、なかなかいいです。低アミロース米といって、もちもち感が強く、冷めても食感が低下しない品種だそうです。
ただ、精米しちゃうどうどうかわかんないですね(わたしは玄米で食べてる)。同じ米 10kg を十分精米で買ったという人が、割れがひどくてダメだってレビューしてます。玄米で食べた感じではそこまでひどくないと思いますけどねえ。