*整骨院に行って、帰りは末広飯店でお昼(31日)
いつもの整骨院でゴリゴリやってもらった。今日は出がけにお風呂に入って暖まってから行ったら、いつもより体が柔らかくなってるような気がする。揉まれた感じがいつもと違う感じ。でも、やっぱり背中はガチガチらしい。歳はとりたくないなあ。
どうも前屈みでキーボードを長時間打ってたりするのがよくないみたいで、そういえば最近、パソコンの前にいない時でも背中をまるめて小さくなってる感じがするので、つとめて胸をはって姿勢をただしたり、ストレッチなんかもしているんだけどね、歳は(以下略)。
終わったらお昼だったので末広飯店ってところに入ってみた。昔からある店だと思うけど、一度も入ったことがなかった。日替わり定食をたのんだら、お店はそんなに混んでないのにやたら時間がかかり、どうしちゃったんだろうなと思ったら二階が貸し切りで宴会だったみたい。
▲日替わり定食:鳥の唐揚げ、スープ、お新香、ポテトサラダ、ご飯で750円くらいだったと思う。 500円くらいかも。記憶があやふや。
◎末広飯店
東京都葛飾区金町4-24-9
JR金町駅南口から徒歩数分。京成金町駅の脇を末広商店街のほうへ入って、風呂屋さんのある十字路を線路と反対側に曲がってすぐ。
駐車場 なさそう(近くにコインパークがあるけど台数少ない)
定休日 木曜
営業時間
11:30〜14:00
17:30〜21:00
末広商店街は、古くて小さい店ばっかりの通りで、一見すると寂れた感じに見えるんだけど、よく見るとやってる店が多く、八百屋も肉屋もちゃんとあるので、実は使える通りなのかも。焼き鳥かなにかを売ってる肉屋さんに、プリクラの写真がたくさん貼ってあるんだけれど、もしかしてここに写真を貼ると願いが叶うとか?
帰りに図書館に寄って本を返し、ハリポ第四巻炎のゴブレットを借りてきた。上下巻だって。今度こそめげそう。
*王子にある紙の博物館と飛鳥山博物館
「紙と神」とかいう、宗教行事と関係する紙の展示があるというので紙の博物館へ行ってみた。御幣の折り方なんか、おりがみ好きにはそそるものがあるでしょう?
今回は、亀有駅北口から出ている東武バス[王30]という環七を爆走して王子まで行く路線バスに乗ってみたんだけれど、おそろしいことに一日に二往復しかないんだよー。しかも朝と昼にしかない。亀有から10:38発のバスに乗って一時間弱で王子駅に着いたら、帰りのバスは二時間後の13:14なのよ。二時間で何をしろっていうんだろう、意味わかんない。
西新井とか、足立区役所あたりで乗り継いだらもっと本数があるんじゃないかって昔調べたけど、本当に王子駅行きは亀有駅からの二往復しかないらしい。なんというか、だからわたしは東武バスが嫌いなんだよね。乗らないから減らしてるって言われそうだけど、減っちゃうから乗れないんだったらー。
まあ、それはともかく、紙の博物館は王子製紙だったと思うんだけど、大昔に行った時は、たしか駅の明治通り側にあって、かなりショボい博物館だったような気がする。
それが飛鳥山公園に移設されたら建物は美しくなって、イベントもいろいろやる明るく楽しいところになったっぽいです(今回で移転後二度目の訪問)。展示を見て歩いていると、王子製紙OBの方がいろいろ説明してくれて面白い。前回はお札には藁が入ってるんだよとか言われて日記に……うげ、もう八年も前のことじゃないか。しかも日付がやっぱり二月だよ!! わたしゃ八年もネットで代わり映えのしない日記を書いてるのか……orz
今回見に来た展示は規模はそんなに大きくないんだけれど、それなりに見応えがあった。ただ、写真集などがなさそうなのは残念かなあ。大した量じゃないので冊子にするほどじゃないんだろうけど、紙で折ったひな人形や恵比寿・大黒など、創作折り紙ではなく、何かの行事のためにある地方で折ってるものだと思うんだけど、折り方の解説をしてくれないものかと思うんだよねえ。半紙にハサミを入れて御幣に似た飾りにした展示もあったけれど、撮影禁止なので家で切り方の研究もできやしない。通い詰めて覚えればいいって? バスが二往復しかないのに? だからわたしは東武バスが(ry
ひととおり展示を見て、売店を覗いて、今帰れば帰りのバスに乗れると思ったら、紙漉(かみすき)体験をしませんかと呼び止められて地下室へ連れ込まれてしまった。いや、もう、バスはあきらめてるのでいいんです。
紙漉はしたことがありますかと言われたので「タパという、カジノキの皮を叩いて作る樹皮紙というか布のようなものの、半端になったところをほぐして、遊びでならば漉いてみたことがある」と答えたら、いつの間にか和紙漉きが趣味の人にされてしまった。そりゃまあ、材料は和紙と同じかもしれないけどねー。
というわけで、完全に経験者扱いされながら牛乳パックをほぐしたやつで、紅葉の葉を漉きこんだハガキを作った。小学生くらいの子供から大人まで楽しめるイベントで、しょっちゅうやっているみたいなので興味がある方はどうぞ。
◎紙の博物館(大人300円)
http://www.papermuseum.jp/
ここの売店は、おりがみ好きだとけっこう楽しいかもしれない。30cm四方の和紙折り紙(種類沢山)なんて、ありそうで普通の文房具店やホームセンターにはあんまりないんだよね。
バスには間に合わないので隣にある北区飛鳥山博物館というのにも入ってみた。平たく言うと郷土史博物館らしい。
この博物館で面白いのは、等身大の人形を機械仕掛けで動かす人形劇だ。飛鳥山は桜の名所で、その桜を植えさせたのは徳川吉宗なのだが、吉宗は気晴らしにこのあたりの寺によく足を運んだということだ。そんな吉宗をもてなそうと、王子の狐が女中に化けて、季節を変えて花や紅葉を見せたり、空の高いところへ連れて行って町人の様子を見せるというストーリーの劇だった。
観客席は座敷になっていて、靴を脱いであがりこむ。書院作りの床の間を背にして座ると、舞台はお寺の高楼で、窓辺で景色を見ている吉宗公を座敷から眺めたみたいになる。ちょっと変わった趣向だった。
ただ残念なのは、話のテーマになっている江戸庶民の生活を見せる部分は動画をスクリーンに映すだけで退屈だったってこと。しかもやってることはお花見の馬鹿騒ぎだけだったし。あれはもう一工夫あってもいいんじゃないのかなと思う。吉宗人形はいい芝居をしてるんだし。
◎北区飛鳥山博物館(大人300円)
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/history/museum/
帰りはバスがないので都電で三ノ輪橋まで出て、南千住から電車に乗ることにした。お昼を食べていないので三ノ輪橋の駅のそばでカレーを食べた。初めてはいる店で、店構えはインド人がやってるのかなと思うような感じだけれど、やってるのは日本人のオジサンだった。キーマカレーが500円でとても安い。
でも、食べてがっかりした。店が本格インドを狙ってるのに味はこれっぽっちも辛くないし寝ぼけた感じ。それでも昭和の匂いがする食堂で出てきたなら、給食みたいで懐かしいねって言ったかもしれないんだけれど、店とのギャップに一瞬凍り付く。
テーブルにニンニクやらマンゴーやらのインド風のピクルスがあり、どれでもご自由にどうぞって言われて食べてみたら、辛みも酸味も強烈で、一口食べたらカレーの味がまるでしなくなってしまった。そういえば「激辛ソース」と書かれた赤い液体も置かれてたんだけど、このカレーにそんなソースかけたらソースの味しかしなくなると思うんだよね……そこまで我慢してこの店にくる意味って何? 安さ? 安いったって500円もするのにねえ。
そんなこんなで遅いお昼は失敗だった。失敗だった上に中途半端な時間に食べちゃったから夕食も兼ねてたという、悲しい一日の終わりだった(笑)