ハチ駆除の教科書

蜂の巣の駆除方法

蜂の巣の駆除には、危険が伴うものです。蜂の巣のを見つけたら、蜂の種類、蜂の巣ができた場所、蜂の巣の大きさの参考にして確認しましょう。日本で見かける蜂の種類ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチの三種類であることがほとんどです。ミツバチとアシナガバチは比較的安全に巣の駆除ができ、スズメバチの場合は危険です。スズメバチの駆除は、危険なのでプロに依頼しましょう。

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蜂の種類・ミツバチの見分け方

黒っぽい胴体に、はっきりした縞模様が特徴です。体調は20mm程で、全体に毛が密生しています。攻撃性が低くおとなしいので駆除時の危険は低いですが、刺激すると集団で攻撃してくることもあります。丸くて可愛らしいが毒性は高く、刺されたか養蜂場のスタッフがショック症状を引き起こしたケースもあります。ミツバチの巣は、平板で板のような形をした巣板が垂れ下がった形をしており、巣の規模が大きくなるにつれと巣板の枚数が増えていきます。最初は、白っぽい色をしていますが、ミツバチが蜜を集めていくにつれ、次第にゴールドに染まっていきます。

蜂の種類・足長バチ見分け方

アシナガバチの体長は25mm前後でミツバチより大きく、細身で腰がくびれていてスズメバチとよく似ています。スズメバチとの見分けることができるはずです。スズメバチは、大きさも40mmを超えるほど大きく攻撃的です。毒性も高いので、刺されるとアナフィラキシーショックを起こして死ぬことがあります。

巣の駆除の仕方

▪️駆除は夕方〜夜間の時間帯に

暗くなると蜂は活動が鈍るため、夕方から日没後の2〜3時間の間に駆除を行なってください。このじかんたなら巣から外出していた働き蜂も戻っているため、一気に退治することができます。

▪️匂いがするものはNG

蜂は匂いに非常に敏感です。匂いに刺激されて攻撃してくるケースが多いので、整髪料や香水はつけずに作業してください。

▪️防護服

専用の防護服が安全ですが、購入するとなると数万円かかってしまいます。自治体によっては、防護服の無料貸し出しを行っているところもあるので、まずは問い合わせてみましょう。防護服が用意できない時は、襟や袖口に隙間のない厚手の長袖長ズボンにレインコートを着用しましょう。

▪️頭を保護するもの

養蜂家が使っている防蜂ネットが安全です。3000円程度で購入でします。用意できない時は、厚手の帽子かヘルメットを被りゴーグルで目を保護しましょう。

▪️殺虫剤

ホームセンターなどで販売している、合成ピレスロイド系の成分が含まれている蜂専用のスプレータイプの殺虫剤を用います。噴射すると数秒後には死亡します。

▪️長い棒

蜂の巣を落とすの際、直接手で落とすのは大変危険なので長い棒を用います。手順としては殺虫剤を噴射し、死んだことを確認してから棒で落としゴミ袋に入れ袋を閉じます。燃えるゴミとして処分してください。