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【発生】
2004年10月23日午後5時56分
【震源】
新潟県中越地方(直下型地震)
家屋の倒壊や土砂崩れなどで68人が犠牲になった。震度6強を観測した山あいの旧山古志村では、土砂崩れで集落が孤立。全村民約2200人が長岡市に避難し、約3年間の避難生活を送った。
死 者 | 68人 | 重 傷 | 632人 |
軽 傷 | 4163人 | 住家全壊 | 3175棟 |
住家大規模半壊 | 2167棟 | 住家半壊 | 1万1643棟 |
住家一部損壊 | 10万4619棟 | 非住家被害(公共施設ほか) | 4万1737棟 |
国、県などでつくる「防災・減災新潟プロジェクト2014」発行の「にいがた災害の記憶」から
2004年 | 10月 | 23日 | 午後5時56分、最大震度7の中越地震発生。死者68人、家屋12万棟余りに被害が及ぶ |
25日 | 旧山古志村が全村避難を決断 | ||
27日 | 長岡市の土砂崩れ現場から、当時2歳の皆川優太君を93時間ぶりに救出 | ||
11月 | 24日 | 仮設住宅への転居開始。当時の13市町村に一時2935世帯、9649人が生活 | |
2005年 | 8月 | 2日 | 長岡市の花火大会で震災復興を誓うフェニックス花火 |
2007年 | 4月 | 1日 | 旧山古志村の5集落を最後に、被災地に出ていた避難指示・勧告がすべて解除 |
10月 | 04年12月開設の小千谷市の仮設住宅から全世帯退去。一時2328人が入居 | ||
12月 | 23日 | 旧山古志村の帰村式 | |
2008年 | 3月 | 31日 | 長岡市、旧川口町が災害対策本部を解散。市町村の本部はすべてなくなる |
4月 | 4日 | 県が災害対策本部を解散 | |
13日 | 旧山古志村の闘牛10頭が帰村 | ||
9月 | 8日 | 天皇皇后両陛下が旧山古志村を訪問 | |
2009年 | 5月 | 中越地震からの復興を描いたドキュメンタリー映画「1000年の山古志」が完成 | |
10月 | 11日 | 国の重要無形文化財「牛の角突き」会場の山古志闘牛場の改修終了 | |
18日 | 旧山古志村で被災後初の大規模な防災訓練 | ||
2010年 | 3月 | 31日 | 震源の旧川口町が長岡市に編入合併 |
4月 | 29日 | 大規模災害時にボランティア活動拠点になる、ながおか市民防災センターが長岡市で開所 | |
2011年 | 3月 | 11日 | 東日本大震災が発生。中越地震の被災者も支援に |
10月 | 23日 | 地震の記憶を後世に残す中越メモリアル回廊が長岡市(きおくみらい、川口きずな館)、小千谷市(そなえ館)に | |
2012年 | 10月 | 19日 | 地域ごとに復興の実感に濃淡。被災5市の840人対象の中越防災安全推進機構アンケートで |
2013年 | 10月 | 23日 | やまこし復興交流館おらたるが長岡市に。今年4月に入館1万人突破 |
新潟県中部を最大震度7の揺れが襲った新潟県中越地震から20年。犠牲者の多くは精神的なストレスや疲労が重なったことによる「災害関連死」だった。地震の難を逃れたにもかかわらず、避難生活によって奪われる命… …[続きを読む]
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