856: :2007/02/04(日) 17:59:06 ID:
親戚の神社で御祓いの手伝いをした時の話。
確か夏の頃だったと思う、一人の中年男性が社務所に来た。
その人が言うには、どこかの山に登って以来、女性が付きまとうって話だった。
ウチの地方は県内でも変わっていて、未だに妖怪とか山の化生とかって話が多い。
神主をしている叔父曰く、「山女に魅入られたんかもしれん」との事だった。
確かに、その男性は憑かれた経緯を話している間も目が山の方を見ていて、
上の空で話しているような、なんとも気味が悪かった。
とにかく、御祓いをと言う事になった。
神前に榊とお神酒、お供え物をし、その前に男性に座ってもらった。
神主である叔父が御幣をささげてから、祝詞を唱える。
その間、俺は男性の斜め後ろで待機。何かしらの指示が出るのを待つ。
男性は頭を少し下げ、神妙に祝詞を聞いているように見えた。
しかし、しばらく後、頭が激しく振れ始めうめき声をあげ苦しそうだ。
「おい!抑えろ!」
叔父に言われ、男性を押さえ込む。
そうすると物凄い力で暴れだした。
なんとかかんとか押さえ込んでいると、叔父が御幣を神棚から取り、男性の背中に当てサッと払う。
そうすると背中の真ん中辺りから、長い、本当に長い黒髪の束がバサッと翻った!「うわっ、出た!」と思った。
※山姫(やまひめ)または山女(やまおんな)は、日本に伝わる妖怪。その名の通り、山奥に住む女の姿をした妖怪である。東北地方、岡山県、四国、九州など、ほぼ全国各地に伝わっている。山女の名は民俗資料、中世以降の怪談集、随筆などに記述がある。各伝承により性質に差異はあるものの、多くは長い髪を持つ色白の美女とされる。服装は半裸の腰に草の葉の蓑を纏っているともいうが、樹皮を編んだ服を着ている[4]、十二単を着た姿との説もある。(wikipedia参照)
確か夏の頃だったと思う、一人の中年男性が社務所に来た。
その人が言うには、どこかの山に登って以来、女性が付きまとうって話だった。
ウチの地方は県内でも変わっていて、未だに妖怪とか山の化生とかって話が多い。
神主をしている叔父曰く、「山女に魅入られたんかもしれん」との事だった。
確かに、その男性は憑かれた経緯を話している間も目が山の方を見ていて、
上の空で話しているような、なんとも気味が悪かった。
とにかく、御祓いをと言う事になった。
神前に榊とお神酒、お供え物をし、その前に男性に座ってもらった。
神主である叔父が御幣をささげてから、祝詞を唱える。
その間、俺は男性の斜め後ろで待機。何かしらの指示が出るのを待つ。
男性は頭を少し下げ、神妙に祝詞を聞いているように見えた。
しかし、しばらく後、頭が激しく振れ始めうめき声をあげ苦しそうだ。
「おい!抑えろ!」
叔父に言われ、男性を押さえ込む。
そうすると物凄い力で暴れだした。
なんとかかんとか押さえ込んでいると、叔父が御幣を神棚から取り、男性の背中に当てサッと払う。
そうすると背中の真ん中辺りから、長い、本当に長い黒髪の束がバサッと翻った!「うわっ、出た!」と思った。
※山姫(やまひめ)または山女(やまおんな)は、日本に伝わる妖怪。その名の通り、山奥に住む女の姿をした妖怪である。東北地方、岡山県、四国、九州など、ほぼ全国各地に伝わっている。山女の名は民俗資料、中世以降の怪談集、随筆などに記述がある。各伝承により性質に差異はあるものの、多くは長い髪を持つ色白の美女とされる。服装は半裸の腰に草の葉の蓑を纏っているともいうが、樹皮を編んだ服を着ている[4]、十二単を着た姿との説もある。(wikipedia参照)