2015年03月 : 2chまとめ・読み物・長編・名作/2MONKEYS.JP

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    2015年03月

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    228:2000/08/22(火) 08:22 ID:
    去年の夏の体験。

    ヒューマンから出てたホラーゲーをダチと徹夜でやっていた。多分クロックタワーゴーストヘッドというやつ。
    ダチと二人で黙ったまま黙々とプレイしていた。
    あのゲームをやった人はわかると思うけど、殆ど効果音が無い。
    敵が出てくるときだけ音楽が鳴る。
    そういうゲーム。
    だから部屋は凄く静かで、時折表の道を走るトラックの地響きがする程度。

    ゲームを順調に進めていた所だった。

    そのとき携帯が鳴って友人からメールが来た。
    『ヒマだから今からそっち行くよ』
    『わかったわ 来いよ』

    そう返事をしてゲームに没頭した。
    しばらくして、またメールが来た。

    『今おまえんちの近くのバス停』
    「早いな~」
    「あいつはいつも直前になってメールするからな(笑)」
    「じゃあすぐ来るな」
    「そやな」

    そう二人で話して、またゲームを続けた。

    しばらく時間が経った。
    部屋は相変わらず静かだ。
    …何かおかしい。
    二人同じ事を考えていたのか、さらに沈黙していく。
    そう、友人が来ないのだ。もう来てもいい頃なのに。
    チャイムすら鳴らない。
    とうとうたまりかねたのか友人が口火を切った。

    「おかしいなぁ。あいつ来ないよ?」
    「だよな、幾らなんでも遅いよ」

    …ぴん…ぽぉん…

    「あ、来たんじゃない?」
    「…鳴った…ような気がするよな?」

    ダチも俺も自信なさげに顔を見合わせた。
    というのはほんとうに、チャイムにしては凄くかすかな、聞き逃しそうなくらいのボリュームだったのだ。
    「聞こえたかな?」という程度。
    ダチは1人暮しだったから、もちろん部屋は凄く狭い。(1k)
    チャイムってのはもっと響き渡る筈なのに。
    でも一応ってことでダチがドアをあけてみた。
    「やっぱり」、ダチはいなかった。
    玄関の向こうは無人。

    「いないよ」
    「やっぱり?聞き間違いかな?それにしてもダチ遅いよ」
    「そうだよな 何やってんだあいつ?他のダチの家行ったのかな」

    ぴぃん…ぽぉん…

    また鳴った、ような気がした。
    「鳴ったよ」
    「っていうかチャイム小さくないか?」
    「壊れてんじゃないの」
    「まあ見てくるわ」

    振り返ったらそこに玄関があって、その床とドアの隙間から向こうが見える。
    オレンジのズボンらしきモノが見えた。
    「オレンジズボン?見えるよ。いるんじゃない」
    がちゃ。

    「あれ?」

    …いない?

    念のため廊下も外階段も階段の下も見てみる。
    ピンポンダッシュしたとしても背中ぐらいは確認できる筈だ。
    でもいない。
    そのときダチからメールが来た。

    「チャイム」【百物語】 →続きを読む

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    521:2009/09/02(水) 23:43:52 ID:
    俺は毎年7月の下旬頃、平日に有給休暇をとり湘南に海水浴に行っている。
    それも一人で。
    土日は人多いし彼女とか友達とかいっしょもいいけど一人のほうが一日砂浜に寝そべって
    ビール飲んで日ごろの雑多なこと忘れることができる。
    だから毎年自分の恒例行事にしている。

    ビール飲むんで電車を使う。
    E電を降りてE海岸に行くまでの一本道に多くの食堂やショップが並んでいる。
    その中の一軒の食堂に俺は遅い朝飯をとるため入った。
    平日とは言え学校は夏休みに入っているため結構込んでいた。

    隣の席は母と娘の親子連れだった。
    娘は小学校3~4年生くらいか・・・。
    一人でメシ食っていると聞くつもりはないが嫌でも隣の席の親子の会話が耳に入ってくる。
    「お母さん お父さんと離れてどれくらいたつ?」
    娘の質問に母親は辛そうな声で答えた。
    「・・・もう4年になるわね」

    ああ父親は単身赴任なのか。それとも何らかの理由で別居とかしているのかな。
    俺はどうでもいい想像をめぐらせ生シラス丼を食べていた。
    「お父さん 淋しくないかな?ユカとお母さんとずっと離れ離れで淋しくないかな?」
    ん?単身赴任じゃないな。単身だったら年に何回か帰省するだろうし
    『ずっと』離れ離れってことはないもんな。

    「お父さんは強い人だから大丈夫よ きっと元気よ」
    『きっと』?・・・ああ離婚したんだな。それで母娘で海水浴か。なんだか淋しいよな。
    そう思いながら俺は渋いお茶をすすった。
    俺はレジをしようと立ち上がった時に聞こえたその母娘の会話に少なからずショックを受けた。

    「お母さん お父さんは別の世界でもタバコやめてないのかな ユカはやめてっていつも言ってたのに!」
    「どうかな でもお父さんそれくらいの楽しみもあってもいいんじゃない」

    ああ、父親死んじゃってたんだ・・・。

    「E島」【洒落怖】 →続きを読む

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    1:2011/07/04(月) 00:04:11.36 ID:
    さっき話をされたんだが洒落にならない話だった

    親から大事な話があると言われて →続きを読む

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    1:2013/01/04(金) 00:11:36.73 ID:
    これは僕が中学生の頃の話

    僕は周りの人と少し違った

    なんというか周りの人には"自分"というものがあるように感じた
    僕には自分というものが無いように感じた

    僕と彼女の話 →続きを読む

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    1:2012/12/31(月) 11:56:16.83 ID:
    ほぼ奴の自業自得なんだけど聞いてくれ

    ミサワな友人が人間不信になってしまった →続きを読む

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    1:2010/06/08(火) 10:41:31.17 ID:
    なんだかんだいっても一度はあるだろ?

    女の子にされて一番嬉しかった思い出語れ →続きを読む

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    1:2012/12/16(日) 15:01:25.11 ID:
    一向に返ってこないんだけどなんでかな

    女に毎日ズゴックの画像メールで送ってるんだけど →続きを読む

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    938:2006/08/11(金) 16:12:50 ID:
    誰にもいってないけど。

    小学三年のとき、よく遊んでた友人Mちゃんの部屋に、「小さいおじさんが出る」とのことだった。
    誘われて見に行ったが、私が行くとでてこない。
    でも何日か通った時、やっと会うことができた。
    友人は小さいおじさんを「マクラさん」と呼び(由来不明)、私たちはよく三人で遊んだ。

    ある日、私も自分の部屋に妖精が欲しくなり、マクラさんをスカウトしたが、
    「○のうちにもいるはず。どこのうちにもいる。ただ、人間と話せる奴が少ないだけ。
     長距離(といっても徒歩15分程度)移動は余り好ましくない」
    と言われて断られた。
    私もそんなもんかと諦めた。

    ある日、Mちゃんのお誕生会をすることになった。
    M母は「クラスメイトを沢山呼ぼう」と言ったが、
    マクラさんに来て欲しかった私たちは「二人でいい」と言って、
    Mちゃんの部屋でマクラさんを招待して、三人でパーティーをした。記念撮影もした。

    後日、Mちゃんが母親に写真が現像できたのかたずねたが、
    「変なものが写っているのでみせられない。
     家は商売(米屋)をしているし、へんな噂がたつと大変困る」
    と断られた。 私たちが、
    「それはマクラさんという、気心しれた友人だ。いつも仲良くしてるのだ。驚かないから見せて欲しい」
    などいったが、「変なこといわないで」と取り合ってもらえなかった。

    「小さいおじさん」【誰に言っても信じてもらえない話】 →続きを読む

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    150:2009/08/21(金) 17:53:21 ID:
    娘が3歳位の時、中古で大き目の車を買いました。
    私も娘も大喜びで大きな車を楽しんでいました。

    しかし数週間した頃、娘が車に乗り込もうとした時に急に大泣き。
    「どうしたの?」と聞くと、
    『お兄ちゃんが怒ってる』と言う。

    「どこにもお兄ちゃんなんていないよ?」
    『そこに座ってるお兄ちゃんが睨んでる』

    と、誰も乗っていない最後部座席を指差しました。
    ぞっとする私でしたが、2列目に娘をだっこして乗り込み
    「大丈夫だからね」と言うと
    『うん もう怒ってないみたい』と。

    それから何度か車に乗ることを拒否するような事がありました。
    そのお兄ちゃんは いる時と いない時があり、
    いても 笑っている時と 怒っている時があるようでした。

    「中古車」【洒落怖】 →続きを読む

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    1:2013/08/13(火) 20:44:34.33 ID:
    ナルシスター鈴木というあだ名をつけられて、もう学校行けないお

    ミスターチルドレンのせいで女に振られ、人生オワタな俺のお話 →続きを読む

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