2015年03月
「山女(やまおんな)」【寺社にまつわる話】
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856: :2007/02/04(日) 17:59:06 ID:
「山女(やまおんな)」【寺社にまつわる話】 →続きを読む
親戚の神社で御祓いの手伝いをした時の話。
確か夏の頃だったと思う、一人の中年男性が社務所に来た。
その人が言うには、どこかの山に登って以来、女性が付きまとうって話だった。
ウチの地方は県内でも変わっていて、未だに妖怪とか山の化生とかって話が多い。
神主をしている叔父曰く、「山女に魅入られたんかもしれん」との事だった。
確かに、その男性は憑かれた経緯を話している間も目が山の方を見ていて、
上の空で話しているような、なんとも気味が悪かった。
とにかく、御祓いをと言う事になった。
神前に榊とお神酒、お供え物をし、その前に男性に座ってもらった。
神主である叔父が御幣をささげてから、祝詞を唱える。
その間、俺は男性の斜め後ろで待機。何かしらの指示が出るのを待つ。
男性は頭を少し下げ、神妙に祝詞を聞いているように見えた。
しかし、しばらく後、頭が激しく振れ始めうめき声をあげ苦しそうだ。
「おい!抑えろ!」
叔父に言われ、男性を押さえ込む。
そうすると物凄い力で暴れだした。
なんとかかんとか押さえ込んでいると、叔父が御幣を神棚から取り、男性の背中に当てサッと払う。
そうすると背中の真ん中辺りから、長い、本当に長い黒髪の束がバサッと翻った!「うわっ、出た!」と思った。
※山姫(やまひめ)または山女(やまおんな)は、日本に伝わる妖怪。その名の通り、山奥に住む女の姿をした妖怪である。東北地方、岡山県、四国、九州など、ほぼ全国各地に伝わっている。山女の名は民俗資料、中世以降の怪談集、随筆などに記述がある。各伝承により性質に差異はあるものの、多くは長い髪を持つ色白の美女とされる。服装は半裸の腰に草の葉の蓑を纏っているともいうが、樹皮を編んだ服を着ている[4]、十二単を着た姿との説もある。(wikipedia参照)
確か夏の頃だったと思う、一人の中年男性が社務所に来た。
その人が言うには、どこかの山に登って以来、女性が付きまとうって話だった。
ウチの地方は県内でも変わっていて、未だに妖怪とか山の化生とかって話が多い。
神主をしている叔父曰く、「山女に魅入られたんかもしれん」との事だった。
確かに、その男性は憑かれた経緯を話している間も目が山の方を見ていて、
上の空で話しているような、なんとも気味が悪かった。
とにかく、御祓いをと言う事になった。
神前に榊とお神酒、お供え物をし、その前に男性に座ってもらった。
神主である叔父が御幣をささげてから、祝詞を唱える。
その間、俺は男性の斜め後ろで待機。何かしらの指示が出るのを待つ。
男性は頭を少し下げ、神妙に祝詞を聞いているように見えた。
しかし、しばらく後、頭が激しく振れ始めうめき声をあげ苦しそうだ。
「おい!抑えろ!」
叔父に言われ、男性を押さえ込む。
そうすると物凄い力で暴れだした。
なんとかかんとか押さえ込んでいると、叔父が御幣を神棚から取り、男性の背中に当てサッと払う。
そうすると背中の真ん中辺りから、長い、本当に長い黒髪の束がバサッと翻った!「うわっ、出た!」と思った。
※山姫(やまひめ)または山女(やまおんな)は、日本に伝わる妖怪。その名の通り、山奥に住む女の姿をした妖怪である。東北地方、岡山県、四国、九州など、ほぼ全国各地に伝わっている。山女の名は民俗資料、中世以降の怪談集、随筆などに記述がある。各伝承により性質に差異はあるものの、多くは長い髪を持つ色白の美女とされる。服装は半裸の腰に草の葉の蓑を纏っているともいうが、樹皮を編んだ服を着ている[4]、十二単を着た姿との説もある。(wikipedia参照)
「サイパン旅行」【ほんのりと怖い話】
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- 【ほんのりと怖い話】
636: :2001/07/30(月) 13:41 ID:
「サイパン旅行」【ほんのりと怖い話】 →続きを読む
10数年前の『人事院月報』という国のお堅い雑誌の読者欄みたいのに何故かあった。
ちょっとこわかったので今でも覚えてます。だいたいこんな話。
夏休み、一家でサイパンを訪れた。
深夜、ホテルで皆寝ていたらいきなり電話がかかってきた。寝ぼけ眼で取る。
すると男性の声で『○さんですか?』と尋ねてきた。(ちょっと実際の名前覚えていないので、○でご勘弁下さい)
「いーえ、違います…」とこたえると電話は切れたが、少したってまたかかってきた。
同じ人がまた『○さんはいませんか?』。「違いますっ!」と切った。
まったくこんな夜中に一体…と不愉快。
でも旦那も子供も不思議と気づかず、すやすや寝ている。
ふとベッドサイドに気配を感じ振り向いた。
ちょっとこわかったので今でも覚えてます。だいたいこんな話。
夏休み、一家でサイパンを訪れた。
深夜、ホテルで皆寝ていたらいきなり電話がかかってきた。寝ぼけ眼で取る。
すると男性の声で『○さんですか?』と尋ねてきた。(ちょっと実際の名前覚えていないので、○でご勘弁下さい)
「いーえ、違います…」とこたえると電話は切れたが、少したってまたかかってきた。
同じ人がまた『○さんはいませんか?』。「違いますっ!」と切った。
まったくこんな夜中に一体…と不愉快。
でも旦那も子供も不思議と気づかず、すやすや寝ている。
ふとベッドサイドに気配を感じ振り向いた。
「首の祠」【洒落怖名作】
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- 【洒落怖名作】
301: :2006/04/15(土) 04:54:38 ID:
「首の祠」【洒落怖名作】 →続きを読む
俺には5年前、Sという友達がいました。
Sとは高1の時に出会い、Sはオカルト話が大好きで、俺もオカルト話が大好きだったので、
同じオカルト仲間として、よくつるんで一緒に心霊スポットとかも行ったりしてた。
でも俺は部活をやっていたので、Sは日頃からよく一人でいろんな場所に行っていたらしい。
そんなある日曜日、俺が部活の試合が終わり携帯を見ると、
Sから『話したいことがあるで今から俺の家に来てくれやん?』というメール。
俺は正直試合で疲れていたので、『話って何?今日疲れとんで明日学校じゃ無理?』とメールを送ると、
どうしても今日話したいとのこと。
俺はめんどくさいなと思いながらも、何か面白い場所でも見つけたんじゃないかと思い、内心ワクワクしてた。
Sの家に着きワンギリ。するとSが出てきて、「おう、疲れてる所悪いな。まあ上がれよ」。
意外といつも通りのS。俺は少しがっかりしながらも二階のSの部屋へ。
Sと軽く雑談をした後、俺が本題の方へ切り出した。
「ところでさー、話って何よ?」
Sが少し黙った後、話しだした。
「俺さー今日暇だったから、心霊スポットとして有名な、○○山に行ってきたんだよね。
んで、○○山に着いたんだけど、まだ真っ昼間て事もあって、全然怖くないのね。
だからこのまま帰るのももったいない気がして、
側に登山コースがあったもんだから、何となく登ることにしたんだ」
Sとは高1の時に出会い、Sはオカルト話が大好きで、俺もオカルト話が大好きだったので、
同じオカルト仲間として、よくつるんで一緒に心霊スポットとかも行ったりしてた。
でも俺は部活をやっていたので、Sは日頃からよく一人でいろんな場所に行っていたらしい。
そんなある日曜日、俺が部活の試合が終わり携帯を見ると、
Sから『話したいことがあるで今から俺の家に来てくれやん?』というメール。
俺は正直試合で疲れていたので、『話って何?今日疲れとんで明日学校じゃ無理?』とメールを送ると、
どうしても今日話したいとのこと。
俺はめんどくさいなと思いながらも、何か面白い場所でも見つけたんじゃないかと思い、内心ワクワクしてた。
Sの家に着きワンギリ。するとSが出てきて、「おう、疲れてる所悪いな。まあ上がれよ」。
意外といつも通りのS。俺は少しがっかりしながらも二階のSの部屋へ。
Sと軽く雑談をした後、俺が本題の方へ切り出した。
「ところでさー、話って何よ?」
Sが少し黙った後、話しだした。
「俺さー今日暇だったから、心霊スポットとして有名な、○○山に行ってきたんだよね。
んで、○○山に着いたんだけど、まだ真っ昼間て事もあって、全然怖くないのね。
だからこのまま帰るのももったいない気がして、
側に登山コースがあったもんだから、何となく登ることにしたんだ」
【ホーリィ・ナイト】再び俺の厨二病体験語ってくから聞いてくれ
3: :2011/03/26(土) 20:15:52.18 ID:
【ホーリィ・ナイト】再び俺の厨二病体験語ってくから聞いてくれ →続きを読む
ホーリィ・ナイト(H・K)です
先日立てたスレの反響が思いのほか大きかったので、
中学卒業時からその後の体験を語っていこうと思います
ただ高校時代は割と普通で、ちょっとした事件しか起こりませんでしたが、
今回はその事件を後日談としてお話します
※前スレ→俺の厨二病体験語ってくから聞いてくれ
先日立てたスレの反響が思いのほか大きかったので、
中学卒業時からその後の体験を語っていこうと思います
ただ高校時代は割と普通で、ちょっとした事件しか起こりませんでしたが、
今回はその事件を後日談としてお話します
※前スレ→俺の厨二病体験語ってくから聞いてくれ
俺が年収一億の奴にカップラーメン奢ってやった話
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「配送センター」【ほんのりと怖い話】
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- 【ほんのりと怖い話】
510: :2001/07/22(日) 21:54 ID:
「配送センター」【ほんのりと怖い話】 →続きを読む
3年前、私は某会社の倉庫兼配送センターでバイトしていました。
そこは1Fがトラックの搬入口、2Fの半分は事務所で後は商品の梱包所、3F~5Fは倉庫になっています。
私は2Fの事務所で事務の仕事に就いていました。
蒸し暑い夏のある日、仕事が終わらず残業をしていた時の事です。
残っていたのは私とSさんだけでした。
ここではSさんと呼びますが、どうしても彼女の名前が思い出せません。
Sさんは当時35歳で、化粧もせず地味な感じの女性です。
「死んだ人の霊より生霊の方が怖いわよ」と急に言い出す事もあり、
優しい方でしたが、何か不思議な感じのする人でした。
8:00を過ぎても中々仕事が片付きません。
普段は騒々しい所だったので、妙に事務所内がシーンと感じます。
彼女も黙々と仕事をこなしています。車の音、虫の鳴き声さえ聞こえません。
私は急に静けさが怖くなって、Sさんに話をしようと口を開いた瞬間、
ガラガラガラガラァァァ――――――――!
突然もの凄い音が響きわたりました。
驚いて立ち上がると、また同じ音が聞こえます。
どうも3Fで誰かが台車を勢い良く走らせている音の様です。
私は咄嗟に泥棒だと思いました。
そこは1Fがトラックの搬入口、2Fの半分は事務所で後は商品の梱包所、3F~5Fは倉庫になっています。
私は2Fの事務所で事務の仕事に就いていました。
蒸し暑い夏のある日、仕事が終わらず残業をしていた時の事です。
残っていたのは私とSさんだけでした。
ここではSさんと呼びますが、どうしても彼女の名前が思い出せません。
Sさんは当時35歳で、化粧もせず地味な感じの女性です。
「死んだ人の霊より生霊の方が怖いわよ」と急に言い出す事もあり、
優しい方でしたが、何か不思議な感じのする人でした。
8:00を過ぎても中々仕事が片付きません。
普段は騒々しい所だったので、妙に事務所内がシーンと感じます。
彼女も黙々と仕事をこなしています。車の音、虫の鳴き声さえ聞こえません。
私は急に静けさが怖くなって、Sさんに話をしようと口を開いた瞬間、
ガラガラガラガラァァァ――――――――!
突然もの凄い音が響きわたりました。
驚いて立ち上がると、また同じ音が聞こえます。
どうも3Fで誰かが台車を勢い良く走らせている音の様です。
私は咄嗟に泥棒だと思いました。
「廃墟ホテル」【山にまつわる怖い話】
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- 【山にまつわる怖い・不思議な話】
110: :04/01/22 08:11 ID:
「廃墟ホテル」【山にまつわる怖い話】 →続きを読む
俺がフリーの調査業をやってたころで、
まだそれだけじゃなかなか食えない頃に経験した、いくつかのお話の1つです。
そのときに受けた仕事は、とある出版社の心霊関係の特集の調査で、
俗に言う心霊スポットを調査して、それらは事実なのか調べる仕事でした。
そのときの調査で行った場所は、関東のとある山の中の廃墟になったホテル。
まず心霊スポットだと言うとよくあるのが、だれだれがそこで殺されたや自殺したという話で、
そのスポットもご多分にもれず、とある若い女の人が彼氏に殺されて、その廃墟の壁に埋められていて、
その女が霊となってでる、というものでした。
さっそくその殺人が実際にあったのかを調査しようと、
まずその地域の図書館で、事件がおきたとされる年代の新聞などをチェックしたり、
地元警察やそのスポットの地主、地元の人に聞き込みなどを行ったのですが、
そのような事件がおきた痕跡や記録はありませんでした。
まだそれだけじゃなかなか食えない頃に経験した、いくつかのお話の1つです。
そのときに受けた仕事は、とある出版社の心霊関係の特集の調査で、
俗に言う心霊スポットを調査して、それらは事実なのか調べる仕事でした。
そのときの調査で行った場所は、関東のとある山の中の廃墟になったホテル。
まず心霊スポットだと言うとよくあるのが、だれだれがそこで殺されたや自殺したという話で、
そのスポットもご多分にもれず、とある若い女の人が彼氏に殺されて、その廃墟の壁に埋められていて、
その女が霊となってでる、というものでした。
さっそくその殺人が実際にあったのかを調査しようと、
まずその地域の図書館で、事件がおきたとされる年代の新聞などをチェックしたり、
地元警察やそのスポットの地主、地元の人に聞き込みなどを行ったのですが、
そのような事件がおきた痕跡や記録はありませんでした。
「念願の心霊スポット」【洒落怖】
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- 【洒落怖】
83: :2009/08/25(火) 02:23:30 ID:
「念願の心霊スポット」【洒落怖】 →続きを読む
眠れぬ夜なので投下。
怖い話は大好きなんだけど、
心霊スポットに行ったことがなかった。
というのも地元に心霊スポットが無かったからだ。
で、去年の秋。
俺も友達も免許を取ったんで念願の心霊スポットに行くことにした。
友達は怖がりなんだが、初ドライブだと騙して同行させた。
俺は埼玉の田舎の方に住んでるんだが、
ググると川越街道という場所が一番近いということだった。
ウエディングドレス姿の女が現れるとか現れないとか。
つまんなそうな場所だったけど、まあ心霊スポット初めてだし、
こんぐらいでもいいか、と思って出発。
出発してから、友達に心霊スポットに向かってることを告げる。
そしたら物凄い反発。
「(霊を)持って帰ってきたら死んじゃうんだぜ」
とか小学生みたいな怒り方。
絶対大したことないから、って言っても納得せず、
「じゃあ連れて帰っちゃったら御祓いも一緒してやる」
という方向でどうにか落ち着いた。
怖い話は大好きなんだけど、
心霊スポットに行ったことがなかった。
というのも地元に心霊スポットが無かったからだ。
で、去年の秋。
俺も友達も免許を取ったんで念願の心霊スポットに行くことにした。
友達は怖がりなんだが、初ドライブだと騙して同行させた。
俺は埼玉の田舎の方に住んでるんだが、
ググると川越街道という場所が一番近いということだった。
ウエディングドレス姿の女が現れるとか現れないとか。
つまんなそうな場所だったけど、まあ心霊スポット初めてだし、
こんぐらいでもいいか、と思って出発。
出発してから、友達に心霊スポットに向かってることを告げる。
そしたら物凄い反発。
「(霊を)持って帰ってきたら死んじゃうんだぜ」
とか小学生みたいな怒り方。
絶対大したことないから、って言っても納得せず、
「じゃあ連れて帰っちゃったら御祓いも一緒してやる」
という方向でどうにか落ち着いた。
お菓子買ったら彼女できた話
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