日々'
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茶菓子とともに’’







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蒸気屋は軽羹もいいのですが、かすたどんしかなかったので…
抹茶と―
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ふわふわなので、形がややくずれてしまいましたけど―

南蛮系はコーヒーとの相性もありますか

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フォレストコーヒー

UCCにあったエチオピアのフォレストあるいはワイルドコーヒー豆。JICA依頼によってUCCが関わる2011年以来つきあいのあるコーヒーのようです。そのプロジェクトとは「エチオピア ベレテ・ゲラ森林保全プロジェクト(2006.10~2012.03)」。 ベレテ・ゲラのフォレストコーヒーは、別のJICAに関連した社によって輸入されたものも知っていますが、これら同じプロジェクトなのかは不明。


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このプロジェクト自体はいったん終了したらしいですが、今もUCCは関わっていると、
こうしてお店にて身近に。



エチオピアの国土面積は日本の約3倍。半分占めるというアビシニア高原の平均標高約1,700mにてコーヒーが生産されています。コーヒー原産国の一つとして有名ですが、産業的にコーヒー輸出大きく依存してることから色々問題あるようです。

エチオピアにおけるコーヒー生産~wiki.

そのコーヒー風味は密度の高さを感じるもので半部以上ミルク割りでもコーヒー風味が負けてなく強いです。ポテンシャルを感じるでしょうか。原料が自生在来種(お茶でいえばヤマチャ系といえる)という難しさから?加工製造にやや洗練さ欠ける印象もですが、これらフォレスト・コーヒーに熟成適性がある可能性はと、注目してしまいます。

※自生在来種茶など(プーアル生茶とか)にも言えますが、野生コーヒーにもいわゆる出し汁のニュアンス(日本人的にカツオダシやワカメだしあるいはコンソメとか)が感じられ、いわゆる旨味でしょうか?ミネラリーとでも言えるもの、風味が舌口に後味として長く残る、余韻が感じられます。やはりトップが派手より地味でも滋味と、尾が長い、余韻のある方が好みです



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先刻のブラジル百年樹コーヒー、そういえばエージレス保存したものがあったので開封して試飲してみました。ドリップのと同じ条件(コーヒ―豆約10g/約140ml)。2020年産なので5年前の焙煎豆です。


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トップの香り劣化は否定できませんが、飲んだ味わいの方は余韻が伸びて優れてるかも?印象で悪くないです。酸味は柔らかく飲みやすいでしょうか。これはオールドビーンズコーヒー全般に言えることか?と

この豆はミディアムローストだったので(同じ生豆サンプルもあります)、あるいは焙煎具合によってはどうなのか。

巷のオールドコーヒービーンズは生豆状態での長期保存によるエイジングということみたいで、焙煎後の豆は対象にされてないようです。まあ熟成?酸化?劣化?と微妙か、商品化としては厳しいということかとマニアックですからね。コーヒーのエイジングにはまだまだ未知が多く、やってる人もそう多くないでしょうか。しかしワイン、茶、ほかに乾貨など長期熟成は評価高くプレミアム化してます。エキス分解され体に吸収しやすいとか?


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金芽紅茶



今年の関東、積雪、まだあるのでしょうか―? 

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チャノキ王国と言えるのでしょう―チャノキ原産地、雲南省産紅茶(滇紅)
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発酵させないと新芽はシルバーで、完全発酵の紅茶仕立てではゴールドに
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雲南産金芽紅茶は現在大量生産されてますが中身もピンキリ。これは古樹系
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新芽茶ながら熟成にも耐えそうで、試飲サンプル分だけとりあとはエージレスパックに

残念ながらこのような紅茶は、他産地原料では難しいと思われますが
ヤマチャ系原料は、可能?

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まあ素人作りではこの程度のふくらみでしょうか。ギャレットデロワ風パイ菓子は今年二回目の作り、前回出来がイマイチに感じたのはどうも冷凍パイ生地の解凍が足りなかったのかもと(オーブン温度設定を変えるべきだったか)。サイズ的に若干パイ生地かためのままの方が形が崩れず、なんとかオーブンに入るのでそのまま焼いてしまったのがダメだったか。 今回は解凍しきって生地が伸びるのでどうしてもオーブン入れで形を崩れるのですが(端を曲げ三日月状にしないと無理)、前回より上手く焼けたかなと。具のアーモンドクリームもきちんと注意払って、ただ砂糖分量はレシピ半分に減らしたまま。ちなみにヴァニラシードは素人勢いでどばっと入れてます。ただ具が均等に入ってないので、カットしたところムラが…

同分量の材料がまだあと2回分くらい残ってますので、4月くらいまでに消費しようと、微調整、改良加えつつ作れれば。複数食べ手に配ってますが、けっこう好評でよかったです、原料に助けられてるか―というか技術力欠ける素人は原材料に頼るしか手がない…

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茶菓子とともに’




軽羹(かるかん)好きです
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抹茶と、あんこ無しタイプの
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プラケース底に切れ込みがあり指で押すと軽羹もちあがりそのまま食べれる仕組み



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今年もギャレットデロワ風のフィユタージュ菓子を焼く
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直径約30㎝の半月型で巨大ギョーザみたいな…
(うちのオーブンサイズではこれ斜めにしてやっと入るくらいで)
具のアーモンドクリームがイマイチな出来だったようで以前ほど膨らまず…
ちゃんと焼けてるのは焼けてましたがなに間違ったのか・・・・
思い当たるところ…初歩的ですが、レシピの砂糖分量半分にしちゃったとか~
グラスフェッドバターの溶け具合がちゃんといいあんばいのクリーム状なりきってなかったかもとか~



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茶事遍路




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茶の話-茶事遍路」の著者・陳舜臣(1924 0218-2015 0121)氏の漢詩集より




〇〇〇話 毎 因 名〇〇〇
〇〇〇尽 逢 縁 得〇〇〇
〇〇〇相 佳 渡 鳥〇〇
〇〇〇歓 客 海 龍〇〇
〇〇自 求 到 福〇〇
〇〇烹 仙 隣 建〇〇〇
〇〇茶 水 家 誇〇〇〇




検索しますと、陳氏の烏龍茶(ウーロン茶)についての対談ページがヒットしたので合わせてリンク。対談相手の楼蘭という茶商は、のちに定番となったサントリーのウーロン茶(昭和56・1981年~)とか日本のウーロン茶ブームにおけるパイオニア一つようです。

福建省ウーロン茶どころを訪ねて 作家 陳舜臣氏(主婦の友 昭和55年10月号より)
対談 ウーロン茶の神髄を語る(その1)◇作家 陳舜臣氏 楼蘭社長 甘利仁朗(日経流通新聞 昭和55年10月6日号より)
対談 ウーロン茶の神髄を語る(その2)作家 陳舜臣氏 楼蘭社長 甘利仁朗(日経流通新聞 昭和55年10月6日号より)


なお陳氏の自作詩集といえるものは『風騒集,1984』『澄懐集,1986』『麒麟の志,1993』があり、この詩「烏龍茶」は『風騒集』に収められています。 またこのリンク先に残る過去記事の楼蘭社長・甘利仁朗(-1995)氏はすでに故人で、社の方は継がれ楽天に出店していますね。

ここで言う日本のウーロン茶ブームについては、Wiki.の方に少し出ていました、それによれば1978年~昭和アイドルデュオのピンクレディー~美容健康・痩せる?とか―。やはり世のたぶん女の方はこのフレーズにとても弱いということか。ただ痩せる?は疑問の声もですが、相対的なものでコカ・コーラ、ジュースなどよりお茶はマシとは言えるかと。(日本においてきほんそれら無糖ですから)



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くずれは。武夷岩茶ですが屑になった部分を集めたダストティー。ブレンドティーと言えるか。しかしやはり熟成への適性があり、見事な香木系の芳香がします。お店の茶葉ランキングではもっとも低いランクものでやや粗い感じでしたが、10年ほども熟成すると丸くそれなりの魅力を発揮するのですね。

ウーロン茶の香り成分は分子アルコール由来とかで揮発性が高いのか?で、武夷岩茶も淹れると部屋中に香りが発散して包まれます。(そういえばほかのお茶ではそこまであまりないかも、武夷岩茶の場合はコーヒーの焙煎のようにメイラード反応由来??)

その香りは沈香やニッキ(肉桂)などが混じったような、やはり寺院で匂ってそうな香木系の…。選別されたランクのものでは香木系に加え花香、果実、ナッツ類、それとミルクを連想させるニュアンスがうまく混じって感じられることも。原料チャノキ樹齢の古い老木系では苔などミネラル系由来のニュアンスもあったり複雑に調和。このダストティーにもミルキーさ果実、ナッツ類ニュアンスは少し感じられます。




〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
〇〇〇伸 客 碗 盆 礙 苔 千 寺〇〇
〇〇〇紙 檐 中 内 折 深 年 在〇〇
〇〇〇吮 良 岩 雪 難 何 老 翠〇〇
〇〇〇毫 坐 茶 梨 探 処 木 微〇〇
〇〇独 涼 色 甘 古 今 鬱 号〇〇
〇〇自 風 如 似 徳 時 森 岳〇〇〇
〇〇吟 尽 金 蜜 心 路 森 林〇〇
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇




面山瑞方(めんざんずいほう 1683 1222-1769 1016);―秋日遊岳林寺 二首 (其一)
※岳林寺(熊本県)/ ~1725年~



ダージリン茶以前の、往年の世界名茶だったと思われる武夷茶(高級ランクに武夷正岩茶)は、禅宗のムードとマッチするのでしょうか。というか武夷山にいる禅僧らがその開発に寄与したのか???武夷岩茶の原料チャノキ品種由来は寺院の伝説が多いようですが。同地は道教の道士の隠れ家としても有名だったようで、その仙人らすまう桃源郷のムードは日本の禅僧らも魅了したようです

茶マニアと思われる面山には、ほか数首で岩茶(巌茶)を詠んだものを発見できます。その表現も、現在の賞味と違和感のないもので、驚きでした。それは例の袁枚の隨園食単(1792年刊)に記録された武夷茶も同じ。逆説で、現在の武夷岩茶業界が過去のそれら再現したものとも言えるか。



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〇〇〇杓 従 日 玉〇〇
〇〇〇頭 一 本 川〇〇
〇〇〇心 鳴 国 陸〇〇
〇〇〇水 泉 中 羽〇〇
〇〇水 醒 茶 跡〇〇
〇〇澄 世 中 何〇〇〇
〇〇澄 夢 興 曽〇〇〇
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇




*玉川陸羽




前も書きましたが、ぜひ国産武夷正岩茶の開発、要望したいです



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