2018-05-15(Tue)
次につなげたいこと・・・埼玉東トレーナーズクラブ訓練競技会2018
初めての一人参加。
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朝から熱っぽくて、熱さましの薬を持ち、
途中でコンビニによって、
ふらふらしたので、栄養ドリンクを買って飲んで会場入り。
でも、会場に入ったら、
ヒバリの鳴き声に
(私の地区では以前たくさんいたのに、いなくなりました)
心地よい風に、元気が出てきました。
天気は曇天で、
昨年のような暑さを警戒していたものの、一安心。
午後は雨の予報だったので、
それだけが心配でした。
お昼前に雨が降り出し、
早々に車に避難。
合羽を着ての見学、出陳になりました。
プロアマ合わせて8つの部のリンク。
記念に写真を撮りました。
【競技の内容】
申告
リンクインの前に、「おやつ、預かるよ」と
声をかけてくださり、
1人参加の私は本当にありがたいと思いました。
実はおやつはリンクに入る前に与える分しかもっていませんでした。
申告の時から、きょろきょろするべるなのに、
なぜか今日は隣に座っていました。
スタート地点にも脚側停座がとりあえずできました。
紐付脚側行進
「はい」
この合図に、正直、私の気持ちは
弱気になってしまいました。
べるが時々は私の顔を見たものの、
あたちの道を行くといった感じで、
正面を見ていることが多く、
リードはたらしておくように言われているのに、
どうしてもつれる感じになりました。
そうなればなるほど焦り、
べるは我が道を行く感じになり、
どうにかゴールできますようにと
弱気で歩いてしまいました。
戻りでは、本当に「あたちやる気ゼロよ」という歩き方で、
トボトボ。
前回は速く歩いて、べるに気づかせようと思ったものの
ダメだったので、今日は付き合って、
ゆっくり歩くことにしてしまいました…。
「あとへ」の脚側停座の位置は
頑張っていました。
今までよりは離れなかったので、
べるの気持ちが戻せそうな気がして、
べるを褒めて、気持ちをあげようとして、
ふと審査委員に終了の「はい」を
言われていないことに気づきました。
「あっ、はいの前に褒めてしまった~」
と大きな独り言を言ったのが聞こえたらしく、
笑われていました。
(聞こえなかったのか、
まだ言っていなかったのか、
そのくらい緊張していたんでしょうね)
紐無し脚側行進
紐を外しているとき、いつもなら、私を見ているのに、
前を見ていました。
もう嫌な予感、たんまり~~~。
まだ先生が記録を書いていたので、
頭をこつこつとして、
「がんばるよ。がんばろうね」と話しかけました。
でもね、途中でどこかに行きそうになり、
第2コーナーの後で、「あとへ」と声をかけました。
鼻を空に向かってくんくんさせ、
気になった匂いを感じて、
そちらに行きそうだったのだもの。
(あっ、「いけない」というべきだった…)
とにかくゴールできた~~~というレベルでした。
停座及び招呼
脚側があまりにひどかったので、
とにかく逃走、暴走させないように
気合を入れて、「待て」
離れながら、べるがなぜかついてくるように感じてしまいました。
振り返ると、よそ見せず私を見ているべるがいました。
「来い」
「絶対来いよ!!」と気合を入れて言った。
すっ飛んできました。
すっ飛びすぎると大幅に通り越すので、
かなり手前で「あとへ」と命令しました。
すっと横に来たものの
ゆっくり座りました。
もう!!「座れ」と言いそうだったよ!!
審査員を見ると、
脚側のダメダメさからの変貌に
目が笑っていました。
(そういえば、神奈川南シェパードクラブの時も、
清水先生に、
「招呼、伏臥、立止がこんなにできるんだから、
脚側をしっかり学べば、競技会が楽しくなる」
と言われたな。)
伏臥
先生が成績を書き込み、
「はい」と合図する寸前に、
放送が流れました。
スピーカーの方に目をやり、
そのまま戻りそうもありませんでした。
大きな声で言ったら、気づくかな?と思い
大声で、「ふせ」
「え?言った?」
とのんびりでもやってくれることを期待したけれども、
全く聞こえなかったよう。
思わず舌打ちしてしまった…と思います。
それで、べるが気づいて、
私を見たので、2声符目を大声で言いました。
パタッと伏せました。
「鉄板と思っても、べニア板なんだよね」
と、終わってから声をかけてもらって、
ここでそうなるか?!と
べるを小突いてやりました
立止
ちょっと曲がってしまったけれども、
すくっと立つことができました。
はっきり言って、一安心してしまいました。
ため息が先生に聞こえてしまったくらい。
本当にホッとしてしまいました。
講評(石和田陽一先生)
(まずは笑顔いっぱいになって・・・)
緊張していました?
停座及び招呼の時、あんなに楽しそうに元気にできるのに、
脚側は切れがなかったね…。
紐付脚側、紐無し脚側が訓練の中心、華だからね・・・。
楽しくできるといいよね。
というような内容でした。
先生の講評を伺って、
光が見えました。
先生の笑顔にも、光が見えました。
招呼の時の先生の笑顔(吹き出しそうな)
2声符した時の「あ~~、やっちゃった」と
いった表情(苦笑いに近い)
集中力がない、
ちっとも私に関心を示さない、
つまらなそうにトボトボ歩く、
そんなことばかり考えて、
脚側行進の練習は叱ってばかりいました。
先生にも、もっと褒める、
そんなの褒めでない!と
叱られ続けているのだけれども、
全く見えませんでした。
おいしいご褒美を用意しても、
乗ってこないべる。
はっきり言って、べるにとって
脚側は大嫌いな種目になっているように思いました。
というより、大嫌いな種目にしてしまったのだ、私が。
「楽しさ」
審査員の先生の口から聞いた時、
そして、「華」という言葉を聞いた時、
「母さんと一緒が楽しい」Mちゃんペアの
脚側のことが頭をよぎった。
そう、べるが私と歩くのが好き
というシチュエーションを作ればいいんだと
単純に思ってしまいました。
そんな単純なことを発見して
心の中で感激していた時に、
同じくあこがれている指導手の方が
「脚側停座の時の集中力はすごいよね。
それが歩きだした1歩目でふわっと切れるよね。
私もそうだった」
と話しかけてくださいました。
そう、脚側行進になると、
この1歩、特に右足からスタートしてしまうと
どこかに行っちゃうような状態になってしまう。
「心ここにあらず」状態。
そう、落ち着いて考えれば、
「あたちは、一緒に歩きたくないの。
あたちの好きに歩きたいの。」
そう、べるが体で示しているんですよね。
集中力とかの問題ではなくて、
「やりたくない」という、べるの正直な気持ちが
そうさせているのだということに気づきました。
(べるはそう思っているかは別だけれども。
案外単純なのかもしれない。
隣は何やっているかな~~とか、
面白いことないかな~~とか)
私はべるを信じていなくて、
べるを叱り続けてしまったから。
今後、競技会に出られるかわからないけれども、
オフシーズンにこのべるの気持ちを打ち壊したいです。
一日べるを見ていて、
改めて、やっぱりべるはかわいい。
べるは正直だから、
やりたくないことはやりたくないんだよね。
しつけで失敗したのを
次の子で成功させようと思ってしまったことも
お見通しなのでしょうね。
どこまでできるかわからないけれども、
まずは、「脚側行進、嫌だな。苦手だな」
と思う自分を克服しなくっちゃ。
私自身が、脚側行進の楽しさを見つけなくっちゃ。
素敵な脚側は、ネット上にたくさんあるからたくさん見よう。
(東京ブロックと本部大会で理事長賞を取った子のも)
それと同時に、どうべるの集中が切れるのか、
撮っていただいたビデオで分析しなくては。
本当は見たくないビデオだけれども、
ちゃんと見て、私が反省しなくちゃね。
私とべるの脚側行進は、形やテクニックではなくて、
気持ちの問題なんだと
日曜日、私は思ってしまったのでした…。
ちなみに、リンクから出たべるは、
応援してくださった方に
「頑張ったね」
と、たくさん言ってもらえて、
その場で得意のゴロスリを見せました
大会事務局がリンクなどの草を刈ってくれていて、
その刈られた草が干し草のようになっていて、
べるのふさふさのしっぽなどにたくさんついて、
ゴミだらけべるの出来上がり
ワンコ先生にも「よごれちゃうよ」と
優しく注意されていました
べるは野生児なので、
あこがれの指導手さんにも
「筋肉質!」と驚かれていました。
家族が入院してからあまり遊んでいないので、
かなり筋肉は落ちてしまったんです。
私のボールの投げ方では満足いかなくて、
野球部で、今も草野球チームに入っている方に、
「あたちのボールも投げてくれる??」
と直談判に行く野生児べるなので、…
(そう、この時に気づくべきでした。
べるは楽しいことなら何でもする子だと)
さっ、脚側行進、母さんの隣を歩くのが
あたちは楽しいんだよ
とべるが言ってくれるように
べるといい関係を作っていきたいです。
繋がるかわからないけれども、
散歩のとき、変えてみたことがあります。
それは、
べるに声をずっとかけていること。
リードのショックよりも、
べるが私の考えている姿勢をしたら、
一瞬でもしたら、とにかく褒めること。
(名付けて「ほめ殺し作戦」)
普段から「べる、大好き」と1日20回は言う。
(実際は病院の面会などであまり時間がないのだけれど
できる限りべるに声をかける)
べるは本当にいい子だから、
我慢をいっぱいさせているからもしれない。
その我慢をもっと気づいてあげなくちゃね。
結果、書き忘れていました・・・
47点 7席(6席との差は0.1点でした)
2度の2声符がなかったら、どうなったかなと
思う悔しい結果でしたが、
得たものは大きかったです。
オーバーに言うと、生き方が変わりました
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