アニメの感想だったり、自分が描いたイラストを掲載するブログです。

ニセコイ 1(完全生産限定版)【イベント優先販売申込券付】 [Blu-ray] (2014/03/26) 内山昂輝、東山奈央 他 商品詳細を見る

恋は一日にして成らず―

■ニセコイ 第4話 「ホウモン」

　ニヤニヤな展開が増えてきたのはいい傾向かな♪

　そんなわけで、楽の悪友である「舞子 集」と、小咲ちゃんの親友である「宮本 るり」ちゃんが、本当は相思相愛である楽と小咲ちゃんを恋仲にしてしまおうと別々に動き出す中でのドタバタ劇や、恋人の演技をしている楽と千棘ちゃんがお互いに嫌いあいながらも異性としてちょっぴりドキドキする仕草を見せたりと、本作を王道のラブコメ作品として人気にさせた要素の一つであろう“若き男女が異性を意識してどぎまぎする姿”を楽しめる点が少しずつ出てきたというのは重要なことですよね!!

　楽は自宅で開かれた勉強会の最中に、小咲ちゃんのことを意識しすぎたり、千棘ちゃんとより恋仲を深められるよう竜さんの憎い演出で千棘ちゃんとともに蔵に閉じ込められては、閉所恐怖症な千棘ちゃんに抱きつけられて平常心を保てなくなったり、千棘ちゃんも閉所が恐いながらも、男らしくそばにいてくれた楽にドキッとする姿は、前回に引き続き、嫌いな楽に対して良い印象を抱かせるきっかけの一つとなるであろうし、楽と千棘ちゃんが演技で付き合っていることをちょっとだけ疑っている小咲ちゃんも、何だかんだで楽への想いを急に捨てることが出来ず、楽と一緒にいると胸の鼓動が高まってしまいドジを踏んでしまうということで、今後楽達がお互いのことをもっと理解してくると、ラブコメならではのニヤニヤな展開に収拾がつかないなんてこともあるのかもしれませんね♪

　でも、楽が誰か一人の子を選ぶことは“絶対”に出来ず、過去に出会った少女との約束も有耶無耶のままアニメは終わるんだろうなぁ・・・

　また、楽と千棘ちゃんが偽者の恋人として演技をしながら付き合っていることを見抜き、楽と小咲ちゃんが好き同士であることまで見抜いていた集や、小咲ちゃんが楽のことをずっと想っていることを見抜いていたるりちゃんといった他人の恋路にお節介になろうとする友人の存在というのは、やはり、ラブコメにおいては無くてはならない存在であり、集やるりちゃんといった親友の恋路にまで親身になってあげられる存在がいるからこそ、ラブコメの序盤の展開において多く見られるであろう想い人に積極的になれない恋するメインキャラクター達を、甘酸っぱい恋愛劇を次のステップへと導くことが出来るわけですからね。

　とりあえず、楽の恋路を応援しようとする集は、楽と小咲ちゃんとの仲が進展するようなサポートを行うというよりは、演技で付き合っている楽と千棘ちゃんに様々な刺激を与えることで、二人が偽者の恋人としてばれないように取り繕う姿を楽しむような感じで、集は温かく楽の恋路を見守っていきそうな気がしますが、るりちゃんは恋愛にうぶな小咲ちゃんを強引に楽とくっ付けてようとする節が見られ、今回のように小咲ちゃんが楽と仲良くなれるよう強引に楽や千棘ちゃん達と勉強会を開いてしまうということで、るりちゃんの方が集よりも他人の恋路にお節介なキャラとして名乗り上げていくのでしょうね。ホント、順調に王道のラブコメ街道を前進していますね♪

　それにしても、天真爛漫な千棘ちゃんのコミカルな表情はクセになりそうですなぁ(>_<)

　楽のアドバイスでクラスメイト達と少しずつ仲良くなることが出来てご満悦な表情だけではなく、小咲ちゃん達との勉強会という“友達との勉強会”に憧れていたことを恥ずかしくも楽に説明する姿、そして、蔵に閉じ込められて可愛らしく泣き出そうとしてしまうリアルとコミカルな表情を使い分けた面白くもキュンとくる千棘ちゃんのヒロインとしての魅力は、本作のもう一人のヒロインである小咲ちゃんの現状の魅力だけではまだまだ太刀打ちできそうに無いですね!!

　ふぅ、楽に恋するピュアな小咲ちゃんも可愛いけど、もう一押しが足りない(+_+)

関連記事

• ニセコイ 第6話 「カシカリ」 感想 (2014/02/16)
• ニセコイ 第5話 「スイエイ」 感想 (2014/02/09)
• ニセコイ 第4話 「ホウモン」 感想 (2014/02/02)
• ニセコイ 第3話 「ニタモノ」 感想 (2014/01/26)
• ニセコイ 第2話 「ソウグウ」 感想 (2014/01/19)

Entry ⇒ 2014.02.02 ｜ Category ⇒ ニセコイ ｜ Comments (1) ｜ Trackbacks (24)