WAVE125i Helm in の日々

またもオイル交換の時期がやってきました。
15回目です。
今度は１８００ｋｍ走ってからなのでフツーだよね。
オイルマニアの名称は返上です。

ここ2回はMOTUL H-TECH100 4T 10w-40全化学合成を使ってきました。
これが実にいい。
エンジン性能が上がったかのようなフィーリングになるオイルでした。

今回は手持ちの在庫処分。
モービル　スーパー４Ｔ　１０Ｗ－３０



超激安の600円／リットルというブツです。
夏の常温ではやけに粘度がないオイルでしたが、冬だとどうでしょう。

まずはオイルを抜く前にドレンボルトの状態を見ます。



漏れは起こしていないようですね。



オイルを抜くと思ったより黒くありません。
ココアぐらいでしょうか。
指で触るとヌルヌルします。
まだ使えそうな気はしますね。



マグネットドレンにはあまり鉄粉がついていません。
妙にがっかり。

新しいオイルを約０．７リットル入れました。

外気温5度ぐらいでちょい乗りです。
セルの始動が重くなりました。
アイドリングも低いです。
やや長めに暖機して走ると、やっぱりエンジンフィールが重いですねえ。
まあ、これが本来のWAVEのエンジンっていう気はします。
シフトはいい感じです。
カツンカツンと入ります。
でもエンジンが暖まっても回転は重いです（笑）。

38回目の満タン給油です。

５２．６ｋｍ／リットル

前回まで2回連続６０越えだと喜んでいたら、単なる糠喜び（死語）でした。
今回は低い気温の中、かなり高いギアで走ることが多かったです。
つまりエンジン回転数が低い状態でした。
燃費悪化はそれが原因ではないかと思います。
エンジン回転が低くけりゃいいってもんじゃないっていうことが今回分かりました。

結論：適切なギアで走りましょう

ついにリアボックスのフタのヒモが両方とも切れて
フタを開けるとイナバウアー。
なんとかしないといけないかな。

３７回目の満タン給油です。

６０．５ｋｍ／リットル

リアタイヤを換えたら２回連続６０越えです。
タイヤ外径って意外に燃費に影響があるのかも。

ようやくハンドルカバーを装着しました。
ナックルガードはメンドいので外さないで取り付け。




ナックルガードがあると正面からはハンドルカバーは見えません。

昨年も取り付けていたので何ごともなく終了。
乗ってみると違い歴然。
やっぱり快適です。

乗らない時の雨対策にシャワーキャップ。
妙にかわいくなります。
１００均で7枚入りでした。

36回目の満タン給油です。




６１．９ｋｍ／リットル


1ヶ月ぶりの６０越えです。
タイヤを換えてギアがロングになったせいかもしれません。

ガス欠時の4.96リットルに迫る4.84リットルが入りました。
危なかった…。

さて、リアタイヤがダンロップTT900GP 90/90-17になりました。
TT900は7,500ｋｍ持ちました。　
タイヤを換えて３００ｋｍほど走ったのでインプレです。




数字上はハイトが10%上がっているだけなのですが、
幅も広くなってハイトも10%どころじゃないぐらい大きくなっています。
以前の90/80に比較して断面形状が全く違って真円に近いです。
まあ、とにかく太くて立派なリアタイヤに変身です。

で、乗り味激変。

まずコーナリングがすっごく軽くなりました。
ヒラヒラ感と安定感のいいバランスが保たれていて、低速コーナーも高速コーナーも意のままです。
以前の90/80は安定志向でリーンをいやがり、
当てハンドルのようなきっかけがないと倒し込みづらい印象がありましたが、
今回のタイヤはリーンに入るきっかけがいらないぐらいスイスイ走ります。
特に交差点のような低速コーナーで良くなったのがすごく分かります。

何より変わったのがフロントの動きです。
リーンと同時に自然にステアリングが動き、遅れる感じがありません。
以前のタイヤインプレを当時ブログから抜粋します。

------------------------------------------------
操縦性では軽快感はなくなりました。
「フロントが重いフィーリング」ってこういうことかと分かりました。
曲がり初めが一拍遅く、クリップポイントを過ぎてステアが戻るときもやっぱりちょっと遅い。
そして行き過ぎます（笑）。
直線に戻るセルフステアにおつりが来て、ハンドルが戻りすぎます。
気楽に乗っているとカーブの度にややふらつきます。

慣れの問題なのかと意識していろんな乗り方をしてみますが、傾向は変わりません。

相当に重いタイヤなのか、ジャイロ効果も強くなっています。
姿勢を変えたがりません。
幹線道路を流す時は実にいい落ち着き具合です。
高いフレーム剛性もあって、直線はビシッと走ります。

でも曲がるとおつり（笑）。
------------------------------------------------


このクセってキャストホイールのせいかと思っていましたが、戦犯はタイヤだったようです。
現在はとにかく思い通りにコーナリングできます。
そしてフロントサスの動きもいいようで、以前感じていたヘッド回りの剛性不足も感じなくなりました。

名前にＧＰが追加されているのでウワサのGPコンパウンドなのでしょう。
グリップ力の変化は実感できませんが表面を触ってみた感じだとGPありの方がよりベタベタしています。

空気量が増えたからなのか乗り心地もよくなりました。
ただ、新タイヤだからいいだけかもしれませんが。

いいことづくめならいいのですが、ややネガも…。
ハイトが上がってギアがかなりロングになりました。
4速なんて法定速度内ではうまく使えないぐらいです。
今は冬なので早めにシフトアップしてもトルクがついてきますが、
夏だったら4速に入る機会は激減でしょう。

WAVE125i Helm in にキャストホイールならリアの90/90は超オススメです。
換えてよかった～っ。