終わりよければ

きょうは夕方まであちこち出て歩きました。
９時半ごろ１キロほどの所にある眼科医院へ。初診です。
この医院には以前、絶対行くもんかと固く決心した曰く因縁がありました。が、３０年以上守った固い決心を収めることにしました。
今まで行ってた眼科は車がないと行けないからです。それに、その因縁の院長の時代は終わって、息子さんの時代になったこと、なかなか評判もいいらしいのです。

よい先生でした。とても丁寧に診てもらいました。
夕方の我慢できないほどの目の痛みは疲れ目。間欠性外斜視。それとメガネが合ってない。これらが原因で痛みが出るという診断でした。
それほど目を酷使する何をしているのか、と聞かれたので、点訳をしていると言ったら、先生、キーボードから手を離して私のほうに向いて、「そうですか点訳を。どうもありがとうございます」とおっしゃるのです。
眼科医に礼を言われるなど思ってませんでした。分かってくださってるんだと嬉しかったです。目のお医者さん、不自由なかたと接してらっしゃるからですね。
これで、新しい先生の好感度アップ。
でももう通わなくていいんですって。ドライアイの点眼は必要ない。３０分に１回遠くを見て目を休める、これだけでいいのだそうです。
通うのが大変だからと眼科医院を換えたのに、通う必要がなくなったって、あれー。

眼科の後は美容室。そのあとは娘に車を出してもらってメガネ屋さんへ。そして遅い昼ご飯を食べて帰りました。
帰ったら玄関に友人が届けてくれた野菜がどっさり。簡単に処理をして冷蔵庫に入れたら、もうすっかり暗くなっていました。
そして、寒い。今シーズン初めて暖房を入れました。東京と近畿地方は木枯らし一号が吹いたんですってね。
明朝は今朝以上に冷えるんだとか。秋を楽しむ時間がないままに、季節は初冬を迎えるのね、寂しいね。

近頃１時間と決めて庭に出ています。
草はすでに種をまき散らした後だし、放っておけば枯れるけど、あまりにひどい庭なので少しずつ片付けています。
きょうは気づいたら２時間も。ほどほどができなかった。だからぐったり、体のあちこちがもうすでに痛い。
つまらない体になったものだ。
夏、危険な暑さを避けていた結果、足腰が弱くなったみたい。散歩を再開したものの、散歩じゃ筋肉はつかないのよね。毎日四股でも踏むしかないか。

四股といえば、夫。
私たち数人の仲良しの集まりに名前をつけたの、３０年ぐらい前。
「ねえ。私たちの集まり、Ｏさんが『なでしこ会』ってつけたのよ」
「なぜ四股会か。みんなで集まったら四股踏むしかないんだね。『なぜ、しこかい？』」

昨日、秋晴れを楽しみたいと書いてのきょう。せっかくの秋晴れだというのに、いつもの急ぎの点訳。洗濯物を干しながら青空を眺めただけ。

夕方「コォー　コォー」と夕やけの空を白鳥が飛んでいきました。今シーズン初です。
２ｋｍほど先にある大きな池を目指しているのでしょう。


二人の校正を受けて、完成登録をするばかりになっている『白い木槿』ですが、どうしても読みを知りたい言葉がありました。
「油引きのにおいの残る木造の校舎」
どんなものかは調べて分かったのだけど、読みまではわかりません。
あぶらびき　あぶらひき　ゆびき？

調べていると、ある高校のホームページに「油引きが終わりました。」という記事が載っているのに行き当たりました。
思い切って高校あてにメールを出しました。
そしたら間もなく、教頭先生からお返事をいただいたのです。「あぶらびき」でした。
読みだけでなく、油引きにまつわるお話を詳しく書いてくださいました。
いかにも先生からのお便り、というような文章がなんだかうれしく、何度も読み返しました。とても感激しました。

術後１年の検診でした。
肺・肝臓・乳腺など転移の兆候は認められないとのことで一安心です。
関節痛はどうかと聞かれたので、こんなものだろう、まだ我慢できますと言ったら、
「我慢はしなくていいんですよ。薬を変えることもできるから」
と言ってもらいました。
もう少し様子を見ることにします。

薬局を出た時はお昼になっていました。
朝食抜きの検査だったのでお腹ペコペコ。近くのパン屋さんでクリームパンとあんパンを買いました。これがおいしいの、いつも同じ。病院にきた時の楽しみです。
外に出たら朝より寒くて、北からの風が冷たい。

夕方外は１５度、室温は１９度。
１９度ってこんなに寒かったかと思うぐらい足が寒い。毛布を巻き付けました。
夜、雨がザーザー強く降っています。
この頃晴れの日が少ない。穏やかな秋晴れを楽しみたいわ。１１月には予定があるの。このまま冬が始まるなんて、まさかね。

昨日は夫の９回目の命日。
夫のお骨はリビングで大きな顔をしていて、毎日挨拶しているから特別「この日」という感慨は薄い私です。
が、娘たちが休みを取っているというので、せっかくだからついでに（どちらがついでだかわからないけれど）、母のお墓参りに行きました。
きれいに草刈りされたお寺の墓地はいつも気持ちがいい。紅葉はもう少し後だったのは残念。
帰りは食事をして、コーヒーショップを探しながら走りましたが、適当な場所がなく、我が家コーヒーでいいかってことになりました。
それから女３人が喋る喋る、４時間。
子ども時代の思い出、我が家のルーツ、もちろん父の話など。
ずいぶん久しぶりに話し込み笑い、よい供養ができた一日でした。

『ラスト・フル・メジャー　知られざる英雄の真実』
よい映画でした。
Amazon videoで見てますが、言っておきたいことがあるよ、Amazonに。
エンドロールも最後までちゃんと見せてよ、お願い。
いつ頃からか、エンドロールの途中で次の映画が流れてくるようになったね。
「そんなこと言っても、日本語以外どうせ読めないんだろうよ」
それはそうだけど、でも最後までちゃんと見たいの、私は。きょう見た『ラスト・……』は特にそうだったよ。
次の映画をAmazonに決めてほしくない。私は自分で探したいのよ。大きなお世話、やめてくれる？
『ベトナム戦記』３回目自己校正の合間に観ました。


広島のtia、肺炎の熱はなんとか下がったそうです。
本調子じゃないものの文化祭のピアノ伴奏をこなし、一旦家に帰って横になったあと、午後からは部活の発表でドラムを叩いたそうです。
そして下校後は吹奏楽のみんなでカラオケだとか。
「おかでぃーママ、お願い。カラオケ行くの許して」って女子に頼まれたから許したよ、と母親。（「おかでぃー」って呼ばれてるんだね）
彩椛もクラスマッチを楽しんでいる写真が送られてきました。
いろいろ心配事の絶えない孫たちだけれど、芸術とスポーツの秋を楽しんでるみたいで、婆はうれしい。

きのうはイワダレソウ徹底除去、頑張りました。
可愛い花なのに繁茂する力のすごいこと。まいりました。
頑張りすぎてヘロヘロになりました。
普段しゃがみ込んで何かをすることはないので、太ももが痛い。休み明けの体育でいじめられた高校時代を思い出しました。

広島のtia(中２男子)、熱が続いて病院に行ったら軽い肺炎。
インフルもコロナも陰性。マイコプラズマ肺炎だろうって。だろうとは、検査キットが不足でクリニックにないんだそうです。
抗生剤を処方されて熱は下がってきているようです。
もう大きいから、母親はtiaを置いて仕事へ行きました。
ラインでそれらのやり取りの時に、「そういえば私も、百日咳の時に一人で心細かったな」と書いたら。
「tiaは大丈夫。今は７０年前と違ってスマホもあるし」
「ああ、びっくり。そうか７０年前か」
７０年、７０年て……
向かいの本屋のおばさんが可哀そうがって、子ども雑誌をくれたの。とっても嬉しかったのを思い出しました。

来ましたよ、うちにも悪徳修繕屋が。
高額修理費を騙し取るか、家の中の下見が目的か。

庭で、ヒメイワダレソウと格闘していました。
道から「お母さん、軒どうしました？」と若者に声をかけられたのです。
「ん？　軒？」と目を上げると、「こっちに来て、ここから見てください」と我が家の屋根を指さす。
そしてその後は、瓦が浮いてて危ないからすぐに修理したほうがいいと言う。
（言うと面倒くさいから言わなかったけど、彼が指さした場所は軒とは言わないと思う）
「夫に見てもらってから、知り合いの大工さんに頼みますよ」
（ふん、騙されるもんかね）
それでも、その大工さんはすぐに来てくれるのかなどと、いろいろ食い下がります。
「大丈夫だよ。夫と懇意の人だから」
すぐに家の中に入りました。
するとスマホを操作していた若者、少し時間を取ったあと、今度はお隣の家をピンポン。
（カーテン越しにちゃんと見ていたもんね）
うちだけが狙われたんじゃないことがわかって、少しホッとしました。
そういえば数か月前の夕方にも、同じようなことで、若者がピンポンしてきたことがあったっけ。用心、用心。

昨日は２８℃もあったのに、今日は気温１９℃、湿度４０％。
気持ちよく過ごしています。

お昼前の短い時間、庭に出て枝切り。
ひと夏伸び放題だった枝。呆れて見ていたのを、のこぎりとはさみで切り詰めました。
山椒、月桂樹、南天など。
できれば掘りおこしてしまいたいけど、とても無理。夏の間は小さな木陰を作る緑でもあるし、仕方ない、年に１度思いきって枝を詰めて維持するしかないね。
こんな力のいる作業、あと何年できるだろう。

相変わらずほとんどの時間を点訳に使っていますが、そろそろ編み物を始めようかしら。ただね、指が痛いの。加齢のためでしょうが、ホルモン剤の副作用もあるかも。ほどほどにしないとね。

LINEでピコンとビッグなニュースが。
広島の孫娘chi、エレクトーンフェスティバル　ファイナルに出場！！
先週のセミファイナル以後何の連絡もないので、そっとしていたのでしたが、発表が今日の昼で、ＨＰ上で確認しました。
→ ヤマハエレクトーンフェスティバル

３年前小学校低学年の部でファイナルに出場の時、最初で最後だろうと東京へ応援に行きました。
今年のファイナルは大阪。「自分が応援するとチームが負ける」と思っている自己肯定感の低い私。応援に行こうか、行くまいか……
行ってもね、会えるのはほんのわずかな時間。前日から会場の下見やサウンド・チェック、練習室を借りての最後の仕上げなど、小刻みに予定がびっしりなのでお邪魔虫かも。

１２月初めまで１か月半。
鬼の母親と鬼の先生の愛情あふれる（？）指導が続くことでしょう。
chi、がんばれ、がんばれ！！

母親はもう一つ、お衣装選びに精力を注ぐ。弾くだけでなく衣装でも審査員の印象が変わるというのが常識だとか、ほんとう？
私が２０年若かったら、採寸から始めて縫ってやれたものを（実際にはしないから好きなことが言える）。