2016-11-03 Thu
Moi!昨日はフィンランドの南部などでも雪が降ったようですが、この辺りは地図でえぐりとられたように雪雲がなく、正確にいうと粉雪がパラパラっと降ったのですが、まったく積もるほどではなかったので、テレビで映っているヘルシンキ界隈の映像は別世界のようでした。そして今朝は-6度で予想最高気温は0度。雪はありませんが屋根は霜ですっかり真っ白です。
さて、昨日は隣町のクオルタネに行ってきました。目的はこちらの記事にも書いた矯軸法という整体をされている小川さん宅に歪んでいる体の軸を治してもらいに。
以前整体に行くといつも大体”これはひどい凝りですねぇ”とため息にも近いコメントをもらっていて、その原因がよくわかっていなかったのですが、小川さんのところにお世話になるようになって気づきました。それは寝る姿勢。小川さんによると理想的な寝方は非常口のサインのような小走り(?)ポーズ。私は体はうつ伏せ、顔は横向きに寝る癖があり、そこから歪みが生まれるようなのです。まあこの状態なら大きく体がねじれて当然です
施術が終わると体が軽くなり、体をまっすぐに保つのが楽になり、寝るときも非常口のサイン状態で寝られるのです。椅子に座っている時でさえ背もたれなしで座っても楽なのです。
小川さんのところに行くようになって他の人の体の歪みも気になるようになりました。例えばひどい片頭痛の友達。座るときはいつも足を組んでいます。しかも足を組んでいる時は体が見事にくねーっとなっていてまっすぐとはほど遠い。要らないお世話かなと思いながらも片頭痛がひどい話をしている時に”足を組むと余計よくないのでは?”と言ったら”わかってるんだけど、足を組まずにいられないのよ~。”と言われ、その件に触れることはもうやめることにしました。体の歪みって色々なところに支障をきたすのですよね~。
施術の話はこれぐらいにして本題に。小川さんの患者さんはほとんどがフィンランド人。日本では思いもしなかった色々習慣の違いがあるようです。
まずは靴を脱ぐ習慣。フィンランドの家庭では基本は靴を脱ぐのですが、一軒家ではなくお店のようになっている整体が多く、最初に靴を脱ぐことは少ないかもしれません。しかも日本のような玄関のたたきがないので、靴のまま上がってくる人も時々いたのだとか。最初は苦労されていたようですが、今は患者さんの目のつくところに”靴をお脱ぎください”という注意書きを貼ってかなり改善されたようです。またある日は下足置きに外履き用のサンダルを置いていたらわざわざそれをスリッパ代わりに入っていた人もいたとか。日本のように下足と中で履くものの線引きがはっきりしていないから結構自由な解釈をされる人がいるようで、暗黙知の違いを感じるエピソードでした。
そしてこちらの整体やマッサージはまず上半身は裸になることが多いです。でもって無色透明のオイルを塗ってマッサージされるパターン。ちなみに着替えるところはどこ?とか脱いだものはどこに置けばいいの?と戸惑うこともしばしば。ちなみに”これに着替えてお待ちください”とパジャマを渡されることはまずありません。
そんなこともあり、小川さんのところに来る患者さんも整体受ける気満々で(?)何も言っていないのに服を脱ぎ始める人も時々いるのだとか。脱ぐ必要のないものを脱がれてもその必要が困りますよね
また”リラックスしたいからズボン、脱いでいい?”とおじさまがズボンを脱ぎ、それは長いズボン下用下着だったのですが、小川さん、おじさまにうつ伏せになってもらって施術している時に気づかれたそうです。そのおじさまがズボン下の中には何も下着をつけていないことを…。仰向けでなくてよかったと。ちょっと透けて見えたみたいですからね。
フィンランド人の奥様、ピルッコさんによるとそれはフィンランドあるある、なのだそうです。
最後の写真は小川さんと奥さんのピルッコさん。小川さんが患者さんの体をチェックしてピルッコさんがカルテにその状態を書き込んでいき、息の合ったコンビネーションを披露してくれています。
フィンランド在住の方で、興味のある方は是非お運びください。お薦めです。
Ogawa T
Uusitie 5 63230 Lentilä
040 8504868
ということで皆さま、よい一日をお過ごしください。
足を組む癖のある方、やめて体を真っすぐに保つのを心がけた方がいいですよ~
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