2013-10-27 Sun
Moi!夏時間が終わり、今日から冬時間。1時間時計を早めるので、ゆっくり起きてもそんなに遅くなく、ちょっと得した気分です。それはいいのですが、昔から腕時計に弱く、いろいろな種類のを買い集めていたら今では10個近くあり、この時期になると地道に全部時間を変えなければならないのが難ですなんせ、半年に1回ですからね~。
昨日は終日雨が降っていて暗いお天気でしたが、今日は晴れ。気温も10度近くまで上がります。やはり太陽があると体も暖まりますね。気持も晴れているのと晴れていないのでは、結構左右されているのに気づかされます。
金曜日は珍しく日本に関する活動が重なった日でした。午前中は図書館に。毎月子ども向けにいろいろな国をテーマにその国のおとぎ話を読み聞かせなどをするのですが、今月のテーマは日本。なんと図書館には日本語が堪能な職員の方がいて、その方のお招きで私も少しお手伝いさせていただきました。これに関してはまた後日。
今日は金曜の夕方に行われたお琴とバイオリンのコンサートについてです。Minni Ilmonen(=ミンニ・イルモネン)というフィンランド人の琴奏者がLakeuden Risti教会でミニコンサートを開いたので、行ってみました。彼女はフィンランド中西部、Etelä-Pohjanmaa県出身で、シベリウスアカデミーという、フィンランドの最高峰の音大の出身。日本でお琴も習った経験があるそうです。彼女のコンサートは私にとって3回目でしたが、今回はバイオリン7曲とお琴の曲が3曲という構成でした。バイオリンも弾けるとは知らなかったです。
久々の教会の中はこんな感じです。
まずはお琴のそばに立ってバイオリンと歌を披露してくれました。すべて自作の曲とのこと。曲調はフィンランドの伝統楽器のカンテレにも似た感じで、不思議な雰囲気を醸し出しています。カンテレに関しては以前のブログで少し触れています。興味がある方はこちらからどうぞ。
そしてお琴の演奏です。大理石の階段、薄い敷物の上に正座してましたが、寒くないのかな~と要らない心配をしてしまいました。やはり椅子に腰かけるよりも正座の方が集中して演奏できるのでしょうね。
実は十字架が後ろに大きくそびえ立っています。
最後の曲は、現代音楽っぽく、お琴をシロフォンのようにばちのようなもので優しく叩いていました。不思議にその音は優しく、また美しかったです。
コンサートの最後には、質問タイム&お琴を自由に触ってもらう時間を設けてくれました。そして一人の観客の女性がとてもきれいな音を奏でていました。カンテレと基本が同じなのでしょうか。そんなに簡単に弾けるもとは思っていませんでした。
コンサートが終わり、せっかくなので教会のランプをパチリ。自然光で見るのもいいのですが、こうやって外が暗い時期にこの柔らかな光を見ると落ち着きます。
こちらはランプとパイプオルガン。このパイプオルガンもアルヴァー・アアルトによるデザインなのです。(ランプもですよ♪)
このようにアルヴァー・アアルトデザインの教会で、日本からやってきたお琴のコンサートを聴くことができるというのは、実はとてもありがたい経験ですよね。また地元の人達もこうやって日本の伝統的な楽器に興味を持ってくれているのも嬉しい限りです。
ということで、皆様、よい一日をお過ごしください。
お琴の持ち運びは大変そう、に
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