2016-02-19 Fri
Moi!今日も昨日と同じく曇りの天気。予想最高気温は安定の+1度。庭の雪はまだ溶けていないので家にいると雪が積もっている錯覚に陥りますが、外に出てみると道路の雪もかなり溶けています。幸いなことに雨が降っていないので道路脇の雪が泥水になって水たまりなるということがないので割と快適です。
さて日本を始めアジア諸国ではお米は主食でお米なしに料理は語れないぐらいですが、フィンランドでもお米は普通にスーパーで売られています。そしてお米は意外なことにお粥として食べられることも結構あるのです。お粥用のお米も売られていて、それが日本のお米に似ているので重宝しています。
が…しかし…
家人との初期の頃の会話
家 「フィンランドでもお粥を食べる文化があるんだよ。」
私 「へー、そうなんだ。」
家 「ブルーベリーソースなんかかけるとおいしいよ!」
へ…?
お粥にブルーベリーソースを…かけると???
そ、それはお米に対する冒涜なんじゃないかと?
結局私の過剰な拒否反応によって家でブルーベリーソースなどをかけるお粥は作って食べたことはないのですが、スーパーなどで小袋入りのお粥が売られているのです。
出典: http://www.elovena.fi
このスオミネイト(フィンランドの国の形を擬人化した女性)が目印です。
最初にお米に甘いソースなんて!と拒否反応を示していた私ですが、このpikapuuro(=即席お粥)は結構いけます。お米ではなくこちらは大麦が使われているので粒がもう少し小さい感じ。味も色々出ていますが、私はこのOmena Kaneli(=アップルシナモン)味がお気に入りです。即席だけあってカップに中身を入れてお湯または温めた牛乳を入れて混ぜるだけ。
ポイントは”お粥”という概念を一旦消し去ることです。何かドロドロとしたものがフルーツ味になっているんだと思えば腹持ちするし、消化にもよいし、健康的。
アップルシナモン味以外にもイチゴやベリー味のラインナップも。そしてお土産にもなりそうなこんな製品(6袋入り)も。子どもをターゲットにした新製品らしいのですが、このムーミンママのパッケージが4種類のベリー入り。
出典: http://www.elovena.fi
そしてこのスニフのパッケージはフルーツ味。レーズンとプラムが入っているようです。
出典: http://www.elovena.fi
ちょっと話は変わりますが、体調不良で体が弱っているときに何が困るかといえば”食べたいものがない”こと。去年の年末に旅先で風邪を引いたときはリンゴとスープで乗り切りましたが、このお粥のことを忘れていました。その時にならないと食べたいかどうかわかりませんが、消化がよさそうなのでこれもありかも♡
ちなみにこちらに来て最初に体調不良になったときに、家人が心配して私に買って来たものはファンタ。
なぜそんな不健康の象徴のようなものを敢えてこのときに?と思ったのですが、体力が落ちている時にはファンタのような炭酸の入ったのど越しのよいものを飲んで水分を摂った方がいいという考えからきているようです。
友達(日本人)は体調不良の時に”ゼリーみたいなものなら食べられそう”、というので以前スーパーを探したのですがこれがまた見つからなくて。でも幸い赤ちゃん用コーナーにフルーツ味のそれらしきもの発見したときはほっとしました。
逆に体調不良のフィンランド人に塩味のお粥を出したらびっくりされるかもしれません。所変われば対処方法も変わるものですね。私の舌も大分こちらの味付けに慣れてきました。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
何の味付けに慣れたかというとやっぱり甘味。日本にいるときは確かそんなに甘いもの命ではなかったのですがね。
ある日こちらにたまた来ている人とケーキを食べていた時に、その人が”うわ、これ、甘い!”と言われたとき、そのケーキがごく標準的な甘さと認識している自分に愕然としたのです。
ちょっとそれはヤバイのでは…?の
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こんにちは。
お米と甘味というだけなら、日本でも「おはぎ」みたいな和菓子があると考えればそれほどの違和感はないですが、フルーツとの取り合わせとなると流石に和食文化ではなかなかお目にかかれないですしね。イチゴ大福とかを連想すればいいんでしょうかね。
ヨーロッパ系のお粥というと「リゾット」を思い浮かべますが、北欧の「お粥」はそれとは少し違うのですか?
お米と甘味というだけなら、日本でも「おはぎ」みたいな和菓子があると考えればそれほどの違和感はないですが、フルーツとの取り合わせとなると流石に和食文化ではなかなかお目にかかれないですしね。イチゴ大福とかを連想すればいいんでしょうかね。
ヨーロッパ系のお粥というと「リゾット」を思い浮かべますが、北欧の「お粥」はそれとは少し違うのですか?
kanageohis1964 さま
コメントをありがとうございます!
確かにおはぎは甘いですね。すっかり忘れていました。感覚はイチゴ大福(を初めて食べる時)に近いかもしれません。
最初はその組み合わせに「え?」と戸惑うのですがパーツではなく全体として味わえばなかなかおいしいですよ。
リゾットはまだお米の形をとどめていますが、こちらのお粥はもう少しドロドロ、もといトロトロのイメージです。時には牛乳で炊いたり(またはオーブンにいれたり)するので基本的に味付けの方向性が違う認識です。
コメントをありがとうございます!
確かにおはぎは甘いですね。すっかり忘れていました。感覚はイチゴ大福(を初めて食べる時)に近いかもしれません。
最初はその組み合わせに「え?」と戸惑うのですがパーツではなく全体として味わえばなかなかおいしいですよ。
リゾットはまだお米の形をとどめていますが、こちらのお粥はもう少しドロドロ、もといトロトロのイメージです。時には牛乳で炊いたり(またはオーブンにいれたり)するので基本的に味付けの方向性が違う認識です。
2016-02-19 金 17:19:33 |
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Visit Lakeus
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イギリスにもライス・プディングという、米をミルクで煮た甘いデザートが
あります。人気があって、缶詰もたくさん売られていますが、私は苦手です
(・・・と言いつつ、オートミールのお粥にはちみつをかけた朝ごはんをけっこう食べているんですけどね)。
あります。人気があって、缶詰もたくさん売られていますが、私は苦手です
(・・・と言いつつ、オートミールのお粥にはちみつをかけた朝ごはんをけっこう食べているんですけどね)。
Sparky さま
コメント、ありがとございます!
ああ、ライス・プディングって聞いたこと、あります。クリスマスとかに食べられるやつですよね。イギリスではデザートの位置づけなんですね。
Sparkyさんの気持、わかる気がします。オートミールはまだお米のような粒々感が少ないせいか、こちらで売られている即席お粥みたいに甘いものをかけても大丈夫のような気がします。
コメント、ありがとございます!
ああ、ライス・プディングって聞いたこと、あります。クリスマスとかに食べられるやつですよね。イギリスではデザートの位置づけなんですね。
Sparkyさんの気持、わかる気がします。オートミールはまだお米のような粒々感が少ないせいか、こちらで売られている即席お粥みたいに甘いものをかけても大丈夫のような気がします。
2016-02-20 土 22:38:11 |
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