今日は最高気温は11度。朝は7度ありました。確か先週の最高気温が7度だったことを考えれば随分暖かい日でした。またお天気も良く、風は少し強かったものの、気持のいいお天気でした。外に出るときはユニクロのダウンジャケットを羽織れば十分でしたが、風が強かったのでしっかりジップアップ。
さて、少しあいてしまいましたが、アルヴァー・アアルトのアトリエ外観に続き、今回は内部についてご紹介します。
アルヴァー・アアルトの建物でいつも気になることの一つが自然光の使い方です。この窓もおしゃれ、そして明るい自然光が入ってきます。
個人的に一番好きなスペースはここ。なんと豪華な空間!様々なランプが吊り下げられ、そして窓から明るい自然光。壁に植物と、木を美しくカーブさせたオブジェが飾られ、うまく調和しています。これだけ開放的な場所ならいつまでも座っていたくなります。
ランプが吊るされている天井にも自然光が入る仕組みになっています。これも何かの試行なのでしょうか。
実はランプにも反応してしまいます。これ、勝手に名づけて和洋折衷ランプ。
ふふ、緑のランプも発見
椅子もやっぱり気になります。いろんな種類があるのですね。右3つがXレッグ、一番左がYレッグの手法を使った椅子。木のカーブが美しい…。 Xレッグ、Yレッグに関してはこちらをご参考までに。
日本人としてちょっと気になったのが引き戸です。日本では戸に始まり、食器棚など特に和テイストが強い家具によく使われていますが、フィンランドでは棚で引き戸が使われているのをあまり見た記憶がなく、とても懐かしい気持になりました。ガイドさんに聞いたところ、やはりアアルトは日本の文化に大きな影響を受けていて、この引き戸もその一つなのだそうです。納得。スペースの節約にもなっていいと言ってました。なるほど~。(真ん中の右から2番目、建てつけ悪し?)
実用的な棚もおしゃれです。木の支え部分もうまく木を加工して作っているのでしょうね。
単なる階段なんですけどね、なんでこんなにおしゃれなんでしょう。
ちょっとわかりづらいのですが、セイナヨキのアアルトセンターの模型もありました。ガイドさんはまだセイナヨキに来たことがないとのことだったので、是非!とお誘いしました。
こちらはドイツのオペラハウスの模型。アアルトの好きな階段状のデザイン、こちらでも活かされてますね♪1964年に設計、完成は1988年とのことです。
こちらはアアルトが使っていた設計道具の数々。今でも大切に保管されています。手前は陶器の壁の一部。セイナヨキでは市庁舎と劇場に使われているのでおなじみです。
最後に食堂です。一番奥の席がアアルトのお気に入りの席だったとのことです。赤ワイン(を飲むのが好きだったとのこと)を楽しみながら同僚、またはお客さんと陽気に語らうアアルトの姿が目に浮かんでくるようです。
ということで後日アアルトの自邸に続きます。
皆様、よい週末をお過ごしください。Hyvää viikonloppua! (=ヒュヴァー・ヴィーコンロップア)
ガイドさんのスカート、何だか短かったな、に
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