2016-01-19 Tue
Moi!今日も―21度から-24度の気温で寒そうです。が、金曜日以降はこの寒さも緩みそうです。といっても-5度前後ですが、-25度に比べると”20度も暖かく”なるのですよー。
さて先週末は友達と一緒に再びラプアに行ってきました。1つの目的はラプアンカンクリのセール

http://www.hannelerajala.fi/182317385
このHannele とOssi Rajala夫妻の絵画の展示、2年ほど前にはセイナヨキの美術館でも展示されていて、そこで日本での生活に大きく影響されたご夫妻の絵に深く共鳴したのです。そのときの記事はこちらからどうぞ。
その後ご縁があり、ご夫妻のアトリエにも招待していただき、お話をうかがうことができましたので今回ご紹介します。
お二人とも教会関係のお仕事で日本に長い間住んでいたそうで、流暢な日本語を話されます。旦那さんのOssiさんは絵の他にも日本語、英語、フィンランド語で俳句も詠まれます。奥さんのHanneleさんは小さい時に絵を描くのは好きだったそうですが、しばらくのブランクを経てセイナヨキのコミュニティーセンターに絵を習いに行き始めたのだそうです。そして彼女の心のうちから湧いてくるのは懐かしい日本の景色、文化、画風。最初は他の人と全く違うご自分の画風に自信が持てなかったそうですが、日本人の友達に見せて賛辞を受けてからこれでいいんだと安心したそうです。

この淡くて儚いタッチ。力強い西洋のタッチとは対極にあります。

私のお気に入りの作品。左はフィンランドでは生息しない竹。そして右は華やかな夏を連想させるフィンランドの白樺。

こちらはOssiさんの作品。モネを思い出させるような柔らかいタッチの作品です。色合い、私の好みです。

日本に住んでいるときは、自分の国が他の国の人から見たらどのように見えるかはあまり意識したことがなかったのですが、このような作品を見たり、俳句を作られているOssiさん、また何年か日本に住んだことがあり、”日本に帰りたい”と言われている方の話を聞くと心の奥で共鳴するものがあったのだと想像し、直接関わってはいないのですが何だか嬉しくなるのです。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
フィンランド人にとって”竹”はエキゾチックなものに映るようで、そこらへんにあった竹林を激写している家人の行動が最初は理解できませんでした。逆も然りで雪景色を激写している私はフィンランド人にとって??なのでしょうね。
??なところでカメラを構えている外国人を温かい目で見守ってください、の
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