2015-10-09 Fri
Moi!一昨日に引き続き昨日もオーロラアラートが上がっていて、湖の反対側まで出向いたのですが、うっすらとしか見えなくて早々に退散しました。残念。
さて今週に入って冷え込みが厳しくなっているセイナヨキ。今朝は起きたら-9度でした部屋の中は20度に保たれているのですが、窓際に座っていると寒さがじわじわしみてきます。車も早々に冬タイヤに換え、冬の準備は着々と整いつつあります。昨日は9時からミーティングがあり、気温は-6度。じわじわとではなく一気に寒くなってしまったので寒さに対する恐怖心が。例えば海やプールに最初に足をつけて”冷たっ”と躊躇している感じです。換えたばかりの冬タイヤで快適に車で出向くか、それとも美しい景色をカメラに収めながら健康のためにも自転車で行くか。
結局5回乗り越えてきたこちらの冬の寒さを思い出し、‐6度なんて寒いうちに入らないと気持を駆り立てて自転車で行くことにしました。実際フィンランド人は”-10度ぐらいが適度な寒さだ”と言う人が多いです。それ以下だと寒過ぎるし、それ以上だと雪が微妙に溶けて凍り、移動するのが困難なのです。とはいうものの、自転車をこいでいると寒さが一気に体に入り込んで頭がきーんとなりました。耳も帽子をかぶっていなかったので寒い…。ああ、冬が到来したのですね。
でも期待通り暖かい時期には見ることのできなかった景色が見えました。
木々の紅葉が川の水面に映り、草は霜に覆われています。そして写真には写らなかったのですが、川面からは湯気が出ていました。
さすがに川はまだ凍っていません。草が霜に覆われ過ぎて白髪みたい。冬の間は木々も葉を落とすのでもっと色のない世界になるので、これは”秋の風景”ですね、はい。
これはお昼頃のセイナヨキ市庁舎。いいお天気だとこのようにセラミックの壁がキラキラ輝いています。これが築53年とは思えない美しさ、そしてモダンさ。
朝に比べて大分太陽の光が強くなってきました。この時間になってくると影と日向の境界がはっきりとわかります。そして同時に霜が解けるほど気温が上がっていないという事実も突き付けられています
そろそろ庭の落ち葉かきもしなければならないのですが、暖かい晴れの日に一気にと思っているまま時が流れています。”暖かい晴れの日”は果たしてやってくるのでしょうかねぇ。ということで皆様、よい週末をお迎えください。
こちらに来た最初の冬。100年に一度の寒い冬だったのですが、当時の移動手段は自転車のみ。ある極寒の日、自転車をこいでいると電光掲示板の表示が‐25度になっているのが目に入ってきました。それ以来大抵の寒さは乗り越えられるようになったような気がします。人間の潜在能力は大したものです、に
↓クリックお願いします。(寒さに関して自ら率先しての開発は希望してません。)
↓こちらもよろしければ