2015-09-23 Wed
Moi!基本的に自転車で行けるときは運動も兼ねて自転車で出かけるようにしているのですが、忙しい週に限って鼻風邪を患ってしまったようです。そんなところに昨日無謀にも薄手のパーカーで自転車で出かけたもんだから、その後体調が悪化してきました。今日は無理をせず車でお出かけしました。
出かけたのは警察署。いや別に悪いことをした訳ではなく、滞在許可証の更新にちょっと。滞在許可証は最初は色々あって思ったより時間がかかったのですが、それはさておき最初の許可証は1年が有効期限。
長年日本に住んでいたらそれが普通のサービス、と思っていたこともここでは全然通用しないことがあります。例えばこの滞在許可証の更新。これは自己管理が当然。免許更新通知みたいにあらかじめ誰も知らせてくれません。
こちらに来て2年目のクリスマスはちょっと豪華にマイアミなんぞでクリスマスを迎えることにしていました。旅行の申込はばっちり済ませ、レンタカーも予約し、ナビゲーターにアメリカの地図をダウンロードし(家人が)、後はユーロをドルに換えるぐらいかな、と余裕しゃくしゃくだった私。ふと滞在許可証のことが頭をかすめました。嫌な予感がして調べてみたら期限が切れるのが12月中旬。気づいたのは確か12月上旬
ええ、自転車を立ちこぎするぐらいの勢いで翌日一番に警察署に駆け込みました。セイナヨキの警察署の人って案外英語ができる人がいなかったのです、当時。でもって私もフィンランド語はかなり拙い。”クリスマスに旅行、アメリカに旅行、滞在許可証がすぐ必要”みたいな片言のフィンランド語を駆使したところ、幸い係の人は状況を悟ってくれ”約束はできませんが最善を尽くしましょう。”と言ってくれました。実はそのとき写真も準備してなかったのですが、係の人が”前の写真を使うから大丈夫”と女神さまのような言葉をかけてくれたのです。
いやー、セイナヨキの警察署の方、ブラボー!結局1週間半ぐらいの脅威の早さで滞在許可証を作ってくれたのです。おかげで私は無事マイアミに行くことができたのです。
それに懲りたのと、フランス在住の韓国人の友達も滞在許可証の更新で散々な目に遭ったのを聞いていたので(ま、彼女の場合会社の人事担当が悠長にしていたのが問題だったのですが)それから私は毎年手帳の12月の欄に”2015年12月滞在許可証更新”と転記し続けたのでした。
そして2015年がやってきたのです。手帳の効果もありしっかり覚えてました。ちょっと早めに3ヶ月前だと大丈夫かなと9月上旬に訪れた警察がこちらです。2012年にできたばかり。その前はアールト建築の建物に入っていてそれはそれで趣があったのですがね。
こちらは待合室。子どもが遊ぶところもあります。
今年はちゃんと写真も準備して臨みました。そしていざ私の順番に。すると1年前からシステムが変わり、電話かネットでの予約をしてから来なければならなくなっていました。あー、勇んできたのに。写真もちゃんと持ってきたのにそういえば警察も人員削減で本部がヴァーサに移り、システムが変わったようです。ネットで予約したら3週間後。ひえー、これが前回の更新時も同じシステムだったら私は完全にアウト。
でもって今日出直して来ましたー。本当は予め提出用紙に書いておかなければならなかったらしいのですが、その場で記入させてもらいました。あの、思うのですがこの辺り行政は親切さに一歩欠けるというか、残念なところ。予約するサイトにこの記入書類や準備しておくべき写真の情報等載せておけば職員の方の待ち時間など短縮できるのに。もしくはご丁寧に前日リマインドメールがきたのですが、それに書類添付もありなのに、本当に残念。実はこの地区だけで他の自治体は完備されているのかもしれませんが。
今回は3ヶ月弱前に申請したからクリスマスまでにはできあがると思っていたのですが、職員の方によると”今夏に申請していた人のが溜まっていてクリスマスまでにできるかは微妙だから、ちょっと急ぎフォルダーに入れておくわね。”と言われました。夏に申請した人の分って夏休みまるまる1ヶ月休んだからでしょうに!と心の中で突っ込みながら表向きはにっこり笑顔で”そうしていただけると助かります。ありがとうございます。”とお礼を申し上げておきました。
あー、4年前は平和だったのですね。本当にラッキーでした。でもわたくし、今回も警察署の方々が奮闘して1ヶ月ぐらいで新しい許可証を作ってくれることを密かに期待しております。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
皆様、何事もメモ、メモでございますわよ。記憶力のよい方もメモを取っておけば覚えておくストレスが軽減されるのでお薦めです。そして職員の方には少しすがる感じでお願いを(でも日本では通用しないでしょうね…)に
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