2015-04-03 Fri
Moi!イースター休暇がいよいよ始まりました。ただ今日もあいにくの曇りのお天気。雪交じりの雨が降る予報も出ていますが、この前降った庭の雪は完全に溶けました。春に向けて一歩ずつです。
昨日家人は朝の4時にラップランドに向けて旅立ちました。義弟と共通の友達1人と3人で約1週間”ハイキング”に出かけました。ちなみに私の日本人の友人から、家人から”今度ハイキングに行くから一緒にどう?”と誘われ、軽い気持ちで出かけたら10kmの道のりの過酷なものだったというエピソードを聞きました。皆様、フィンランド人のいう”ハイキング”にはお気を付けください。
以前もこのメンバーで行き、ここ数年はお互いがそれぞれに忙しくて今年ようやく何年かぶりのハイキングが実現したようです。
えーっと、現在のラップランドはまだ雪が積もっておりますので、現地ではスノーシューと専用のスキー板などが必要です。なんせ森や山など道なき道を一日10時間色々なツールを使って進んでいく訳ですから宿泊施設なんてものはありません。そんな訳で寝袋にテント、防寒具、そして1週間分の食料、食事を作るためのガス、調理器具、食器類、そしてそれを背負うためのバッグなどなど。何に驚いたかってその必要な物たちが狭い玄関の収納場所からたくさん出てきたこと。
それに加えて今回行くルートの大きな地図も買って帰ってきました。
私「そんなのどこで買ってきたの。」
家人「専門のお店で。」
私「いくらしたの?」
家人「カスタマイズで作ってもらったから結構したよ。」
私「…。」
まあね、別にね、いいですけどね自分で稼いだお金ですから。もうこの辺になると歯止めが効かないのはわかってきました。男のロマンっていうやつですかね。
昨日は出発1時間前の午前3時起き。冷蔵庫に冷やしていた食品を荷物にまとめたり、最終の荷詰め。Nightwishの最新アルバムを含めた渾身のMP3コレクションをこの前の週末に1時間ぐらいかけて作っていて、そういうのはちゃ~んと持って行ったのに、出発して数時間後にふとソファを見ると取り残された替えの下着森に入る前にお店で買うように電話しました。
今回実感したのが家人はかなり自然が好きだということ。軍の経験も影響しているのでしょう。一方私は1時間のクロスカントリースキーで足が痛くなるし(←外反母趾がこんなところで悪影響)、自らの選択でお手洗いやシャワーがないところで1週間過ごすことも考えられないし、数年に1度使うか使わないかのグッズを揃えるぐらいなら、数年に1度着るか着ないかの美しい服を揃えたい(←意味が違う?)と思う派です。
リビングにたくさん広げた準備物を見ながら浮かんできたのは
君は~ゆくのか~
そんな~にして~まで~
こんな感じで毎日サバイバルな生活を楽しんでいるんですかね。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
同じ国内にいながら携帯などの連絡ツールが断たれるのがちょっと不便。家人の原始的生活1週間後の変化はいかに?に
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