2015-01-29 Thu
Moi!昨夜は雪の予報だったのですが、どうやら雨が降ったようで、雪かきしていた通路の雪は半分溶けて凍っています。この時期のお天気は雨や雪が降るとちょっと面倒です。雨もすべての雪を溶かすほどの威力はないので、雪が中途半端に溶けて凍ってしまうし、雪が降ったらまた雪かきが大変だし。これも春へのステップと思って通らなければならない道ですね。雪を溶かして道を乾かすほどの暖かい太陽の光が降り注ぐ日が待ち遠しいです。
さて、今日はセイナヨキのアールト図書館について現状をご紹介します。アールトの図書館は1965年に建てられたので今年は50周年の記念の年です。アールト図書館は2012年、アピラ図書館が開館すると共に現在改修に入り、続行中なのです。
なぜこんなに時間がかかっているかというと、アールト財団の主導により、オリジナルからあまり変化がないように復元しているからなのです。現在はロシアにあるViipuriの図書館は改修前の状態がひどかったこともあり、改修に約20年もかかっていますから一筋縄でないことはおわかりいただけるでしょうか。
現在はほぼ大きな改修は終わり、昨年の年末までに外壁、電気関連、空調関連の工事も終わりました。ただまだ細かい工事が残っていて少なくとも春までは続きそうとのこと。
市の成長とともに手狭になってしまったアールトの図書館もアピラ図書館の開館のおかげもあり、改修後はオリジナルのデザインになるべく沿った形にするそうです。例えば大きなホールから本棚を減らし、また棚の高さを低くすることによってオリジナルの広々としたホールに戻すそうです。小さなホールは読書コーナーに、また30年前から倉庫に眠っていたランプも復活するようです。
先日通りがかっていたら電気がついていたので撮ってみました。一時期は壁もはがされていましたが、今はこのように真っ白に。そしてこの柔らかな照明の色が雪景色にマッチしています。

ランプを撮ろうと近づいてみましたが、今一つですね、お許しを。

このように改修は着々と進んでいます。今年の50周年を記念して夏にはいろいろなイベントも企画されているようです。またおもしろそうな情報があればアップします。ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
ロバニエミに行ったときにアールト設計の邸宅が結構なお値段で売られていました。”くじが当たったら買おうか”と持ち掛けたのですが、”修繕費に莫大なお金がかかるからそれはダメ”とあっさり却下されました。確かに…に
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