2014-11-12 Wed
Moi!昨日までは7~8度あり、暖かかったのですが今日は最高気温が2度、そして明日は0度となりそうです。今日は少しだけ雪も降る予報となっています。
さて、今日のトピックは先日Vaasaで参加してきたお寿司のレッスンについてです。講師はTATA takeawayという和食レストランのヘッドシェフ、スロッテ紗里さん。ヘルシンキの有名和食レストラン、歌舞伎で働き、またフィンランドの料理学校を卒業後、京都の老舗和食店菊の井でも1年修業。現在はこちらのレストランをオープンされています。
http://tatatakeaway.wix.com/tata-jp
Twitterを通じて今回参加することができました。(便利な時代になったものです!)お寿司のレッスンは2日に渡ってあったそうで、私が参加した回は参加者15名に加え、レッスン会場のレストランのスタッフ4名の大所帯でした。
Vaasaはフィンランドの西海岸にあり、スウェーデン語を母国語とする人が多い街です。参加者はフィンランド人はもちろん、ブラジル人、イタリア人など様々な国籍の方が集まりました。ただこちらに来て1ヶ月というイタリア人の方と私以外は全員スウェーデン語を話す人達。日頃スウェーデン語に触れる機会はほとんどないので新鮮でもあり(そしてさっぱり理解できない)、フィンランドに来たばかりの頃、フィンランド語の会話がまったくわからず、ポカーンとしていた頃のことも思い出したりしました。
紗里さんは英語でサクサク説明し、あっという間に簡単に美しいお寿司を作っていきます。実演の後は参加者が実際にトライする訳なのですが、今までいかに自己流でやってきたかがわかりました。一緒のグループになった方はご夫婦で、特に旦那さんは手慣れた感じで美しいお寿司を作っていきます。カリフォルニアロールはいつも家人の担当で私は関与したことがなかったのですが、このレッスンで作り方をバッチリ学ぶことができました。
今回あまり余裕がなくて全然写真を撮りませんでした。唯一撮ったのは、紗里さんが参加者練習中の合間に作った太巻き。おいしくてたくさんいただきました。もちろん自分達で作ったお寿司もおいしかったですよ!
ちなみに会場となったレストランは普通のレストランだったので、入れ物がどうしても洋風になります。中身がおいしければよいのです。
一方昨日のニュースでフィンランドのティーンエイジャーの子たちの糖分の摂りすぎと野菜を食べない問題が報道されていました。今フィンランド人にとっての和食=お寿司になっています。お寿司ももちろんいいのですが、もっともっと日本の長寿を支えている健康的な、そしておいし和食が広がってほしいという複雑な思いもあり、それは特に紗里さんも強く感じられているところだと思います。
今は習ったことを実践したくてうずうずしていますが、勝手ながら日曜まで小旅行に出かけてまいります。その間ブログの更新も途絶えますが、また戻ってきたらお付き合いいただけると嬉しいです。そんな事情もあり気が早いですがよい一日を、そしてよい週末をお迎えください。
カリフォルニアロールでサランラップを裏返す時は緊張しますね、に
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