Visit Lakeus フィンランド人にとっての夏休み
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フィンランド人にとっての夏休み
Moi!

今日は少し気温が下がって23度。風も強かったので半袖だと少し肌寒かったです。お天気も少し曇り気味だったこともあると思います。

先日はあるパーティーに招かれ、隣の人と夏休みの話題になりました。その方は”4週間の夏休みは短すぎる”と言っていたので、畏れながら日本の状況をお伝えしました。もちろん企業によって違いますが、お盆休み3日が基本でそこに年休をつけたり、土日をつけたりで私は大体9日休みを取っていたように思います。そんなことをぼそっと言ったら
”是非うちの会社に来て日本の夏休みの状況を皆に話してくれ!”と鼻息荒くリクエストされました。もちろん冗談ですがね。

フランスで働いている韓国人の友達も、フィンランド人の同僚にメールを送ったら自動リプライで”1ヶ月休みを取っています”といった旨の返信がきたとか。フランス人でさえ1ヶ月まるまる休みを取る人は珍しいと驚いていました。

私はといえば、6月まで市役所のオフィスを間借りして働いていましたので彼らの休みの長さに慣れて感覚がマヒしつつあるかもしれません。先生も一緒なのですが夏休みは6週間、秋休み、冬休み、スキー休暇各1週間ずつ。そして基本的にもみんなそれを消化していました。

思うに子どもの頃から長い休み、しかも宿題のない本物の休みを満喫してきた人が大人になっているのですから、休みの過ごし方を知っているのでしょうね。特に夏休みは、フィンランドのとても短い夏を全力で楽しむべく、各地でイベントがあったり、サマーコテージでゆっくり過ごしたりするのでやることはいくらでもあるのです。

家はというと、旅行に行ったり、友達を招いたり招かれたり、日頃後回しにしている庭仕事や新しいレシピの開拓などの細々としたこと、明日辺りはタンゴフェスティバルに行く予定。時々仕事もしますが、あまり時間に追われることなくゆったりと過ごしています。本当にこのリフレッシュ期間はありがたいです。

以前旅行に行ったときについ昔の癖で○○に行かなければ、という強迫観念に近いものに振り回され無理しようとしていたのですが、家人に休暇中なんだから無理して行くことはないと諭され、はっとしたことを思い出します。

もちろん夏休みの弊害はあり、サービスを受ける側としては多くの社員が休みを取るので通常のサービスが受けられなかったり、ゆったりになったり、アルバイト要員が多かったり。それでも夏休みだから仕方ないかと諦め傾向が強いです。学生にとってはこの間に仕事をすることによりお小遣いを貯めたり、社会経験を積むいいチャンスにもなりますしね。

今日はタンゴフェスティバル期間毎日実施されているアールトセンターのガイドツアーに参加してきました。先輩ガイドの流暢な説明、とても参考になりました。

こちらは帰宅中に撮った写真。まずタンゴフェスティバルの看板。ダンスホールのプログラムが書かれています。
看板

タンゴフェスティバルにはキャンピングカーで来る人たちがとても多いのです。こちらは高校の駐車場に止められていたキャンピングカーの数々。
キャンピングカー1

田舎だからたくさん空き地はあるので日頃は何もないところにも停めています。(停める場所はタンゴフェスティバルのホームページに示されているのです。)ちなみにこの看板は川下りツアーの案内です。この時期かきいれどきです!
キャンピングカー2

こちらはタンゴキング、タンゴクイーンが選ばれる会場となるアリーナ。Yleという公共放送のトラックも止まっています。夕方もう一度この近くを通ったら着飾った人たちがアリーナに向かっていました。
アリーナ

最後に道端に生えていた巨大キノコ。ここにも秋の気配が。
キノコ

ということで皆様、よい一日をお過ごしください。

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フィンランドの生活 | 04:43:35 | トラックバック(0) | コメント(0)
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