2024-08-12 Mon
Moi!今日は少し寒くなるかもと覚悟していたのですが、意外に暖かくて最高気温は19度。晴れたり曇ったりでしたが日中は雨は降りませんでした。それにしても今年はリンゴがたくさん成って週末は何かしらずっとリンゴ消費のためにリンゴジャム、リンゴチップ、リンゴデザート作り等に時間を費やしていました。バケツ1杯分は友達に引き取ってもらったのですが、まだ2杯分残っています。
それはさておき日本帰省の旅行記、今回は東京のイマーシブミュージアムのご紹介です。イマーシブミュージアムはプロジェクションマッピングを使った展示で、今までにもパリのAtelier des LumieresやヘルシンキのMonet2Klimt Helsinkiに行ったことがあり、今回は3回目。たまたま朝のテレビで紹介されていて行くことにしたのです。
テーマは印象派と浮世絵。教科書などで印象派の画家達に浮世絵が大きな影響を受けたということは知っていたのでとても興味深いテーマでした。実際フランス、ジヴェルニーのモネの家に行った時もたくさん浮世絵が展示されていたことを思い出しました。
本物の絵を実際に見比べることは難しいですが、プロジェクションマッピングならそれも可能という訳です。
入って驚いたのはビーズクッションがあちこちに置かれていて、居間にいるような感じで鑑賞できること。
モネの家の太鼓橋は有名ですが、この浮世絵にインスピレーションを受けたのですね。
北斎の絵は有名ですが、ゴッホの星月夜も負けず劣らず。でもこの浮世絵に影響を受けていたのは知りませんでした。
波の色を白で表現するのは斬新だと聞いたことがありますが、ゴッホは空に置き換えているのですね。
動画はこちらです。
そしてこちらも見入ってしまいました。浮世絵で描かれている街の様子が動画になっているのです。
タッチも服装も全然違うのに構図が同じという不思議な感じ。
この絵はどちらも知らなかったのですが、まさかの浮世絵からの影響だったとは。
左の洋服の柄はもしかしたら東洋を意識しているかもしれませんね。
こちらもまさかの相撲にインスピレーションを得ていたのですね。こういうのって画家が”〇〇を参考にしました”と言っているならまだしも、もしそうでなければどうやって元の絵を割り出したのか気になります。
元になった浮世絵の構図もおもしろいですが、それを元にしてでき上がった絵も庶民の楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
同じ雪景色でも違う世界。
波を岩壁に見立てるとは斬新。
木の躍動感はどちらの絵からも伝わってきますね。
見返り美人の図。これは着物をきているしわかりやすいやつですね。
上映は正味30分。他に撮影タイム等ありますが、寝そべって見られるし、歩かなくていいし、割と小さなお子さんでも飽きずに見えるのではないかと思ったのでした。
もちろん本物の絵にはそれなりの迫力があり、訴えかけてくるものも大きいですが、テクノロジーの恩恵に被ってこのようなアートの楽しみ方もありじゃないかと思ったのでした。
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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