2024-08-05 Mon
Moi!今日は日中は晴れていたのにダラダラしていて、夕方ウォーキングにでも出かけようとした直前に大雨が降り、断念。代わりにお茶してきました。従って体を動かすはずが栄養分補給となってしまいましたが、まあそんな日もありますよね。トライしたニューヨークチーズケーキは美味しゅうございました。そして最高気温は22度でした。
さて先日の地元の新聞に2人の14歳の少年が紹介されていました。
フィンランドの学校の夏休みは10週間あり、基本的には宿題はないと聞いています。友達と遊んだり、家族と旅行に行ったり、またアルバイトに勤しむ子も。フィンランドでは14 歳、また12月末までに14歳の誕生日を迎える子はアルバイトできるそうです。
14歳のJesse KoskelaくんとOnni Lohilahtiくんは夏のアルバイト募集に応募したものの、2人共採用されなかったとのこと。。そこでJesseくんは犬の散歩などの色々なサービスやプッラ(=菓子パン)やパイ、ピザ等を販売し始めてはどうか?という話をOnniくんに持ちかけました。Jesseくんはもともと自分で事業を起こしたいと考えていたのだとか。14歳にしてしっかりしています。
まず2人は7月の始めにインスタグラムやフェイスブックで宣伝し、また近所に2,000枚の広告を配布したのだそうです。
結果たくさんの注文を受け、何百ものプッラを焼き、また犬の散歩、ペンキ塗り、芝生刈り、洗車等色々な仕事を引き受けたのだそうです。
親御さんは車での移動のヘルプはしたものの、材料購入等の支出、収入の管理、お客さんとのやりとりもすべて少年達がしたとのこと。
とある水曜日、この2人のプッラ職人はフル稼働。アシスタントとして雇われた12歳のVilla Koskelaくん(12歳相応の報酬は支払われたそうです)もキッチンで忙しく働いています。金曜までに数百のケーキを用意しなければならないため、3人は大量の生地の準備で大わらわ。
Jesseくんは小さい頃からパンやパイを作っていて、そこでスキルを学んだといい、一方、Onniくんは学校の家庭科の授業でスキルを学んだそうです。
その日は彼らは金曜日に向けて、小さなピザを800枚、プッラを700個、Mokkapala(≒ブラウニー)とブリタ ケーキをいくつか焼いていました。生地を作るのに丸々1日かかったのこと。さすが起業家志望しているだけあり、責任感やスケジューリングもしっかりしています。
なぜそんなにたくさんのピザやプッラを焼いているかというと、近所のスーパーの庭でこれらを売ることにしているため。販売の交渉も2人の少年が持ちかけ、スーパーのオーナーがその心意気に賛同して場所を提供したのだそうです。きっと2人にとって忘れられない夏となったでしょう。もしくはこれはただの序章で、これからどんどん進化していくのかもしれません。
ちなみにこの頼もしい2人のFacebookはこちらからどうぞ。
こういう活動を知ると私もダラダラせずに頑張らなければと思うのです。
最後の写真はカフェで食べたブリタケーキ。レイヤーがあるので作るのは面倒なのではと思い未挑戦のケーキなのです。(こういう心意気からして…ですよね、はい。)
ということで皆様、よい1週間の始まりをお迎えください。
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