2023-12-10 Sun
Moi!今日も安定の曇り時々雪のお天気でした。最高気温は-9度。若干寒いかなとも思うのですが、0度前後になると雪が中途半端に溶けて道がぐちゃぐちゃになるので、案外これぐらいの気温の方が歩きやすかったりするのです。
さてちょっと少し前にさかのぼりますが、12/6のフィンランドの独立記念日(久々の平日の祝日)にTörnävä教会に行ってきました。Törnävä教会に隣接した広い墓地があり、その一部に戦争中に亡くなった兵士のお墓があり、そこにキャンドルが灯されるのです。
ちょっとガタガタしていますが、車でTörnävä教会に向かうところ。車の中ではクリスマス気分を盛り上げるために期間限定のJouluradio(=クリスマスラジオ)というクリスマスの曲ばかりを流すチャンネルを聞いています。
雪の中のTörnävä教会、特に夜はとても幻想的です。
時間が少し早かったのであまりたくさんはありませんでしたが、キャンドルが置かれる場所。お墓が遠くにあって直接行けない人がここにキャンドルを置くのだそうです。
ここが墓地の入り口です。
このキャンドルが戦死した人達のお墓。1917年に独立できたからこそ今のフィンランドがある訳で、もし独立が叶わずにロシアが支配を続けていらと思うと複雑な気持になります。
もう少し近づいてみました。日中にはここでスピーチもあったようです。
暗いのですが、ここに戦争で亡くなった人のことについて書かれています。
銅像には雪が積もっていて白いガウンを着ているようにも見えます。
銅像の台座を拡大してみました。リースも置かれています。フィンランドの国旗と同じブルーと白。この時期には青と白のキャンドルがよく売られています。キャンドルにも国旗が描かれているものも置かれていますね。
カラー写真のはずなのにモノクロ写真のような仕上がりになりました。
ここは火葬された人たちの墓地。名前が書かれたプレートがたくさん掲げられています。
墓地のところどころにキャンドルが灯され、空はなぜか赤みを帯びていて不思議な雰囲気を醸し出していました。
Törnävä教会を横から撮ったところ。一部緑がかっていて、ジオラマのようにも見えますね。
少し寒かったのですが、新鮮な空気を吸うことができ、そして荘厳で静かな墓地に行けてよかったです。
ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。
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