2023-06-10 Sat
Moi!今日は朝からいいお天気に恵まれました。陽射しが強いので外も暖かいと思いきや最高気温は13度でした。でも月曜日以降は最高気温が念願の20度以上になります。結局庭のチューリップは咲きかけの蕾のまま朽ちていきそうです。しかも蕾までいきついたのはたった1つ。今年の春は本当に寒かっただけに20度以上の気温は有難みが増します。
さてセイナヨキのお隣のイルマヨキでは6/8から6/18まで音楽祭が開催されていて、コンサートやオペラが上演されています。今年の目玉はマリメッコの創立者をテーマにした”Armi”というオペラ。夏のイベントらしくKyrönjokiという川のほとりで行われるとのこと。そのため、服を着替えるところからすぐに川の近くに行けるという珍しい舞台設定。
Armiはフィンランドの家庭なら何かしらあるマリメッコというブランドを立ち上げ、今もなおそのブランドは輝き続けています。一時期若者の間で人気がなかったのですが、ここ数年でマリメッコのロゴバッグを持っている若者が一気に増えてきました。カジュアル路線も力を入れているので、そういった服を着た若者も見かけますしね。地元の新聞記事でインタビューされていたこのオペラの服飾デザイナーのLeena RintalaさんはボーダーのTシャツがお気に入りとのこと。
オペラの出演者は70人で1人につき何枚かの衣装があるのでその衣装を置く場所と着替える場所が大変だとのこと。だから着替える場所が川の近くなのですね。そして舞台で着られるマリメッコの衣装は、マリメッコからはボーダーのシャツを提供してもらったとのこと。ヨカポイカという縦じまのシャツはリサイクルショップなどから入手したそうです。
後はオペラは野外で行われるため(そしてフィンランドでは夏に雨も時々降るので)濡れてもダメにならない素材を選んだり、もし濡れてしまったらどうしたらすぐに乾かせるかも考えているとのこと。
オペラはマリメッコの創始者が中心なので是非観客もマリメッコの服、できればビンテージのデザインで観に来てほしいとLeenaさんは語っています。Leenaさんの日頃の行いがよいせいか会期中はすべて晴れの予報が出ています。
マリメッコ関連の写真は案外洋服がなかったのでヘルシンキのマリメッコショップのディスプレイをどうぞ。
お天気もよさそうだし、近いし、マリメッコの服を着てオペラを観に行くのもありかもしれませんね。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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