2023-06-08 Thu
Moi!午前中は曇りがちだったのですが、午後になって夏らしいいいお天気になりました。最高気温は14度。先週みぞれが降ったことを思えばとても快適な気温です。さらに週末には再び20度越えになりそうです。
さて、今日は友達の家に5月末に生まれたばかりの娘さんを見に行ってきました。とてもかわいく、とてもおとなしく、とても小さく、それでもお母さんに抱っこされながらお母さんの手をしっかり握っている姿に生命力を感じました。
赤ちゃんを寝かせているベッドに気になるものがあったので、写真を撮らせてほしいとお願いしたところ他のグッズも一緒に撮らせてくれました。
どれも手編みで無料でくれたそうです。かぐや姫が入っていそうな長い大きなソックスみたいなものはToukkapussi(=幼虫袋)といい、茶色のタコの編みぐるみはTurvalonkero(安全なタコの足)といい、そして赤ちゃん用のウールソックス。
まずToukkapussiはこのように赤ちゃんをすっぽりくるむもの。(写真は友達が提供してくれました。)
かわいいかぐや姫はこうやって見つかったのではないかと思えるほど。
最初の写真を見ると下に紐がついていますが、赤ちゃんを下から入れた後に紐を絞れば袋のできあがり。そしてニットなので赤ちゃんのサイズによって伸縮するのもよいですね。ちなみに友達の赤ちゃんは予定日より2週間早く生まれ、2500gだったのでフィンランドの赤ちゃんに比べたら小さいそうです。4500gで生まれた赤ちゃんもいたとか。
そしてタコの編みぐるみ。以前ニュースで読んだことがあったのですが、実物を見るのは初めて。未熟児で生まれた赤ちゃんは、授乳用の管やつながれているコードを握って危ないこともあるのだそうです。その代わりにこの編みぐるみを握って管等を抜いてしまうのを避けるために作られたもの。最初はポリでキャンペーンが始まり、その後編み図も公開され、一気に全国的なブームとなり今でも編み物好きの人が寄付しているようで病院にはたくさんのこのタコの編みぐるみがあり、好きなのを取ってよかったそうです。
またこの編みぐるみは認知症の患者さんにも握ってもらうこともあるのだそうです。触らせてもらったところ、柔らかくモフモフしていて確かに握っていたら安心する弾力性。赤ちゃんなら足の部分も喜びそうですよね。フィンランドではあまりタコは売られていないのですが、病院の新生児セクションにはたくさんいるようです。
ウールのソックスも小さくてかわいいですよね。これも寄付されたもの。編み物愛好家の多いフィンランドらしいグッズに感動したのでした。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
生まれた時に大きめだった方も、小さめだった方も、平均でしたという方も
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