2014-05-29 Thu
Moi!今日は夕方から雨が降る予定ですが、朝はとても晴れていていいお天気です。気温は15度まで上がるし、陽射しも明るいのでそんなに寒い感じはしません。今日は祝日なので家でのんびり過ごしています♪
さて、先日タンゴフェスティバルの楽しみ方についてご紹介しました。その中でもタンゴキング、タンゴクイーンのコンテストがこのイベントの目玉でもあります。
タンゴキング、タンゴクイーンの日本での同様の位置づけ、考えてみたのですが、ぴったりくるのが思い当たりません。のど自慢の年間チャンピオン?ミスインターナショナル?とにかくタンゴキング、タンゴクイーンに選ばれた日から、その人は有名人になり、色々なところで歌う場が増えます。
歴代のタンゴキングで特に有名になったのはJari Sillanpää(日本語でのWikipediaもありました)とArja Koriseva(彼女の英語のWikipediaはこちら)なのだそうです。またセイナヨキのご近所、アラヤルヴィ出身でタンゴキングに輝いたMarko Maunukselaは現在劇場で活躍しています。
今年は350名の応募者があったのだそうです。この350名を一次予選で100名に絞るのですが、それはどうしたかというと、インターネットでの投票が行われました。まず応募者は自分の持ち歌をビデオに収めます。家で収録してもいいし、最寄りのYleという公共放送局に出向いて録画してもOK.。
こちらは女性
http://yle.fi/aihe/tangomarkkinat/tangomarkkinakilpailijat-2014-naiset
こちらは男性
http://yle.fi/aihe/tangomarkkinat/tangomarkkinakilpailijat-2014-miehet
ちょっと別の見方をするとですね、写真の背景がYleでない人のビデオは自宅などで撮っているので、その人の自宅も垣間見えたりするのです。(←目的違う)
この数々のビデオから投票で男女30人ずつ、審査員で30人ずつ、合計60人が次の予選へと進みます。次のトゥルクでの予選で男女8名ずつ16名が選ばれ、その次にタンペレでの予選で男女6名ずつ12名が選ばれ、その12名がタンゴフェスティバルでの本選に出場することになります。タンゴキングの決勝戦は7月10日、タンゴクイーンの決勝戦は7月12日に行われます。
こちらは昨年のタンゴクイーンの決勝出場者。ドレスも見物です。
出典:.tangomarkkinat.fi
そしてタンゴキングの決勝出場者。
出典:.tangomarkkinat.fi
選ばれた暁にはこのようになります。王冠が。
出典:.yle.fi
こちらも王冠が!
出典:.yle.fi
まさに国民的行事でもあります。少しでもフィンランド人のタンゴに対する思い入れが伝われば幸いです。
ということで皆様、よい一日をお過ごしください。
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