2014-05-25 Sun
Moi!昨日はまたまた暑くて29度ぐらいまで上がりました。街の中ではDriftingの競技やリレーの競技なども行われていましたが、暑い中お疲れ様でございます。今日は曇りで夕方から雷雨の予報も出ているせいか、少し蒸し暑い感じがします。
さて、金曜日はフィンランドの画家、Soile Yli-Mäyry(=ソイレ ユリマウル)のアトリエのオープニングパーティーがあったので行ってきました。ソイレさんはフィンランド国内のみならず海外でも積極的に個展を開いている芸術家です。日本でも毎年春に個展を開いているので、日本通でもあります。ご本人同様画風はダイナミックかつエネルギッシュ。明るい色を使っているので見ていて落ち着きます。どのような絵かは、こちらのリンクのGalleryからご覧ください。
http://www.soileyli-mayry.com/
彼女はセイナヨキから車で30分離れたクオルタネ出身です。そして私の義父も同じ村出身で遠い親類でもあるのです。ついでに同じ村出身の有名人にかのアルヴァ・アールトがいるのです。同じ村から2人も有名人を輩出しているとは!ソイレさんは通常はラフティの街に住んでいるのですが、毎年この時期から今年は8/24まで、クオルタネにある彼女のアトリエをオープンするのです。毎日12時から17時まで開いていて運が良ければソイレさん自身にも会うことができます。
まずオープニングの前。数百名の招待者が列に並び、入口にいるソイレさんと旦那さんに挨拶をしてから中に入っていきます。
こちらは別館にかかっていた看板です。
パーティーは最初にピアノとバイオリンの演奏、主賓によるスピーチなどがあり、締めはソイレさん自身によるスピーチ。彼女は毎年違う色のスーツを着ているのですが、今年は地味めなブルー。去年は確かピンク、一昨年は黄色だった記憶があります。作品と同様エネルギッシュでユーモアのセンスのある方。芸術家というととっつきにく感じもありますが、非常に気さくな方です。
一連のスピーチが終わるとこの軽食がいただけます。こちらはメイン会場ですが、先ほどの別館にも同様のお料理が準備されていました。ちょっとわかりづらいのですが、ナプキンにもソイレさんのロゴがゴールドで書かれています。
お腹を満たした後はアトリエをじっくり見学させてもらいました。こんな青の色調のものや
暖かい色調の作品群。
こんなアクアブルーの作品もあり、
フィンランドの伝統工芸ヒンメリと飾られているものもありました。
ちなみに今回メインの会場に大きく飾られていた3.5mx2mの絵は売却先が決まっておりました。かなり存在感があるのでどこかの企業がメインロビーなどに飾るのかな、などと話していました。ほとんどの絵に(結構な)値段がついておりましたが、興味のある方はもちろんご購入可能です。
そしてベネチアで創られているグラスアートも見逃せません。
これもかわいい!私は電車、というより汽車かと思ったのですが、家人はトラクターではないかと。タイトルにはどちらかは明記されていませんでしたが、アスファルト云々というタイトルがつけられていました。
こちらは別館にあったランプ。別館自体が少し薄暗いのでこういったランプがアクセントになっていました。
ソイレさんはこの家ではなく、そこから少し離れたところが生家なのだそうですが、フィンランドの昔からあるこの家を買い取ってアトリエにしています。こういったレトロなミシンやアイロン、ヤカンなどもそのまま残されていました。
本館を外から眺めるとこんな感じ。
角度を変えるとこんな感じ。
こんな緑に囲まれた閑静なアトリエにいると創作意欲も絶え間なく湧いてくることでしょう。8月にはイタリア、トスカーナで1ヵ月間個展を開くそうです。
もしチャンスがあれば是非クオルタネのソイレさんのアトリエにもお出かけください。きっとよいエネルギーを充填できますよ。引き続きよい週末をお過ごしください。
アイスホッケー世界選手権、8位ぎりぎり予選通過だったフィンランド、次々に強豪を破りなんと今晩ロシアと決勝戦。さてどうなるか?関係ありませんが、
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