2023-01-03 Tue
1日遅れてしまいましたが、明けましておめでとうございます。2023年の幕開けですね。今年もどうぞよろしくお願いします。
さてフィンランドでは元旦は祝日ですが、今年は日曜日。日本のような振替休日はないので今日から通常の生活に戻りました。休息はしっかり取ったのですが結局ほとんどどこにも行けず、友達にも会わずの不完全燃焼な冬休みでしたが、仕方ないですね。
大晦日はプラスの気温で雨が降ったのですが、元旦、そして今日もよいお天気に恵まれました。今日の最高気温は-3度。木曜日から-10度以下になりそうです。
昨日は元旦で久々の快晴。日の出時間を見ると10時1分。日本で初日の出を見ようとすると早く起きなければなりませんが、10時なら朝ごはんをゆっくり食べても問題なし。とにかく元旦に快晴という条件はなかなかないので家人を誘って近所の湖に初日の出を見に行くことにしました。
前日雨が降って一部雪は溶けましたが、湖にはしっかり氷が張っていました。
葉が落ちて寒々しい白樺の木から透けて見える太陽の光もよいものです。
こういう写真を見ていると地球が大気に覆われていることに気づかされます。
ここでお気づきの方もいるかと思うのですが、湖に行ったものの太陽が見える方角ではなかったのですよね。
ここで私たちは車を走らせ、雪山、というか雪丘の上にあるバードウォッチングタワーに行くことに。
ふと家人の靴を見るとばっちりごっつい登山靴を履いています。そういえば出かける前に色々着込んでいたっけ。一方私は街歩き用のロングブーツ。長めのダウンジャケットを羽織っていたもののイヤーマフもニット帽もなし。さては諮られたか。
こんなところを上って行ったんですよ。ロングブーツで。滑るところもあったし、突然雪にズボッとはまるところもあったし、病み上がりだし。でも家人はこういう部分では聞く耳持たず、私はブーブー文句を言いながらついていくしかないというパターン。
ブーブー文句は言うものの、こんな景色が見えるとやっぱり来てよかったと思うのですよ。
雪山、もとい雪丘に登った後になお雪だるまを作った人がいたらしい。雨でだいぶん溶けていましたけど。
ベンチと、一応BBQができる場所。眺めは最高です。
最終目的地はこのバードウォッチングタワー。高所恐怖症の私はかなりへっぴり腰で上までどうにかたどり着くことができました。ブログのためなら体、張ります。
初日の出、見えました~。しかも風があったので太陽の周りの雲が揺れているのも神秘的でした。
初の日の出のさして 山の端いと近うなりたるに
どこかの国の国旗にありそうな鮮やかな配色。
丘を下った後の湖と水平線の色にもうっとり。
木漏れ日のオレンジも雪の上で美しく反射していたのでした。
湖畔には冬ならではの遊び場が復活していました。子どもはトロッコに乗り、大人は真ん中でてこの原理を利用してトロッコを回します。
雪が中途半端に溶けて凍るとこんなことになります。歩き慣れていない私は重心を低く、滑らないように一歩ずつ大地を踏みしめて歩くのです。平地が多いこの地方ではこの体制で臨めば大体は転ぶことは免れます。
ということで日本にいらっしゃる皆様は引き続きよいお正月休みを、そうでない方々はよい1週間の始まりをお迎えください。
外出する時は山歩き対応をしていますという方も、基本街歩き対応ですねという方も
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