Visit Lakeus ラリードライバーの悲劇
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ラリードライバーの悲劇
Moi!

昨日は久々に夜、雪ではなく雨が降りました。これも暖かくなってきた証拠ですね。もしくは前日に半年ぶりぐらいに洗車をしたせい??

昨日は友達夫婦のお招きを受け、お宅にお邪魔しました。中国人+フィン人の友達夫婦も招かれていたので久々の再会でした。友達夫婦宅には今回が3回目の訪問なのですが、毎回行くたびに思い出す事件があります。

それは初回に訪問したときのこと。時期は9月頃でまだそんなに暗くもなく、雪も当然ありませんでした。私達は中国人+フィン人夫婦と一緒に出向いたのですが、約束の時間より10分ほど早く着きそうでした。何かの情報でお招きを受けたときに早めに到着するのはあまりよくないというのを読んだこともあり、友人宅まで100mぐらい手前で車を停めて待機することにしました。その道は畑のあぜ道のようなところで、対向車がぎりぎり行きかうことができるぐらいの狭くて舗装もされていない道でした。が、その道沿いには10軒ぐらいしか家がないからま、いいかと片側の道を占拠していました。

しばらくすると向こうからラリードライバーのごとく結構なスピードを出した車がやってきたかと思うと、なんとその車はそのままダイブして畑に横転してしまいました

運転席が地面側になっていたのですが、まず10歳ぐらいの男の子がドアからはい登ってきました。引き続き車の中から”Apua! Apua!"という女性の声が聞こえてくるのですが、彼女はすっかり気が動転していて運転席のドアから出ようとしていたのです。当然地面に接地しているので開くはずもなく。何事かと車を出た私達は、彼女に別のドアから出るようアドバイス。ちなみに”Apua”というのは”助けて”という意味なのですが、それまでは”もう勘弁してよ”というニュアンスで使われていることを聞いたことはあっても、緊急事態で本来の意味で使われているのはここで初めて聞きました。

どうにかこうにか運転席と反対側のドアから脱出してきた若い彼女。本当に気が動転していた様子で、旦那さんもしくはボーイフレンドに電話をしていたのですが、会話の途中で電話を落としてしまったにも関わらず、拾うこともできずそのまま。見かねた家人が”私、○○と言います。今XXXにいて…”などと状況を説明していました。

その後すぐに窓から一部始終を見ていた、招待してくれていた友達夫婦の旦那さんもかけつけ、車をダイブさせた彼女の旦那さんまたはボーイフレンドもトヨタのかなり大きな四駆でかけつけ、加えて事故現場の目の前の家からも男性が出てきました。

そこからすばらしい連係プレーが。目の前の家の方は幸運なことに牽引用の綱のようなものを持っていたので、四駆のトヨタのフックに片方を、もう片方はダイブしたこれまたトヨタの中型車につけ、四駆トヨタで牽引しつつ、男性4人が畑におりてダイブした車を押し上げました。結果車は無事車道に。ダイブした車はガラスが割れているわけでもなく、無傷のようにも見えました。

この件でフィンランド人の有事の際の問題処理能力の有能さと、狭い道でラリーのごとくスピードを出すと大変なことになることと、畑に少々車が落ちても大丈夫ということを学んだのでした。

写真を撮りたい気持にとても駆り立てられたのですが、やはりそれはできませんでした。

昨日も実はナビゲーターの計算ミスのおかげで5分前に着いてしまったのですが、不幸なラリードライバーの悲劇を再び起こさないよう早めに友達宅を訪問しました。

最後の写真、まったく関係ないのですが昔広告に載っていたモデルさんのポーズ。別のページにあったのですが、あえて一緒に撮ってみました。ほほ。このセンス、日本にはないかも。女性のモデルさん、ちょっと嫌がってる??
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ということで皆様、引き続きよい週末をお過ごしください。

冷静に考えてみると車をダイブさせて彼女、実は強運の持ち主かも、に
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| 18:34:08 | トラックバック(0) | コメント(0)
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