2021-06-11 Fri
Moi!今日も夏らしい日差しがキラキラしているいいお天気で、気温は26度まで上がります。週末は少しお天気が崩れ、気温が下がるようなので今日しっかり楽しまなければ。
さて、私はひっそり日本のドラマを時々見ています。その中で今週見たドラマについて印象的だったシーンについて勝手に語ります。
主人公の女性がひょんなことで知り合った男性と意気投合。思いがけない展開に驚きながらも親交を深める二人。その日は主人公の女性の部屋に男性が訪ねてきて、来るべき未来について話し合う。その雰囲気は幸せで穏やかな空気に包まれていて、笑顔の二人。でも幸せの中に時々出てくる不安なシグナル。
男性は家路に。最後に二人は自然に抱き合い、女性は男性の頬にキスをする。満面の笑顔で”じゃあ”と言い合って別れ、それぞれ別の方向に歩き始める。
決して振り向かず、一歩ずつ別の方向に向かう二人。
ここで二人の別れが伝わってきました。
もし二人に未来があったら、楽しい時間の後に次はいつ会えるのかわくわくして、楽しかった事実を確かめたくて振り返るような気がするのです。そしてどちらかに未練があったら最後の後ろ姿を確認したくて振り返ってしまうような気がするのです。でもこのシーンでは二人ともピント背筋を伸ばして前を向き、どんどん二人の距離が離れていく、そして主人公の女性の闘志を秘めたような何かを決断したような表情が秀悦でした。
その後彼女は別れた理由を話すシーンがあるのですが…
うーむ、勝手な妄想ですが、脚本家はわざわざ理由を言わせたくなかったのではないかと思ったのでした。
ドラマの中で語られた別れた理由は、一理あるかもしれないけど、色々な要素の一つでしかない。そしてすべての感情は言語化できるものではないし、する必要はないし、言語化した途端に陳腐になってしまうこともある。
妄想は続きますが、心を通わせた人との苦渋の決断をして別れた後は誰かに会うのではなく、一人で家に帰って突然家の片づけとか唐突なことを始めてしまう方がしっくりくるような気がしたのでした。
ちょうどこの記事を読んだばかりだったので余計に。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/83647
このドラマも来週が最終回。今からとても楽しみにしているのです。
別の道を進んだとしても、同じ道を進んだとしても目の前に自分の道が開けています。
ということで皆様、よい週末をお迎えください。
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