2020-08-11 Tue
Moi!今日も引き続きよいお天気が続き、最高気温は20度。来週は嬉しいことに25度の夏日がきそうです。随分日も短くなってきましたが、気温が上がりお天気がいいと気持も上がります。
さて、サヴォリンナのOlavi城の後に向かったのがPunkaharjuという街にあるSaimaa Taideluolaという美術館。きっかけはニュースでこの美術館が紹介されていて、おもしろそうだったから。またフィンランド東部、湖水地方にはあまり行ったことがなかったのでせっかくのチャンスと足を運んだ次第。
歴史をざっと読んでみるとその昔はサヴォリンナオペラフェスティバルと共に盛況で展示やコンサートも行われていたようですが、経営難でオーナーが何度か変わり、2020年7月にリニューアルオープンしたようです。新しくカフェスペースができ、絵画の展示もされていました。この作品はフィンランド在住の中国人の方によるもので、他の作品では漢字も使われていました。右端にカタカナでベルリンと書かれているのは単なる空目でしょうかね。
美術館はこちらもガイド付きツアー。今回のガイドさんははっきり、ゆっくり話してくれたので理解しやすく助かりました。
今回の展示はTeam Labでもおなじみのデジタルアートが目玉でした。ちょっと紛らわしい書き方をしましたが、これはTeam Labの作品ではありません。
こちらには石が吊り下げられているアート。”影もご注目ください”と言われ、確かに影もアートの一部となっていたのに気付きました。
そして岩面に映し出される楽しそうなアート。
もう1つの岩面。このぐるぐる回るのもかわいいですよね。
もともと洞窟のようなところを美術館にしているのです。
こちらもデジタルアートの一種でしょうか。色が時間が経つと変わります。
今回のもう一つのテーマはカレヴァラというフィンランドの民族叙事詩に基づいた絵がデジタルで壁に映し出され、ガイドの方が説明をしてくれました。
フィンランドの教科書に載っているレベルの有名な絵。
館内は暗めなのでアートを集中して見やすかったです。
こんな洞穴が。自然の地形を利用した美術館だということに気付かされます。
アクセサリーになりそうな色鮮やかなアート。説明内容、すっかり忘れてしまいました
ちょっとカリブの海賊感漂う展示もありました。
館内だけではなく広大な敷地にもこんなアートや
噴水にも彫刻、
死体が埋まっているかのような
同じ敷地内にはJohanna Orasのアートギャラリーもありました。
彼女の作品は華やかで元気が出そうなものがたくさん題材となっていました。
絵画も売られていて、またいくつかの作品はトレイ、まな板、スカーフなどに商品化されていて、ご本人自らがお店にいました。
こんな感じの絵もありましたよ。
そして庭も広々として美しかったです。
地方にもおもしろい美術館があるのを再認識した旅でした。この美術館は来年から数年かけて”Centre of Art and Culture"を作るとのことで完成した時に訪れるのも楽しそうです。
ということで皆様、よい一日をお過ごし/お迎えください。
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